建築工事メインの秀和建設は、店舗や工場などの”箱もの”を中心に、様々な建物の新築・リニューアルを手がけています。住宅にもその技術を活かし、木造だけでなく鉄骨造の家を数多く施工。中越地震で大きな被害があった地域だけに、耐震性・耐久性に優れた夢ハウスブランドの家づくりは、土地柄を知り尽くした同社ならではと信頼を集めています。 　　　　　　
その地域密着の姿勢こそ同社の特徴。地元のカフェやキッチンカーが並ぶ楽しいイベントを開催したり、おしゃれなオフィスの一角をコワーキングスペースとして開放したりと、地域との交流を育む様々なコトづくりにも取り組んでいます。建物づくりは街づくり。それが、地域に根ざし愛されてきた秀和建設の考え方なのです。

職場はとても和やかで、困ったときには助け合う風土が根づいています。「若手からベテランまで、仕事を離れても楽しく交流しています。イベントではマリオカートでおおいに盛り上がるんですよ」と本多さん。働く環境も常にアップデートされ、年間休日は120日に。またDX化の推進により、図面や各種書類などのデータをスマホで共有できる環境が整っています。「日報の提出もそれでOK。現場から直帰できるため効率的です」。
新入社員にうれしいのは「おにいちゃん・おねえちゃん制度」。年齢の近い先輩社員がメンターとなり、業務のことや会社のルールなど細かなところまでフォローします。さらに社外研修への派遣などスキルアップの機会も豊富なので、ゼロスタートでも安心ですよ。

社員の皆さんは、仕事や会社のどんなところに魅力を感じているのでしょう。”施工管理職の清水さんに聞きました。
「施工管理は、工事の計画、図面や見積の作成、工事写真の撮影ほか、時には現場作業も行うプレイングマネージャー。よく建物完成時の達成感がやりがいに挙げられますが、私は完成に近づく過程こそ醍醐味だと思います。壁ができ、屋根ができ、図面通りに工事が進む様子に『おお、すごいな』とその都度感動しています」。
心がけているのは余裕ある行動。「朝、早めに来て現場を回ると、夜間の気候変化による問題点などにも速やかに対策でき、その日の作業がスムーズになります」と清水さん。大規模工事も任される人材を目指し、日々の学びを成長につなげています。

「お客様とは一生のお付き合い」と話すのは住宅事業部で営業職を務める井口さん。「1～2万円で宿泊できるホテルがあれだけ行き届いた接客を行うのだから、数千万円の商品を取り扱う住宅メーカーはもっとやらないと」と面倒なことは全て引き受け、時にはプロの見地から厳しい意見を呈しつつも、誠心誠意の対応を心がています。 綿密なヒアリングから始まる自身の仕事を「お客様とカードゲームをしているイメージ」と井口さん。先方の手札(理想)を探り、自らの手札(ノウハウ)を切りながら最良を目指すのが自身のスタイルです。
それを支えるのは、仕事に集中できる同社の好環境。「子どもの体調不良や行事で急に休むときも快く受け入れてくれるなど、融通がきく環境に感謝しています」。