Y・K

　学生時代に中国語を専攻していたのですが、地元で語学を活かせる企業を探していました。その中で当社に中国・上海に事務所があると知りました。その当時は家から通えることを重視していたのですが、周りでは「新潟精機っていい会社だよね」と評判が良かったんですよね。どんな製品を作っているかは、どちらかというと二の次でしたね（笑）。

S・I

　大学では歴史を専攻していた文系出身者です。当初から、営業職や定型業務は自分に向かないと自覚していて、漠然とですが「考える仕事」に就きたいと思っていました。当社は開発職でも文系OKだったことが決め手に。またUターン就職を希望していた私にとって、家から近い立地もメリットでした。

H・I

　主な仕事は新商品の設計、開発です。その中でも、商品の中に組み込まれたコンピューターのプログラムを任されることが多いですね。他にもOEMの設計指示、機械的な設計・製図、電気的な回路設計などを行なっています。

S・I

　DIY向け商品の導入に携わっています。中国や台湾から仕入れた製品の仕様を変更し、それに対する試験や検証などを行ってOEM商品化するのが主な業務です。また、測定器通信ソフトのアップデートも担当。不具合を解消し、要望に応じてブラッシュアップしています。

Y・K

　お二人は新卒で技術開発部ですが、私は以前、パッケージの部門にいて、技術開発部は2014年からになります。仕事として新商品開発から既存製品の変更対応、特許や商標、意匠など、製品の知的財産管理や調査も担当しています。

S・I

　一品入魂ではなく多くの商品に携わるため様々な知見を得られること。それを活かして取り組んだ開発がうまくいき、商品が予想通りの動きを見せたときなどに面白みを感じます。担当した商品が世に出ることはもちろんですが、その売上が好調だったりすると喜びも倍増しますね。また個人的には、あの商品ってここでこうやってつくられているんだ、といった業界事情を垣間見ることができるのも楽しいです（笑）。

Y・K

　仕事の中で新しい発見があったり、測定工具に関する専門的な知識が身に付いていくことですね。私は理系でもなく、事業内容に興味を持って始めた仕事ではなかったこともあり、この仕事の面白さはモノづくりに関わり、経験を積んでいくごとに感じるようになりました。Iさん同様、担当した商品が商品が完成して、良い評判を聞くとやっぱりうれしいです！

H・I

　知識がアップデートしていくことでしょうか。常に新しいことを覚えて学ぶ機会があり、チャレンジを後押ししてもらうことも多く、ありがたく思っています。技術開発部は20代から70代と年代が幅広いのですが、若手はベテランに教わることも多い一方で、ベテランスタッフも技術的に知らないことや新しい知識に触れている姿もよく見かけます。仕事に関わる学びに貪欲になれる環境だと思います。

Y・K

　当社オリジナルの目盛「快段目盛」を施したT型定規です。私が技術開発部に配属になって、初めて開発した製品なんです。図面描きはもちろん、素材や作りに関しても製造現場にも何度も足を運んでゼロから作り上げたので、今見ても感慨深いです。

S・I

　入社1年目に担当した電動工具の導入業務です。検証結果について上司に一つひとつダメ出しをいただくなどなかなか大変だったのですが（笑）、あの経験があってよかったと心から思います。今も検証のたびに指摘された点を思い出して気が引き締まりますから。上司や先輩に相談しやすく、そこから問題の解決策やヒント、新しい考え方などを得ることができるのは、当社の大きな魅力だと思います。