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知識もコミュニケーション能力も大事!?税理士法人の仕事に迫る!
会計・税務・企業の経営コンサルティングまで。企業の課題に多角的に取り組む税理士法人
1979年に新潟市で税理士事務所を開設、2005年に「税理士法人」となり、創業から45年を越える小川会計。グループ全体の社員数は90名以上と、この規模の大きさは新潟では少なく、会計や税務、さらにはコンサルティング業務まで幅広く担っているのが特徴です。
今回は入社1〜2年目の先輩社員3名に仕事の魅力ややりがい、社内環境についてたっぷりとお聞きしました!
新潟市東区にある小川会計本社。お客様の課題を引き出し、それを解決していくことが仕事のため、専門的な知識と同じくらい“対話力”が必要とのこと。知識もコミュニケーションも必要な業務…先輩社員がどんな風に取り組んでいるのか、気になります!
企業の経営に関する幅広い相談・提案に対応!
小川会計は企業の経理業務代行から税金の申告業務、給与計算や各種保険手続き、事業承継といった様々な企業の経理・経営に関わる業務を中心に、経営相談や計画など、経営コンサルティング業務にも積極的に取り組んでいます。近年は会計・税務をお手伝いしたお客様からコンサルティング業務も任せてもらうといったケースが増えているそうです。これまでのサポートで培った信頼と実績が、着実に次の仕事へとつながっているんですね!
人事ご担当の村山さん、小川さんは学生さんに向けてこんなことも教えてくれました。「会計事務所というとパソコンに向かって黙々と作業する印象があるかもしれませんが、それだけでもないんです。実際はお客様の経理・経営に関する課題について対話を重ね、解決に導くことも仕事の一つですから、コミュニケーション能力も大切です」。
なるほど。専門的な知識はなくてもいいのでしょうか?
「専門的な知識は業務の上では必須ですので、勉強を続けていくことになります。ただ仕事をしていく過程で身につけていけますし、当社は税法などの各種専門分野の講師による社内研修を行ったりと、入社後のスキルアップフォロー体制にも努めています。入社時点では、①日商簿記2級取得または取得予定、②経済系の学部出身、③経営に興味がある、のいずれかを満たす方であればOKです。なので、経営に興味があってコミュニケーション能力を生かしたいという方も大歓迎!」。
会計事務所というと、個人事務所や10名弱の法人が多いイメージですが、小川会計はグループで90名以上! 新潟市東区にある本社ほか3つの事業所を市内に構え、大規模に展開。新人スタッフも毎年採用しているそうです。
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本社内の執務スペース。事務所内には大型モニターが設置され、各事務所と中継が結ばれています。違う事務所で働いていてもモニターを見れば社内に誰がいるか確認できるので、グループ内の連携や作業効率もアップ!
先輩の数だけ仕事のスタイルを学べる
まずは、入社1年目の倉又さんにお話を伺います。入社のきっかけを教えてください!
「専門学校で学んでいた簿記を生かしたいと思い、応援団ナビのアプリで職種を絞って検索していたときに小川会計を知りました。入社の決め手は、説明会で見た先輩のインタビュー動画です。自分の職場や仕事について笑顔で楽しそうに話している姿が、とても印象的でした」
現在はどんな業務を担当していますか?
「先輩に同行しながら、お客様の月次巡回監査や決算業務を担当しています。覚えることは多いですが、周囲の先輩や上司の方に支えられて、楽しく仕事に取り組んでいます」
小川会計にはメンター制度があるそうですね。
「はい。私のメンターは入社5年目の先輩で、年齢も近く話しやすい存在です。私が以前に話したことを覚えていて、『ところであれ、どうなった?』と声をかけてくれるなど、気にかけてもらえるのがうれしいです」
少人数の会計事務所も多いなか、社員数が90人近い小川会計で働く魅力とは?
「頼れる人がたくさんいるのはもちろん、多様な価値観に触れられることが私にとって大きな魅力です。さまざまな考え方やお客様との関わり方を学び、自分の成長につなげていける職場だと感じます」
多くの先輩の仕事を見聞きし、自分ならではのスタイルを築いていける環境があるのですね。
さまざまな特例や制度を理解するため、調べたことをファイリングして見返すようにしているのだとか。自身の作業に活かせるよう意識しています。
「メンターの先輩はもちろん、誰に聞いても丁寧に教えてくれる人が多いのが魅力です。」と倉又さん。先輩たちと一緒にご飯へ行くこともあるそうです。
経営者の方と“未来”の話ができる仕事
続いて、入社2年目の加藤さんに伺います。現在はどのような業務を担当しているのでしょうか?
「毎月お客様を訪問し、経営状況などを伺いながら、お預かりした資料をもとに情報をパソコンに入力して税務書類を作成しています。また、1年の締めくくりである決算業務も担当しています。新潟市内を中心に15件ほどのお客様を担当しており、飲食、建設、映像制作、美容室など業種は多岐にわたります。最近では売上数十億円規模の大手企業も担当できるよう勉強中で、税理士の先生や先輩に同行させてもらっています」
2年目にして活躍のフィールドを広げていますね。入社して意外だったことはありましたか?
「外に出る機会が多く、経営者様と直接お話しする場面が想像以上に多かったことです。最初はとても緊張しましたが、訪問を重ねるうちに『これをやってみたい』『この計画についてどう思う?』と未来の相談をしていただくようになりました。過去の数字だけでなく、これからの経営について一緒に考えられることに信頼関係を実感し、この仕事ならではのやりがいを感じます」
最後に、就活中の学生の皆さんへメッセージをお願いします。
「学生時代の勉強も大切ですが、この仕事は社会人になっても学びが続きます。学生のうちにしかできない旅行や趣味も、ぜひ存分に楽しんでほしいと思います」
お客様との世間話の延長で経営に関する話題になることも多いため、幅広い業界の知識を日ごろから吸収することも大事だといいます。
「各種税法や労務の専門知識が必要になるのも難しい点です。自分で調べてみて、それでも分からないことは先輩方に質問・相談をするように心がけています。」と加藤さん。
新しいことを学べる研修の機会が充実
最後は、総務部所属の渡部さんです。まず、入社のきっかけを教えてください。
「大学の授業で簿記を学んだのがきっかけで、『数字を扱う仕事が好きかもしれない』と思うようになりました。その後、簿記3級と2級を取得し、税理士事務所を中心に就職活動を開始しました。研修や制度が整っている大きめの法人で働きたいと考え、小川会計を選びました」
総務部ではどのような仕事をしていますか?
「電話対応などの仕事が中心かなと思っていたのですが、実際にはお客様企業の給与計算、小川会計の請求書発行補助、電子申告、データ入力など幅広い業務があります」
業務の中で大変に感じたことはありますか?
「給与計算は単純な入力作業だと思っていたのですが、社会保険の手続きなど例外的なケースも多いと知って驚きました。わからないところを先輩に質問すると、手を止めて丁寧に教えてくれたり、初めての事例は一緒に調べてくれたりと、知識も人柄も尊敬できる先輩が多く、とても働きやすい環境です」
入社前に期待していた研修や制度面はいかがですか?
「毎週金曜日の若手研修や月1回の職員研修があり、日々学んでいける機会が充実しています。有給も取りやすく、土日と合わせて旅行に行くこともあります!」
オン・オフの切り替えがしやすい環境で働いているのですね。ありがとうございました!
業務が多岐にわたるため、一つひとつの作業を確実にこなすことを心掛けているそう。スケジュール管理など、マルチタスクに必要なスキルが身に付きそうです。
先輩方にも助けを借りながら、自身の強みを見つけて伸ばしていきたいという渡部さん。成長を全面的にサポートしてくれる環境が整っています!
入社数年目の皆さんは基本的な知識はもちろん、社内研修や日頃の先輩や上司との交流を通して知識を深めている印象を持ちました。また、社内には仕事に関する書籍や資料をたくさんそろえた本棚もあり、社員の成長フォローやスキルアップに注力していることが伝わってきます。企業への提案から監査、コンサルティングをはじめ、会計事務所でしかできない仕事に関われるのも魅力でしょう。「経営者の想いに寄り添う」、その想いを多様なカタチで表されていました!
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