うおぬま人事交流しませんか?

【魚沼地域看護職員人事交流事業】

魚沼地域(魚沼市、南魚沼市、十日町市、湯沢町、津南町)では、「地域全体でひとつの病院」を合言葉に、地域内で開かれた学びの環境づくりに取り組んでいます。

魚沼地域看護職員人事交流事業とは?

平成28(2016)年度から魚沼地域で実施されている人事交流事業です。人事交流が、自施設では体験できない看護実践や他施設機能の理解につながり、病院・施設間、多職種間の連携が深まっています。働きやすく、住み続けたい魚沼地域の情報発信にもつながっています。
イメージ
INTERVIEW
患者さんを地域で支える。他院との連携や自分の視点が拡がる、人事交流事業。
お二人に地元のゆるキャラを手にしていただきました。左から、ネージュ(十日町市)、こめつぐ君(南魚沼市)、つなっぺ(津南町)です。

まずはお二人の自己紹介をお願いします。

▶︎ 根津さん
県立十日町病院の地域連携室で看護師をしています。看護師になって23年目です。ずっと十日町病院に勤務していますが、病棟、外来を経験した後、数年前から地域連携室で勤務しています。

▶︎ 井口さん
魚沼基幹病院東6病棟に勤務しています。看護師として就職して5年目です。新しい病院の立ち上げに携わることは貴重な経験になると考え、地元の魚沼基幹病院に就職しました。※2015年6月開院

勤務先での業務のやりがいや苦労していることを教えてください。

根津さん

▶︎ 根津さん
県立十日町病院では、入院前の情報を入手するところから退院後の支援まで、一人の患者さんについてトータルに関わることができます。病院に入院している時と地域に戻られた時とでは、患者さんの生活は異なります。地域と連携しながら一人ひとりの生活に合わせて支援できるところに、看護師としてのやりがいを感じますね。
十日町市は一人暮らしや高齢者世帯も多く、退院調整に苦渋するケースが多い傾向にあります。

▶︎ 井口さん
私が勤務している病棟は、整形外科、血液内科、神経内科の混合病棟です。入退院が頻繁で、手術や化学療法など慌ただしい毎日ですが、患者さんの苦痛や不安を取り除けるように心がけています。患者さんが元気になって退院していくのが一番うれしいですね。退院の際に声をかけてくださる患者さんの姿は、私たちの励みになっています。
魚沼地域は高齢の患者さんが多いので、せっかくADL(日常生活動作)の機能が回復しても退院調整が難しく、苦労しています。

 

人事交流に参加したきっかけは何ですか。

井口さん

▶︎ 根津さん
普段連携している病院に、地域連携・退院支援について学ぶことのできる人事交流の研修があったことがきっかけです。連携先の病院とは以前から電話でやりとりしてきましたが、実際に現場を見ないと分からないこともあると感じていました。連携している病院や地域を知るために同僚と一緒に参加を決め、私は町立津南病院、同僚は県立松代病院を選んで人事交流に参加しました。

▶︎ 井口さん
私が人事交流の存在を知ったのは、当院の救急救命センターに他院の看護師が研修に来ている場面を見てからです。臨床研修としての位置づけで人事交流を紹介していただき、参加を決めました。他院と交流できるのは、非常に良い取り組みだと思います。

 

どのような目標を持って人事交流に臨みましたか。

▶︎ 根津さん
私は、当院から県立松代病院や町立津南病院への転院をスムーズにできたらと考えていました。そのためにも、人事交流を通じて他院のベッドコントロールの状況を知り、患者さんの受け入れの現状を知りたいと思いました。他院や地域を知ることで、今後の病院間の連携強化につなげたいと思っていたんです。

▶︎ 井口さん
他院の認知症看護を学びたいと考えていました。当院にも多くの認知症患者さんがいらっしゃいます。私は自分の病院のことしか分からなかったので、他院ではどのように認知症の勉強をして、どのように患者さんに対応しているのか、学びたいと思いました。

人事交流の内容について教えてください。

▶︎ 根津さん
訪問看護、訪問診察への同行、地域連携室の業務を経験しました。在宅ケア会議にも参加し、津南町の保健師、地域包括ケアの担当者とも情報交換をすることができました。病院と地域とのつながりの重要性を改めて実感できたと思っています。

▶︎ 井口さん
南魚沼市民病院には認知症疾患医療センターがあり、認知症認定看護師や精神科医からなる認知症ケアチームがあります。人事交流では、認知症ケアチームの役割や病棟との連携の様子を学びました。身体抑制についての記録方法と転倒転落アセスメントスコアシートの活用方法は、自分の業務を振り返る上で参考になりましたね。また、院内デイケアでは、集団でのレクリエーションを兼ねた理学・作業療法の中で、普段のケアでは気づかない患者さんの様子を知ることができました。

イメージ

人事交流の経験は、その後の業務にどのように活かされていますか。

▶︎ 根津さん
町立津南病院の様子がよく分かり、連携しやすくなりました。津南病院では、ベッドコントロールに関する院内連携が上手く図られています。当院でも見習うべき点があると感じました。津南病院のような地域に密着した病院は非常に重要な役割を果たしていて、当院の機能と連携させながら地域で患者さんを支えるという今後の展望が見えました。

▶︎ 井口さん
人事交流で学んだことを活かしつつ、日々の看護にあたっています。認知症の急性期であっても患者さんの状況をしっかり捉えてアセスメントを行い、患者さんの様子を医師にフィードバックできれば、薬剤調整や環境調整によって、患者さんの苦痛が少なくなるような看護ができると思います。患者さんの負担を軽減するため、転院についてスムーズな連携を図ろうと心がけるようになりました。

イメージ

魚沼地域の魅力を教えてください。

▶︎ 根津さん
都会のような便利さはないけれど、暮らすのにちょうど良い場所だと思っています。
新潟市や長岡市のように大きな病院がたくさんあるわけではありませんが、魚沼地域では、高度医療・専門医療を担う病院と、それぞれの生活圏で医療・地域包括ケアを担う病院が適切に役割分担し、連携システムを作り上げています。お互いの役割を理解し、活用するために、魚沼地域で実施している人事交流は魅力的な取り組みだと思います。

▶︎ 井口さん
魚沼地域は自然豊かな地域ですので、アウトドアが好きな方にはおすすめです!
私は急性期の患者さんを中心として看護にあたっていますが、毎日退院支援などの業務も入ります。急性期、慢性期から退院まで一人の患者さんに丁寧に関わっていくことが多いのも、魚沼地域で看護師として働く上での魅力の1つだと思います。

 

将来の夢や目標を教えてください。

▶︎ 根津さん
魚沼地域の各病院の機能や得意分野を活かしながら連携し、みんなで患者さんを支える仕組みを整えていきたいです。私は、最後まで魚沼地域に貢献していきたいと思っています。

▶︎ 井口さん
基幹病院としての役割を意識しながら、地域に愛される病院になるように私自身も努力していきます!

 

イメージ

ある日の研修の流れ

■根津さん
8:30 出勤
9:00 訪問診療(内科外来)
12:30 昼食
13:30 地域連携室
14:00 連携室ミーティング参加
(主に多職種で包括ケア病床、対象者の選定)
15:00 地域連携室
退院支援会議や病状説明、退院支援カンファレンス等
17:15 退勤
■井口さん
8:30 出勤
9:00 オリエンテーション
10:00 認知症疾患医療センター患者相談 見学
12:30 昼食
13:30 認知症ケアチームの回診準備
認知症認定看護師の情報収集の見学
認知症ケアチームの回診見学・回診後カンファレンス見学
17:15 退勤
 
地域全体でひとつの病院
うおぬま人事交流しませんか?

※画像クリックでPDFが開きます

TOP