新卒積極採用施設特集
辛い入院中の温かな思い出。
憧れは現実となり、さらなる成長への原動力に。
就職の動機を教えてください。 |
小学4年生の時の入院がきっかけでした。病院での非日常の生活、苦しいリハビリの中、看護師さんが私にいつも優しく声を掛けてくれたんです。精神的に支えられた思い出が、いつしか憧れへと変わっていきました。 |
新潟大学医歯学総合病院を就職先に選ばれた理由は? |
県内最先端の環境に身を置きたいと思ったからです。当院は3次救急を行っており、自分には無理ではないかと考えたこともありましたが、ここで思い切り自分を成長させることを選びました。 |
患児はもちろん、そのご家族にも寄り添うこと。
小児科ならではの楽しさであり、難しさです。
現在の主な仕事内容を教えてください。 |
小児科病棟に勤務しているため、子どもとご家族の方に関わっています。朝は清潔ケアや検温に始まり、患児の1日の治療スケジュールに合わせた投薬や点滴の管理、リハビリや院内学級等の時間調節など、様々な場面で入院生活の援助をします。時にはおもちゃを使ってやる気を引き出すなど、患児が納得した上で治療を受けられるよう努力しています。また、患児だけでなくご家族の気持ちにも配慮したケアを提供するよう心掛けています。 |
就職後、どのように仕事を覚えていきましたか? |
入職後2週間ほどは、新人看護師全員で病院内のオリエンテーションや基本的な看護技術に関する研修を受けました。その後それぞれの配属先に分かれて実際の業務が始まります。病棟内でも師長や先輩方が私たち新人の成長に合わせて計画してくれた研修を受けます。看護記録の書き方やアセスメント、採血の仕方などの研修に始まり、その後も通常業務では経験する機会の少ない技術を教えていただくなど、業務を行いながらも知識や技術を磨いている最中です。 |
仕事の楽しさややりがいを教えてください。 |
何といっても患児やご家族の笑顔です。苦しい闘病姿に直面することも多いので、いつでも笑顔というわけにはいきませんが、治療を乗り越えた喜び、何気ない嬉しい出来事や達成感を共有できた時は嬉しくなります。 |
大変なこと、難しいことは? |
難しいのは、乳児や幼児の患児の状態を把握すること。自分の体の状態をうまく表現できないのが当たり前ですから、普段の表情や様子との違いを捉えられるよう注意深く観察することはもちろん、ご家族の意見も慎重に聞くようにしています。 |
看護師としての軸。大切な仲間。
支えになる存在があるからこそ前に進めます。
将来の目標や夢は何ですか? |
患者にとっても医療者にとっても、優しく頼りになる看護師になることです。私が看護師を本格的に目指したきっかけの1つに『子どもたちに対する想い』がありましたが、それが現実のものになる小児科に配属していただけたことをとても幸せに感じています。男性看護師の存在が珍しい診療科ではありますが、だからこそ自分にできることを1つでも多く見つけて、患児とそのご家族の支えや力になっていきたいです。 |
看護師を目指す学生の皆さんへ、メッセージをお願いします。 |
時には投げ出したくなることもあると思います。だけど大切なものを1つでも持っておけば乗り越えられるのではないでしょうか。私にとってそれは『子どもたちの笑顔』であり、学生時代も入職した今も、大きな支えとなっています。誰かの役に立ちたい、笑顔が見たいなど何でも良いと思います。軸になるものを胸に抱いて、前に進んでください。 |
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