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卵加工品の専門メーカー「まる味食品」が目指す超一流とは?

“やわらかいゆで卵”では全国トップクラスのシェア!

「まる味食品」は卵を専門とした食品メーカー。なかでも、ラーメンなどによく使われるとろ~りとした“やわらかいゆで卵”を得意とし、その分野では全国トップクラスのシェアを誇ります。「目指すはナンバーワン、そして“超一流”です」という同社の強みはどこにあるのでしょうか。

そこで、まる味食品のオフィスを突撃! 営業・商品開発・品質管理の部門で活躍する若手先輩社員に仕事内容や、仕事の面白さについて聞きました。魅力、ザクザク出てきましたよ!

新潟市東区に本社を置くまる味食品。竹尾ICから車で約3分、東新潟駅からは歩いて約20分の場所に位置しています。

4つの強みで、卵業界の“富士山”を目指す!

まる味食品には4つの強みがあります。まず1つ目は、“やわらかいゆで卵”の第一人者であり、それを大量生産できる体制が整っていること

2つ目は全国的な販売網。大手運送会社とのパイプにより、地方都市のハンデを乗り越え、広く商品を提供しています。養鶏場とのつながりも強く、東日本大震災の際も途切れることなく原料を調達し、商品を出荷できたというから驚きです。

3つ目は、有名スーパーマーケットや外食チェーンなど、取引先が大手に集中している点。品質の良い商品を安定供給できることへの信頼の証でしょう。

そして4つ目は、従業員の健康を支える環境づくりが進んでいること。2025年度より新潟市・新潟県による健康経営関連の認定を取得し、健康経営優良法人2026(中小規模法人部門)にも認定されました。若手社員からパートさんまで、多様な世代が働く同社では、社員の誰もが健康で長く働ける職場を追求しているのです!

  • "やわらかいゆで卵"の大量生産ではパイオニアというまる味食品。新潟の企業が全国展開のラーメン店やファミリーレストランのメニューを彩っていたとは驚きです!

  • 和洋中、どの料理にもマッチするゆで卵!安定した品質、安全性、おいしさを提供できる同社がナンバーワンを目指すのも納得です。

営業が語る、卵を知るほど広がる世界。“縁の下の力持ち”のやりがい

実際に働いている先輩社員にお話を聞きましょう。2025年4月入社の黒田さんに営業職の魅力を伺いました。
「お客様は外食チェーンや食品工場が中心で、私はその窓口として、ニーズや近況をうかがい、新商品の企画提案などを行っています」。

合同企業説明会で同社と出合い、卵に特化した会社というニッチで尖ったコンセプトに惹かれて入社を決めたという黒田さん。文学部哲学科出身で、業界知識はゼロからのスタートでした。

「思っていたよりも専門用語が多く、先輩に聞いたり、お客様との会話で覚えながら、少しずつ知識を増やしてきました。当社の商品に関しては、お寿司屋さんなどで使用される卵焼きが各地の水産市場で売れていたり、関東と関西では好まれる卵黄の色が違うなど、この業界だからこその発見があるのが面白いですね」。
なるほど、知れば知るほどに、卵の世界は奥が深いのですね!

裏で支える縁の下の力持ちのような仕事ですが、お客様との対話から得たヒントを社内の開発につなげ、新しい商品を形にしていきたいです。学んだ知識を生かして主体的に提案できることもやりがいになっています」。

  • 取り扱う商品の種類が多いぶん、それぞれの特徴をしっかり把握することが大切だという黒田さん。よりよい提案のため、卵の知識を日々勉強中です。

  • 担当エリアが広いため「移動は大変(笑)」と語りながらも、各地の特色やさまざまなお店を知れることは楽しみの一つだそうです。

開発と品質管理を両軸で、確かな商品づくりに挑戦中!

続いては、入社3年目で商品開発と品質管理を担当する泉さん。泉さんは食品開発学科の出身で、まる味食品では開発と品質管理の業務を幅広く担当しています。

「工場見学で社員の方々の明るく元気な挨拶に惹かれて入社を決めました。実際、想像以上に明るく賑やかな職場です」と笑顔で話す泉さん。

開発部門では、有名チェーン店向けの煮卵や、親子丼用の液卵の開発など、“卵”に関するあらゆる依頼に対応。その中で、泉さんの大きな支えになっているのが、社外の専門家との協力体制です。

この仕組みは超大手食品メーカー出身の社長のネットワークから生まれたもの。食品衛生や食品表示法、細菌や微生物学、製造設備、法律関連など、あらゆる分野のエキスパートから助言を受けながら、商品開発を進めることができるのだとか。それは心強いですね!

「専門家の方々にその都度連絡を取り、開発に役立てています。専門的な知識を得られるだけでなく、情報の整理や伝え方なども勉強になります!」と泉さん。
「一つの商品にじっくり向き合いながら自分が開発した商品の製品化を目指しています」と目標を語ってくれました。

  • パッケージのデザインや表記をしっかりチェック。検食ではゆで卵の固さや黄身の色も丁寧に見ていきます。商品全体への妥協のないこだわりが、おいしさと品質を支えています。

  • 商品開発業務の一つ「検証」。こちらは液卵を使って実際に調理し、卵の風味や色味などを確認している様子です。お客様の要望を叶えるため、様々な検証を行います。

試行錯誤の先に喜びあり。開発でものづくりの面白さを味わう

最後に、泉さんとともに開発や品質管理に携わる、入社4年目の山際さんに仕事の魅力を伺いました。山際さんは現在、新商品の開発と既存商品の改良を中心に、品質管理の業務も担っています。

二人が共通して行うのは、毎日の検食業務。1日に約10種類の製品を試食し、卵黄の固さや味の変化をチェックしながら品質の安定に努めています。開発では取引先からの依頼を受け、お客様の求める卵の状態や味、配合に合わせて何度も試作を重ねていきます。

「入社1年目に手がけた塩味のゆで卵では、お客様からご依頼いただいた配合よりも一部の配合が少し多くなってしまった状態で試作してしまい、失敗したな、と思いました。ですが、後に九州方面のお客様に提案したところ、しょっぱい味付けが好まれる地域で高評価をいただいたんです。過去の開発が失敗のまま終わってしまうのではなく、意外なところで生きたことがうれしかったですね」。

毎回同じものではなく、お客様ごとに求められるものが違うことに、ものづくりの面白さを実感しているという山際さん。社長のバックグラウンドを生かした外部の知見を活用し、技術と提案力も磨いているそうです。

若手社員たちはこの過程で専門性を高めながら、新たな開発への挑戦や仕事へのやりがいを見出しているのですね!

  • こちらは品質管理業務の「検査」の様子。安心安全な製品をお届けするために欠かせない業務です。

  • 左から泉さん、黒田さん、山際さん。歳の近い社員が少ないぶん若手同士の仲はとても良いとのことで、取材中も終始にぎやかな雰囲気でした!

同社ならではの強みを最大限に発揮しながら、新潟から全国へ。ニッチを突いた事業展開や安定した業績とともに注目してほしいのが、社長のユニークなキャラクターです。かつて超大手企業で活躍していた社長は、従業員から「社長」ではなく苗字で呼ばれる人気者で、その仕事観にはぐっと人を惹きつける力が! そこに宿る信念こそ、同社を支える確かな基盤であるように思いました。

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