企業と連絡を取る手段のひとつに、手紙やEメールがあります。
この手紙やEメールにも、書き方のマナーが存在します。就活での相手は友達ではなく社会人ですから、形式やマナーをしっかり踏まえて作成したいものです。
資料請求・インターンシップ・会社訪問・各種案内に対するお礼、問い合わせなどで使うことが多いでしょうが、いずれの場合でも、TPO(※)に合わせて、どの連絡手段が適切か(電話も含め)を考える必要があります。
何が適切か分からない場合は、周りの社会人の方に相談してみましょう。
※T=time(時間) P=place(場所) O=Occasion(場合)
手紙は、メールや添え状とは違い自筆が基本です。
黒いボールペンや、万年筆を使用します。鉛筆書きはNGです。
また、使用する便箋と封筒は無地のシンプルなものを選びましょう。
書くときに注意したいのは、基本形式を守ること。宛名や文章の構成など、すべてにルールがあります。
ルールについては下図を参考にしてください。
そして手紙を書く上で何より気をつけて欲しいことは、誤字脱字の無いように丁寧に書くことです。
文字が下手でも、心をこめて書くことが大事なのです。
添え状は、履歴書など提出書類を送るときに同封する書類送付状のこと。
自筆の場合は、黒いボールペンや万年筆を使用しましょう。鉛筆書きはNGです。
読み手に与える印象を考え、文字は下手でも、誤字脱字の無いように丁寧に心をこめて書くことが大事です
封筒は、全体のバランスをよく考えて、丁寧に記入しましょう。
メールを作成する際のポイントは、文面が画面上で読みやすくなるように工夫をすることです。
一行に25〜30字程度を目安にし、区切りのよいところで改行しましょう。
段落ごとに空白行を挿入すると分かりやすくなります。
事前に予約していたインターンシップや会社説明会の当日に、急病などで参加できなくなったときにEメールで欠席の連絡を入れる。
この行動はNGマナーです。その理由、なぜだかわかりますか?
無断欠席をするのはもちろんマナー違反ですから、欠席をする場合には必ず連絡を入れましょう。でも企業の担当者がメールを見た時間が、インターンシップや説明会後だったら、それは無断欠席と同じことになってしまいますよね。
確かにEメールは便利ですが、一方的な連絡であることを忘れないでください。
この場合は、電話で連絡をするのがおすすめです。