にいがた就職応援団ナビ2025

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介護の仕事と、多様な福祉関連事業を紹介!

長岡エリアに17カ所の施設を展開!
多方面から地域の安心をサポートする法人

長岡三古老人福祉会は41周年を迎えた社会福祉法人。確かなノウハウと実績に基づいた安定経営が最大の強みです! また長岡市を中心に17カ所88を超えるサービスを展開しているため、働くフィールドも実に多彩。「福祉」にまつわる様々な事業を通して、利用者が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるようサポートするのがテーマです。

今回は、特別養護老人ホーム「サクラーレ福住」で介護職員として働く渡辺さんに、この仕事の面白みをインタビュー。併せて、そのほかの事業についてもレポートします。

主任介護職員

渡辺 正太さん

「ご利用者の笑顔がエネルギーの源です。また職員同士のコミュニケーションを大切にしながら、働きやすい職場づくりにも取り組んでいます」

小さなシグナルを見逃さず、その人らしい生活をサポート

特養の介護士として、また10名の利用者を担当するユニットリーダーとして活躍する渡辺さん。日々の仕事の内容は?「食事、排泄、入浴をはじめ、ご利用者の生活全般を全面的にサポート。その人らしく生きるためのお手伝いが私たちの役割です」。

利用者の小さな反応も決して見逃しません。そこには何かしらのシグナルがあるからだと渡辺さんは話します。「重度化したご利用者は、表情やちょっとした仕草にメッセージを込めています。それを取りこぼさず最適な支援へとつなげることを、新人時代から努めてきました」。なるほど、そこが入職20年を迎えてもブレないポリシーなんですね。

この仕事のやりがいを聞くと、「ご利用者の心からの笑顔や何気ない“ありがとう”です」とニッコリ。エネルギー源でもあるその瞬間に一つでも多く出合えるよう、看護師や管理栄養士、生活相談員といった他職種のプロと連携し、行き届いたケアを追求しています。

  • 「ご利用者の心からの“ありがとう”と“笑顔”」がエネルギー源!と語る渡辺さん。

  • ご利用者のちょっとした小さな反応も見逃さないように日々接しています。

異職種へのチャレンジが成長のきっかけに

渡辺さんには「介護観がガラリと変わった」という印象深い経験があります。それは入職6年目、企業内託児所の保育職員へと異動となったことでした。「子どもの世話をしながら、我が子のことに一生懸命な親御さんたちと接することで、預かる側の責任の大きさを改めて実感したんです。以来、子ども一人ひとりについて、ほかの職員とも時間をかけて話し合いながら保育にあたるようになりました」。その実感を今後に生かそう!と強く思い、介護の現場に戻ってからも、ご利用者それぞれのバックグラウンドを意識してより深く関わるようになりました。異職種への挑戦が確かな成長につながったのです。

また「些細なことへのこだわりが減り、異なる考え方も受け入れて生かそうと思うようになったのも変化の一つでした」と渡辺さん。「正解」のストライクゾーンを広げ、ゆったりと構えることで、介護士としてだけでなく人としても成長できたそうです。

  • ユニットリーダーとして、スタッフとのコミュニケーションを大切にし、職場にリラックスした時間と空間づくりを心がけています。

ワークライフバランスの充実も目標の一つ

ユニットリーダーとして大切にしているのはスタッフとのコミュニケーション。仕事の話に少し砕けた会話を加えるなど、リラックスしたムードづくりに努めながら後輩の育成にも取り組んでいます。

今後の目標は、時間の使い方を工夫して丁寧かつ効率的な仕事を行うこと。「介護に100%はないので、あくまでベストを目指しながら時にはベターで調和させ、合格点を保つことが大切だと考えています」。

プライベートでは、三姉妹のパパとして家族との時間を大切にする渡辺さん。休日には得意料理の唐揚げをつくるなどしてリフレッシュ。お子さんたちが「パパの唐揚げ」と喜んで頬張る姿を見ては、明日からもまた頑張ろう!と活力につなげているそうです。「職場と住居、子どもたちの学校や保育園など生活圏がコンパクトにまとまっているので便利」という地元長岡で、よりワークライフバランスのとれた好環境を築くのも、渡辺さんの目標の一つです。

  • 職場の雰囲気は和やかそのもの! 利用者もスタッフも笑顔が絶えない施設です。

  • 仕事の必需品は娘さんにプレゼントされたという手帳。仕事の覚え書きにも大活躍だそうです。

レストランや専門学校など!多様な事業展開

始まりは高齢者福祉事業。でも現在は、資格取得をバックアップする各種研修をはじめ、認知症相談や参加者の交流をはかるオレンジカフェ、渡辺さんも勤務していたことのある保育施設、そのほかリハビリテーション、専門学校、配食サービスなど、「福祉」でつながる多様な事業を展開しています。

実は、「和島トゥー・ル・モンド」も同法人の運営だと知っていましたか? ここは障がい者の方々が働ける場所づくりの一環で、廃校になった校舎をリノベーション。レストラン事業、パンの製造・販売、相談支援事業所を展開し、多くの人たちに親しまれています。

「住み慣れた地域で安心して暮らせるよう私たちがお手伝いします」が長岡三古老人福祉会のスローガン。地域福祉の発展に貢献する多彩なフィールドで、一人ひとりが持ち味を発揮しながら着実にスキルアップできる。その環境が整っているのは最大のメリットでしょう。

  • 「トゥー・ル・モンド」という名前はフランス語で“みんなが集まる”という意味。高齢者も障がい者も健常者もみんなが集って調和する空間をつくることをコンセプトとしているそうです。

  • 「オレンジカフェ」は認知症の知識を持つ専門家が集まり、お茶を飲みながら気軽に認知症の話や世間話をして「認知症」の理解を深める場所です。

1,300人超の職員を抱える法人として、万全の教育システムで人材育成にも注力。資格取得やキャリアアップのバックアップ体制が確立されているため、それぞれが安心して成長できます。新潟県介護技術コンテストで2年連続優勝を飾るなど、群を抜く技術力の高さにはちゃんと理由があるんですね。

同法人が求めるのは、職員の「明るい笑顔」「チームワーク」「高齢者への優しい気持ち」。それらをベースに、働きながら少しずつ専門知識を身につければ、誰もが大いに活躍できる職場だと思いますよ!

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新潟県介護技術コンテストで2年連続優勝!

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