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あらゆる建造物における設備の設計から工事、メンテナンスまでを行うナカムラの魅力とは?

見えないところから、建物の快適性を支える。

ビルや施設、住宅などを造るのに必要なものは、壁や窓といった外から見える部分だけではありません。建物を快適に使う上で必要不可欠なのが、空調や給排水などの「設備」です。ナカムラは、設備の設計・施工・管理を中心に、住宅機器の販売、住宅・店舗・ビルのリフォーム、省エネ・環境・ESCO事業などを手がける企業。創業以来受け継がれるチャレンジ精神が、一般住宅から大規模施設まで幅広く手がける同社の独自性を築いています。

株式会社ナカムラ 経営管理部長

坪谷 健さん

100円のパッキンから、数億円規模の工事まで。

普段あまり意識することはありませんが、建物の内部にはダクトや配管が所せましと組み込まれています。それらが正常に機能することで、冷暖房、水道、電気、ガスなどを使用でき、私たちは建物の中で快適に過ごすことが可能に。建物は人間の体と同じなのです。「ダクトや配管は動脈や静脈といった血管に当たる部分。外からは見えませんが、人知れず活躍しています。健康な(=正常に機能している)時は気にも留めないのに、病気になった(=異常が発生した)時には大変困るという点もよく似ていますね」。ナカムラはメンテナンスの専門部署を設け、設備の工事を手がけるだけでなく、快適な建物を守ることにも注力。言わば、設備におけるドクターのような役割を果たしています。

同業他社と比較してナカムラの特徴的な点が、一般住宅の部品交換から、超大規模な施設まで幅広く手がけていることです。小さなものでは、100円のパッキン交換やつまりの修繕など。大きなものでは、官公庁や総合病院、学校など。具体的にはビッグスワンや、マリンピア日本海、新潟テルサ、りゅーとぴあといった、数億円規模の工事まで手がけています。「住宅、もしくは大規模施設、どちらかだけをやっている会社は珍しくありませんが、どちらも手がけながら、当社クラスの売上を築いている企業は他にありません」。専門特化するのではなく、幅広く対応しているからこそ培われてくる技術もあるのだとか。「特に中小規模の建物では、経験とノウハウを活かして、よりリーズナブルに高い技術レベルの提案ができるのです」。

独自技術の確立へ、新たな取り組み。

その特徴は、東日本大震災の時にも遺憾なく発揮されました。仮設住宅の工事に関して、いち早く依頼を受けたのです。「住宅関連のスタッフをスムーズに大勢集めて、現地で指揮することができるため、真っ先に声をかけてもらいました。被災地の役に立てて、誇りに思います」。新潟中越地震、中越沖地震時の実績を買われ、災害発生時には同社に依頼が来ることも多々あります。一方で、ただ実績があるだけでは意味がない、とも。「基本はお客様とまじめに向き合うこと。当社が特に大切にしていることです」。

ナカムラが考えるもうひとつの特徴が、「成長する意欲に溢れていること」。年々縮小傾向にある建設業界にありながら、同社は2023年9月期には売上高80億円を達成。2024年度にはさらなる目標を掲げています。今後はますます多様化する顧客のニーズに対し、数字とともに信頼を積み重ねつつ、さらなる飛躍を目指します。

意欲的な取り組みにも注目です。2013年に「技術研究所」を設立。独自の技術を確立させるための先行投資にも余念がありません。2021年には波力発電装置の特許を出願し、翌年、認定されました。現在はエネルギーや漏水関連の研究を進めている最中です。「自分で何かをやってみたい・提案してみたいと考える人にとっては面白い会社だと思います。新しいアイデアは、そういったチャレンジ精神から生まれてくるのです」

2カ月間の経験が自信と成長につながった。

石塚さんが所属する維持管理サービス課では、商業施設やテナント、マンションなどの設備保守管理を行っています。「契約先から空調が故障したとの連絡が入れば修理の手配をし、簡単な排水のトラブルなら自分で直すなど、速やかな対応を心がけています」。

自分の成長を実感したのは、役所の設備工事を担当したとき。「規模の大きさも2カ月という長丁場も、もちろん一人で施工管理を担うのも初めて。各業者が絡むので順番や段取りには苦労しましたが、先輩方のサポートを受けつつ最後までやり遂げたのは大きな自信になりました」。できることが増えると仕事は楽しい。そんな手応えを感じる成功体験だったと石塚さんは話します。

今のテーマは、インプットした知識と技術をどう咀嚼して自分なりに実践するか。「現場の職人さんと自分の意向がバシッと合ったときはうれしいし、身につけたものを応用して仕事の幅を広げることができると面白みは倍増します」

事業の性質上、「お客様から便りがないのは元気な証拠。設備が無事に機能しているという証拠ですから」と笑う石塚さん。同部署の先輩後輩と楽しく交流しながら、着実にスキルアップを重ね、充実した日々を過ごしているのが伝わってきます。

SE事業部 維持管理サービス課係長/石塚 献さん(2019年入社)

子どものころから建物に関わる仕事に興味があったという石塚さん。就活時、たまたま届いた同社のパンフレットを見て説明会に出かけたのが入社のきっかけだったとは、まさに運命ですね。

「なるようになるからあまり気負わず」が就活生へのメッセージ。「というのも、この部署は私の希望した場所ではなかったんです。でも今は、日々とても楽しく仕事をしています。望んだ場所じゃなくても自分の活かし方はきっとある。楽しくするのも自分次第ですからね」。自身の経験に基づいた有意義なアドバイスです。

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