にいがた就職応援団ナビ2025

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源建設の多様な事業展開と働きやすさのヒミツを探る!

とことん地域密着型!
ふるさとを守り支える総合建設会社

土木を中心に、建築、舗装、ガス、水道など様々な公共工事を手がける総合建設会社「源建設」。多様な事業展開で、地域の安心と安全、そして快適な生活を支えています。そこに貫かれているのは、地域密着型事業と、まちづくりのプロとしての気高い使命感。「それさえあれば誰もが輝ける、誇りある仕事です」と話す取締役の谷中さんに、同社ならではのユニークな多事業展開と、社員の働きやすさにつながる様々な取り組みについて聞きました。

取締役

谷中 悠吾

「当社は建設業ですが、ユニークな多事業展開が特長です!」

源建設のこだわりと多事業展開の理由とは?

私たちは、建設業を軸に多様な事業を展開しています。例えば環境事業。現在のように自然環境保護に注目が集まるずっと前から、当社は木材資源のリサイクルに取り組んできました。工事で発生する伐採木や支障木、建物の解体材等を専用設備で粉砕し、木質チップ化したものをバイオマス発電用の燃料やパルプの原料として販売しています。

また、農業にも携わっています。山間地域ならではの棚田で極力農薬を使わずに生産したお米と、畑で栽培した季節の野菜やフルーツを収穫して販売。さらに酒造りの文化が根付くこの地区で、それを守り抜くことを目的とした酒造の運営なども手がけています。

各事業の関連性は薄いように感じますが、通底しているのは「地域に受け継がれてきたものを守りながら、さらなる発展を」と願う地元愛。そういった譲れないマインドを中心に置きながら、建設業ではICT施工に対応する最新設備なども積極的に取り入れ、大切な地域を支えるための技術向上に努めています。

  • 工事などによって発生する伐採木や解体建材。これらの木材資源を有効活用すべく、自社のプラントにて良質な木質チップをつくり様々な用途で再利用しています。

  • 「みなもと農場」では様々な理由で担い手のいなくなった田んぼを再活用。また、大切な文化をなくしたくないからという理由で「よしかわ杜氏の郷」の運営を第三セクターから引き継ぎました。

働きやすい環境づくりとして取り組んでいることは?

かつて3Kと言われた建設業のイメージも最近は変化してきました。当社も完全週休二日制の導入はもちろん、誕生日などに活用できるアニバーサリー休暇を設けるなど、ワークライフバランスに配慮した環境づくりに取り組んでいます。

また施工管理者と営業職には、一人1台、新車の社用車を貸与。パソコンやスマホも同様に貸与し、グループウェアで情報共有しながらスムーズに業務を進めています。そのほか、大型特殊・大型自動車の免許や各種資格の取得サポート、福利厚生の一環として、病気の際の入院保険を会社で負担するなど、全ての社員が安心して働けるような制度を整備しています。

現場へのサポートも忘れてはなりません。天候に影響されやすいタフな状況に配慮し、現場ごとに保冷温庫を導入したり、空調服を支給したりと、細かな改善を重ねながら快適さを追求しています。

就活生に熱いメッセージを!

皆さんは建設業にどんな印象を持っていますか?キツイ・危険・汚いの3K? 確かにその側面があることは否定しません。夏は暑く冬は寒いし、現場では人間の何倍もの大きな重機が行き来しています。もちろん、災害があれば昼夜を問わず現地に赴く場合もあります。

ピシッとスーツをまとうきらびやかなワークスタイルに憧れる人にとっては、作業着で汗を流す私たちはきっと泥くさく見えるでしょう。でも少しだけ見方を変えると……?

皆さんが通う学校の校舎、何気なく使っている道路やトンネル、橋、線路、駅舎、さらに電気、ガス、水道といったライフラインにインターネット回線、災害現場での緊急車両の交通確保、冬季の除雪など、それらは建設をはじめとした工事に携わる人の手によって成り立つもの。建設業は、人々の営みに必要なものをつくり、支え、時代とともにまちを、都市を、国をつくり上げてきた必要不可欠な業界なのです。

話だけではイメージがわかないかもしれません。ぜひ、会社見学に訪れて現場の様子を体感してみてください。私たちの生活に密接に関わる、実に誇りある仕事だと実感してもらえると思います。

  • 私たちの仕事はモノづくりです。モノづくりはその過程に苦労が多いほど、完成した時の喜びと感動が大きいものです。様々な苦労が一瞬にして報われ、その喜びと感動はどれだけ時間がたっても色あせることがありません。

  • 建設業はモノづくりだけが仕事ではありません。降雪時には除雪により道路の通行を確保します。地元住民の皆さんの暮らしを支えるのも重要な仕事の一つです。

とことん地域に密着し、ふるさとを守り支えるために力を尽くす。そんな地元愛と誇り高き使命感こそ、同社の源流だと感じました。

印象的だったのは、「どんな人が向くかと聞かれたら、誰もが輝ける仕事だと答えます」という谷中さんの一言です。取材時、何名かの社員が能登半島地震の復旧応援に出向いていると聞き、派手さはなくても、縁の下でこそ輝く意義ある仕事であることを実感。愛するふるさとに根を下ろし、地域に、そして広く社会に役立つ仕事をしたいという人は、ぜひ注目してください。

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