リオンドールコーポレーション
福島県会津若松市に本社を構える「株式会社 リオン・ドールコーポレーション」は、地域に密着したスーパーマーケットを展開。全69店舗中、新潟県内には17店舗を構えている。
広く食品や生活必需品を扱い地域住民の日々の暮らしを支える一方で、そこで働くスタッフたちにはイキイキと働ける環境を提供する同社。それぞれのライフスタイルに応じて勤務形態を選択することができ、休暇制度、子育てサポートなどの福利厚生も充実。また、入社前研修をはじめとする教育制度も整っているため、順調にキャリアを積むことができる。チャレンジすることを応援し、社員が成長できる環境作りに力を注ぐ。
学生時代は広い視野を持ちながら就職活動をしていました。リオン・ドールを志望したきっかけは説明会。仕事に対する興味やそこで働くスタッフの親しみやすさに好感を覚え入社を決めました。
加茂店や新津店など県内の店舗で基本を身に付け、現在はデリカチーフとして業務にあたっています。主な仕事は売り場計画、商品の製造・陳列。デリカ部門では惣菜全般を扱うため、焼き物や揚げ物、弁当など多くの商品を製造しなければなりません。調理経験があったわけではなかったので、入社当初はゼロからのスタート。また、作業の優先順位を把握し一連の流れを覚える点も苦労しましたが、上司やベテランスタッフの方から教えてもらいながら、経験を積みました。今はマネジメントする立場となり、あまり調理に携わってはいませんが、忙しい日はスタッフと一緒になって天ぷらを揚げるなどしています。
チーフとしての業務は、開店から昼過ぎにかけて惣菜の製造指示、値付け、品出しを順次行い、午後から夕方にかけては売り場・生産計画の作成。過去のデータや部門会議で得た情報をもとに何をいくらでどの位置に並べるか、どのくらい製造するかなどを組み立てます。お盆やお正月は、大きな売り上げが見込めるため、計画作成も一苦労です。また、お客さまは毎日同じものを購入するとは限りませんし、地域ごとで売れ筋は異なります。学校行事やイベント情報をこまめにチェックしたり、買いに来るお客さまの傾向を把握した上で、他店舗との色の違いを出します。
商品を陳列している時、お客さまから「おいしかった。また作って」と声を掛けられることがあります。感謝の言葉をもらうとやりがいを感じますし、やはり自分で計画し、チームで手間ひま掛けて作った惣菜が売れると素直にうれしく思います。
目標は計画通りに商品が売れること。例えば、前年の売り上げと同じ量を作って販売したとしても、余ってしまうことがあります。その逆もあり、見通しより売れ行きが良く、早々に売り切れになってしまうことも。成功と失敗・反省を繰り返す日々ですが、結果が数字として表れ、そこから学べることはこの仕事の魅力だと思います。これからも経験を生かし、計画・予測の精度を上げて、計画と実売の誤差を極力減らせるよう成長していきたいです。
デリカ部門にはベテランのパートさんも多く、協力しながら業務にあたっています。年齢に関係なくコミュニケーションも図れているので、職場のムードも良好。結果が出ればモチベーションアップにもつながりますし、チーフの立場として、少しでも売り上げアップに取り組み店舗と会社に貢献したいです。
シンプルではありますが、自分たちが作った惣菜を買っていただいた時に喜びを感じます。おいしい商品を提供することはもちろんですが、陳列する時間帯や、量、どのスペースに並べるかなどもお客さまの動向を見ながら調整しています。組み立てた計画が結果に表れ、お客さまが楽しそうに買い物をしてくださる様子を目にすると、達成感を得ることができます。
デリカ部門は、店内で調理する商品に加えて工場で製造されたサラダなどもあり、取り扱う商品が多岐に渡ります。限られた売り場スペースの中で、どの商品をどれだけ作りいくらで販売するか、すべて計画しなければなりません。できるだけ売れ残りを減らすよう心掛けていますが、うまくいかない時もあるので、失敗を無駄にせず、経験値を蓄積していきその後に生かしています。
売り場計画を立てる上で、周囲の意見を取り入れることを意識しています。月1回部門会議が開催され、そこで他店舗のスタッフと情報交換をします。「うちの店舗で○○が売れたよ」といった意見があれば自分の店舗にも反映できないか考え、計画に落とし込みます。また、私よりも経験豊富なスタッフが大勢いるので、迷った時は相談して、参考にするようにしています。
惣菜が好きな人、料理を作ることが好きな人、そして「食」に関して興味のある人が来てくれるとうれしいですね。私自身も調理経験はゼロでしたし、作ることに関しては先輩やパートさんが丁寧に教えてくれます。あとは、お客さまへの接客を含め年齢を問わず多くの人と話す機会があるので、コミュニケーション能力は必要だと思います。
6：00～
出勤。工場で製造された商品を受け取り陳列。並行して店内にて調理開始。
7：00～
商品をパックに詰め、値段を付けて売り場に陳列。売り場計画に沿っているか確認。
9：00～
開店。タイミングを計りながら順次商品を並べ、お客さまに声を掛けられた際は笑顔で対応する。
12：00～
お客さまの動向、惣菜の売れ行きから足りないもの・余っているものを判断し、材料を発注して調整。
14：00～
売り場及び生産計画を作成。過去のデータや傾向、地元のイベント情報などを参考に組み立てる。
15：00
翌日の準備、段取りをチェック。遅番者に引き継ぎをして退社。
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