ブツリケイソクコンサルタント
まずは必要な機器を積み込んで掘削現場へ。地下の温度や圧力などを測定し、データをまとめるのが当社の仕事です。北は北海道から南は沖縄まで事業エリアは全国に及びますが、今回は近県にある地熱の開発現場を例にとり、大まかな作業の流れをレポートしましょう。
※スポットで計測する業務の流れです。
掘削中から計測を行うモニタリング班の場合は一定期間、現場に張り付きデータを取得します。
読み方は”こうせい”。一口に言うと井戸のことで、自然にできた空洞ではなく、何かしらの目的で人工的に掘ったものを指します。坑井を掘削する際、地下の温度や圧力などを調査し、各種データを取得するのが当社の仕事。地熱を中心とした再生可能エネルギーおよび石油・天然ガスなどの開発には欠かせない事業です。
坑井専門の計測会社として、当社は全国でも珍しい存在。高い技術力はもちろん、高温・高圧といったタフな環境にも耐えられる最新機器を備えている点も、稀少性を裏付ける強みの一つです。また多くの実績を活かして計器の自社開発なども手がけるため、「自分がつくった機器で測定する」といった面白みも実感できます。
準備した使用機材を改めてチェック。
休憩を取りながら近県の現場へ。
到着したら明日の打ち合わせや事務作業などを行い1日目終了。宿舎で体を休める。
特殊な仕事ということもあり、入社時は知識や資格がゼロでももちろん大丈夫! OJTをベースにした教育体制が整っており、理系だけでなく多くの文系出身者も活躍しています。また機器の自社開発に加え、今後はAIやIoTを取り入れた作業展開も見据えているため、工学系やIT分野に強い人もやりがいを見い出せるでしょう。
県外出張が多く、なかには47都道県を全制覇した社員もいます。また、それぞれ各地にお気に入りの飲食店や温泉宿などを持ち、「愛媛で食べた親鶏のモモのから揚げが忘れられず、四国出張の際は必ずその店へ立ち寄ります」といった社員も。旅好きにはたまらない様々な楽しみを見つけられるのも醍醐味です。
作業内容の確認や危険予知活動など。
多様な計測機器を用いて坑井を調査し、データを取得。社員同士連携してスムーズかつ安全な作業を心がける。
機材を撤去し、宿舎へ。地元の名店でおいしい料理とお酒を楽しむ。
玉掛けやクレーンの免許、火薬類取扱保安責任者など、作業のなかで必要とされる資格取得については諸費用を100%サポート。社員のスキルアップを全面的に応援します。また社宅の提供をはじめ、各種制度や手当も充実。有給休暇やリフレッシュ休暇の取得を推進し、ワークライフバランスにも配慮しています。
各種エネルギーを開発するためのベースづくりに貢献する。人目に触れることはほとんどありませんが、実は私たちの生活に密接に関わる大切な仕事です。再生可能エネルギーの開発、サステナブルな社会の実現の一端を担うことは大きな誇り。また、地下数千メートルの地層を目にできるロマンあふれる仕事でもありますよ。
前日に作業を終えているため、そのまま宿舎から出発。
無事に到着。機材を下ろす。
現場で使用した機器の手入れ。壊れたものは修繕し、出張前と同様の状態に戻して終了。おつかれさまでした!
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