大森機械工業株式会社長岡工場にいがた就職応援団ナビ2024 -新潟の就活準備・インターンシップ情報サイト-

にいがた就職応援団ナビ2024

応援団ルポ

暮らしを支える「包む」技術。自動包装機のリーディングカンパニー!

特許数業界トップを誇る、包装機械のパイオニア!

スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで売られている商品は、そのほぼ全てが「包装」されています。一つの商品でも、おせんべいのように大袋の中にたくさんの小袋が入っているパターンも多いですね。

長岡市西陵町にある「大森機械工業」は、その「包装」のためのマシンを作るパイオニア企業です。所有する特許数は業界トップ! メーカー各社からの要望に応じて、90%以上が受注生産でマシンを設計・製造しています。東京名物のあのお菓子も、お馴染みの袋麵も、薬やマスクのパッケージも、多くの商品が大森機械工業の自動包装機で包装されています。そんな大森機械工業さんに突撃してみましょう!

長岡工場長(同社 上級執行役員)

今村 禎さん

燕市出身。33歳で中途入社し、長岡工場の立ち上げから関わる。趣味はオートキャンプ。最近入手したキャンピング仕様のハイエースで、家族と2匹の愛犬(カイとコロ)と過ごすひとときが格別とか。

食や医薬品、あらゆる商品の流通を支える包装機械のプロ

「大森機械工業は、魚肉ソーセージから始まったんです」と教えてくれたのは今村禎工場長。「創業者の大森昌三は新潟県新井の出身。東京に出て、金型メーカーで働いて独立し、根岸で小さな町工場をやっていたそうです」(今村工場長)。そんな会社に大手商社から声が掛かりました。当時、一般的なソーセージの包装(ソーセージに密着している、あの赤いフィルムですね)は、両端をヒモで結ぶスタイルで、一つひとつ人の手で結んでいました。何かもっとうまい方法はないか。商社があちこちにアイディアを募っていました。

そこで大森が編み出したのが、いまに続くアルミ製の留め具(結紮機)。それを契機にパッケージ業界に参入し、開発されたばかりの袋ラーメンの自動包装、朝食などで食べられるようになったスライスハムの個包装、スーパーの魚や精肉をラッピングする機械の開発…。日本人の食生活の変遷とともに歩む大森機械工業。それらはやがて世界にも広がり、同社はただの一度も赤字を出すこと無く、グローバル企業へと成長しました。

  • 仕事の進め方として、機械ごとに機械設計・電気設計・製造の各部署の担当者を決め、チームを組んで機械を仕上げていきます。

創業者は新潟県人! 竣工30年で社員は倍に

大森機械工業は国内に3つの工場があります。そのうちの一つが長岡工場です。1991年に誕生し、2021年で30年目を迎えます。今村工場長も、実はこの長岡工場の開設に合わせて入社した、いわゆる中途採用社員。「埼玉県越谷市の本社工場が手狭になってきて、新しい工場を建設できる土地をあちこち探していたそうです。そのタイミングで長岡市のこの場所(雲出工業団地)に良い物件があり、決めたと聞いています。創業者が新潟県出身ということもあったようですね」(今村工場長)。

設立時50名足らずだった従業員数も、いまでは100名ほどに。長岡工場は設計部門と工場が同じ建屋にあるので、設計部門と製造部門が連携しやすい環境です(設計部門が書いた図面に基づいて、部品の製作を協力会社に依頼し、納入された機械を製造部門が組み上げ・調整作業をしているので、コミュニケーションは欠かせません)。マシンを何人かで囲んでやりとりしている姿も、工場のそこかしこで見られました。一台のマシンにチームで向き合うスタイルは、技術力の向上にとても役立つのだそうです。

  • 衛生面や密封性が特に重視される医薬品関係でも同社の製品が役立っています。

  • 脱プラスチックの流れで紙の包装についても需要が増しています。

多くのシェアを独占!信頼厚いOMORIの包装用機械

長岡工場で作る機械はさまざまですが、業界シェアナンバーワンを誇るのが「ストレッチ包装機」です。スーパーなどで魚や肉が白いトレイの容器にのせられ、ラッピングされ並んでいますが、ストレッチ包装機はその包装を高速で行う機械です。従来品に比べて4倍以上のスピードで包装出来るため、県内の主要スーパーのほとんどが大森機械工業のストレッチ包装機を使っています。さらに全国はもちろん、アメリカやヨーロッパにも販路が広がっているといいます。

また、製品を入れるだけで個包装、箱(袋)詰め、段ボール詰め、輸送用パレット積みまで、すべて一括で行える「システムライン」も得意です。もちろんこれも製品に応じてオーダーメイド。大手食品メーカーなど、さまざまな新商品開発の現場で打ち合わせを重ねながら、理想の包装ラインを組み立てます。新型コロナウイルス感染症が広がってからは、マスクや検査キット包装の需要も集まっているそう。大森機械工業の包装機械に寄せられる、国や企業からの信頼の高さがうかがえますね。

  • スーパーで見かける、お肉やお魚がトレーに入ってフィルム包装されているのも同社の技術が貢献しています。

  • 工場と設計部門が同じ建物にあり、実際の機械を確認できるのが、仕事のやりがいにもつながっています。

社員に寄り添う「本気」の福利厚生と経営スタイル

先ほども書いたように、長岡工場の従業員数は100名ほど。設計と工場が同じ建屋にあり、一つのマシンを囲んで話し合うこともしばしば。年齢や職種に関係なく、お互いに何でも言い合える環境ができています。「感染症があるので近年はできていませんが、毎年8月には工場の機械を移動させて、ステージや屋台を入れてビールパーティを開くんですよ。飲酒運転しないように送迎バスを使って。社員の家族も参加自由。本社の社長も顔を出します」(今村工場長)。雰囲気の良さが伝わります

ワークライフバランスへの取り組みにも真剣です。同社の育児休業制度は女性では100%が利用。男性でも利用する人が増え、男女問わず育児休業が当たり前の社風です。有給休暇は入社1年目から20日付与。「年に一度は、誰もが一週間、連続した休みを取れるようにしたいですね」と今村工場長。近年、効率化の取組みで残業を減らして、同時に諸手当をアップ。社員の収入が減らないよう配慮しています。とことん社員に寄り添う経営スタイルが素敵ですね。

  • 長岡工場の雰囲気は一言で表すと「アットホーム」なイメージです。

  • 仕事でわからないことがあれば身近な先輩に相談できる環境です。

大森機械工業の工場はとてもクリーンで静か。それはここがほぼ組み立てと調整の場だから。とはいえ、一台一台オーダーで設計するマシンです。設計図どおり、うまく行かないこともよくあること。マシンを前に、スタッフが頭を突き合わせる姿がそこかしこに見られました。苦労した分だけ、仕上がったときの喜びも大きいですね!

最後に、同社ではSDGsへの取り組みも強めているそう。地球環境に優しい包装に向け、素材メーカーと常に協議を重ねています。新時代のパッケージ、楽しみですね!

イメージ

他にこんな企業も見てみませんか?