キタボシセイサクショ
お客様からの注文を受けたら、その内容を社内に正しく伝達し、材料の発注や協力会社の手配へ。さらに、完成した製品の出荷や伝票処理に至るまでのモノづくり全般に関わっています。常に進捗をチェックしながら、必要に応じて調整を行うのも生産管理の大切な役割です。
私の場合はそれに加え、お客様からの図面をもとにした部品図の描き起こしや加工機のプログラミング、見積書の作成など幅広い領域を担当。入社後、現場で製造に携わった経験が大いに役立っています。
農機具などもつくっているため、田畑で動いているトラクターなどを見ると、自分たちの仕事が具体的に役立っている実感がわいてうれしくなります。
また生産管理として全ての工程に関わり、一つひとつの製品の成り立ちを知っている分、完成品を目にすると誇らしさを感じます。私が実際に作業しているわけではありませんが、生産過程の様々な苦心を見ているため、「この加工は難しいのによくここまでやったね」とお客様に現場の仕事を誉めていただけると大きな喜びを感じますね。
お客様の思いをうまく読み取れなかったり、こちらの考えを正しく伝えられなかったときに難しさを感じます。そのため、打ち合わせの際はできるだけ写真や動画を示したり、ときには折り紙のようにその場で紙を立体化させながら説明することで、お互いに具体的なイメージを共有できるよう工夫しています。
東京で働いていたときは電車通勤がストレスでした。今は満員電車や人混みとは無縁なので快適です。家から近い立地や職場の和やかな雰囲気にも助けられていますね。また資格取得時のサポートや、取得後の手当の支給もありがたい仕組みの一つ。それを活用し、公害防止管理者や特定化学物質作業主任者などの資格を取りました。
生産管理として最も重要視しているのは、トラブルなく平穏に生産が進行すること。それによってお客様に満足していただきながら、足りない部分のない仕事を目指します。また後輩たちが、日々の仕事に小さな挑戦や改善をプラスできるような助言や雰囲気づくりにも努めていきたいですね。
私が携わっている溶接とは「ものをくっつける」仕事です。最も分かりやすい例は、学校の机の脚部分など。つまり金属と金属を接合する作業です。
溶接との出会いは工業高校時代。授業で体験したときに先生から「うまいじゃないか」と誉められたことに気を良くして、溶接を行う会社のインターンシップへ。そこで楽しさを実感し、柏崎市内で溶接に携わることのできる企業を探して当社に入りました。
現在は、農業機械の燃料タンクや半導体製造装置の部品づくりなどを担当。基本級をはじめ、溶接に関するいくつかの資格も取得しました。
ゼロから形にしていくこと。自分の手によって製品ができあがっていくことに醍醐味を感じます。また当社が築いている一環生産体制のなかで、かなり重要な工程を担っているという自負もやりがいにつながっていますね。
とはいえ、なかなか一発で成功しない難しさも溶接の面白み。周囲からアドバイスを受けたり、試行錯誤してようやくうまくいったときは達成感があります。また先輩や上司が担当していた仕事を任され、「いいぞ!」と評価してもらうと実にうれしいですね。
初めての作業にチャレンジするとき。溶接は仕上がりの全体像を思い描きながら行う仕事なので、ゼロスタートの場合はそのイメージをつくるのが大変です。まずは図面を細かくチェックし、上司や先輩に相談したり、同僚と「ここはこうだね」「これは違うな」と一緒に考えながら臨んでいます。
若手が多く活気のある職場。その元気な雰囲気に士気も高まります。また年代を超えて話しやすく、気軽に交流できる社員が多いところも当社の魅力。仕事の相談にのってもらったり、他愛もない話題で盛り上がったり。良好な人間関係にはいつも助けられています。
入社当初からの目標は部長。溶接技術が高いだけでなく教え方も上手なので、自分も後輩をサポートする立場となった今、その姿を手本に分かりやすい指導を心がけています。技術者としても指導者としても優れている部長に近づけるよう、今後も技術向上に努め、着実に成長したいと思っています。
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