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応援団ルポ

得意の「深絞り加工」で多様なものづくりに貢献!

設備がスゴイ、技術がスゴイ! 数々の強みで信頼を築くプレス業の老舗

プレスとは、金属の板を金型で挟み、機械で加圧して成形する加工方法。協立工業は昭和37年の創業以来、プレス一筋で発展してきた会社です。当初は鍋やボウルといった県央エリア特有の雑貨類が主でしたが、大型機械の導入や技術の向上によって自動車、医療、環境関連機器など、様々なジャンルの部品製造を手がけるようになりました。今やプレスにとどまらない一貫生産体制を築き、顧客のものづくりを支えています。

改めて同社の事業や強み、この仕事の面白み、そしてプレス業のイメージを一新するような環境づくりについて、工場長の山崎さんに聞きました。

お話を聞いた

工場長山崎さん

協立工業の変革期を見届けてきた山崎さん。プレス加工や協立工業のものづくりについて分かりやすく教えてくれました。

事業について教えてください。

当社はプレス加工によって様々な製品をつくっています。全体の半分を占めるのが自動車関連部品。トラックの燃料タンクやマフラー、エアータンクなどの部品が主です。

そのほか、医療分野では分析装置部品、環境機器関連では住宅や工場で使われる浄水器部品、また建築部品として換気扇カバーなどを製造。面白いところでは電車のドアのような大型製品も手がけています。また創業当時からつくり続けているのが鍋やボウルなどの日用雑貨類やアウトドア用品。ケーキの型などはコロナ禍の巣ごもり需要により、また少しずつ売上を伸ばしています。

工場の入口には、当社の部品を用いた製品を展示するコーナーを設置していますが、これは来客だけでなく社員にも、自分たちの功績を一目瞭然にする狙いがあります。ここでつくったものが具体的にどのように使われ、社会に役立っているか。それを知ることで改めてものづくりの楽しさに触れ、日々のモチベーションに変えてほしいという想いを込めました。

  • 工場入口の展示スペースには協立工業がつくり出す製品群が並べられ、その技術力が視覚的に分かります。工場見学の際は要チェックポイントです。

  • これらを組み立てて展示し、どのように使われるか社員に案内することは「社会に役立つものをつくっている」と、つくり手としての矜持や楽しさを感じてもらう狙いもあるそうです。

強みはどこでしょう。

「深絞り加工」という得意分野の技術を持つことです。これは金属の板を円筒や角筒、円錐などに成形する加工方法で、当社が古くから手がけてきた鍋やケーキの型をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。最大のメリットは溶接構造と違ってつなぎ目がないこと。また、絞りが深いほど技術を要すると言われます。

プレス業にとって切っても切り離せない「設備」も充実しています。当社は県央エリアでは珍しい800tの大型プレス機を所有。それが自動車部品受注への足がかりとなり、安定した業績を支える柱となっています。

さらに、加工に不可欠な「金型」まで自社製作。それによってスムーズな連携が生まれ、ジャストインタイム方式の製品にも難なく対応できる体制が整いました。また建築部品においてはプレス加工にとどまらず、溶接や塗装、組立までの一連をパッケージで提供し、お客様に喜ばれています。こうした付加価値の創造こそ、今後も選ばれ続けるためのカギであると考えています。

  • 深絞り加工の例。左は自動車部品で、絞りが深く加工が難しいとのこと。右はケーキの型でこちらも深絞り加工。身近なものから精密部品まで、多くのものづくりに技術が生きているとは驚きです。

  • 大型プレス機では電車のドアを製作していました。ちなみにこのプレス機のミニ模型が展示スペースにあるので、こちらに触れればプレスと金型の関係性の理解が進みます。

職場環境について教えてください。

最重視しているのは安全です。長袖着用といった基本はもちろん、機械と機械の間を3mほど空けるなど、余裕のある配置で安全を確保しながら製造に取り組んでいます。機械油も当然使用しますが、来社された多くの方に「床がきれいですね」と驚かれるほど念入りに清掃して危険を防止。作業環境の安全性にはとことん気を配っています。

それらを支えるのは社員による改善活動です。作業する人の移動をいかに減らすか、工場の明るさは規定を満たしているか、真夏や真冬の温度対策がなされているかなどを検証し、安全かつ快適な環境づくりを実現することで、生産性アップにつなげています。

また、共用の工具などは所定の位置にきっちり収納するなど整理整頓に努め、可能な限り作業のムダを排除。どんなものも一見して置き場所が分かるよう工夫しているため、慣れない新入社員でもストレスなく「使って戻す」を完結できるというメリットがあります。

広くきれいな工場内は整理整頓も徹底されています。どこに何があるか一目瞭然で「安全に快適に働くための工夫」があちこちに散りばめられています。

貴社を目指す学生に期待することは何ですか。

大切なのは、自分の考えをしっかり発信できること。同時に、相手の考えも受け入れて検討できる素直さがあることです。また言われたことをやるだけでなく、「あれはどういう作業だろう。私もやってみたい」とものづくりへの好奇心を意欲に変えられる人は、着実にスキルアップできるでしょう。

「すぐやる。必ずやる。できるまでやる。できない理由を並べたてるのではなく、どうすればできるのかをまず考える」。この社訓にもあるように、諦めず、粘り強く取り組むことも、つくり手として必要な要素です。

部品には、それぞれ完成までのストーリーが隠れています。これはなぜ丸でも四角でもなく八角形なのだろう。そこには様々な試行錯誤から生まれたロジックがあり、それこそが部品づくりの面白みです。CADでシミュレーションしながら図面を仕上げ、それをゼロから形にしていく。作品づくりのようなこの楽しさを、ぜひ共に味わいましょう。

「作品づくりがしたい、そんな風に思える人は当社でのものづくりを思いっきり楽しめると思います」と話す山崎さん。

800tの大型プレス機のスケール感、美しく磨き上げられた作業空間、そして自分たちのものづくりを実感できる展示の数々。同社の工場には心置きなく仕事に没入できる、安全で快適な環境が築かれています。

部品づくりの老舗として活躍する一方、ファイバーレーザー機を駆使したノベルティグッズなどの自社製品も製造・販売しています。これは「今後も伸ばしていきたい」と工場長が語る期待の新分野。同社の可能性はまだまだ広がりそうです。

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