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応援団ルポ

東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場も手掛けた鉄骨メーカーの仕事を知る!

国認定の規模と技術を誇る、業界トップクラスのプロ集団

巨大建造物や橋梁の鉄骨製作を担う藤木鉄工株式会社。新潟県内はもとより首都圏でも多くの実績を誇ります。2016年には、業界における国土交通大臣認定最高位である「Sグレード」を取得(新潟県内初)。超高層ビルから国際スポーツ大会の競技施設まで、あらゆる建造物の鉄骨を製作できる工場として認められました。

世界トップレベルといわれる日本の鉄骨製作技術。その中でも最上位に位置し、さらに躍進を続ける藤木鉄工。その高い技術力と成長の秘密は? 仕事内容や人材教育は? 鉄構部門統括の小林輝昭常務取締役にお聞きしました。

鉄構部門統括常務取締役

小林 輝昭

「よく建設業と思われますが、仕事内容は製造業そのもの。設計から製作、施工まで一貫体制を確立しています。ものづくりに興味がある工学系の方であれば、専攻は問いません。幅広い分野の学生とお会いしたいですね。」

社会インフラと人々の安全を守る鉄骨

まずは藤木鉄工の概要をお聞きしました。同社は「鉄構部門」と「橋梁部門」の2部門構成。鉄構部門は、高層ビル、工場、学校、病院など建物の骨組みとなる鉄骨の設計・製作・施工を担当。橋梁部門は、高速道路や幹線の道路橋、鉄道橋、吊橋、水路・ガス管橋、ゲート、スノーシェッドなどの設計・製作・架設まで担います。

「当社の鉄骨は社会インフラに直接関係します。時には人命にも関わる重要なものを作っているという意識を強く持っています」と小林常務。1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災での経験を踏まえ、その意識はより高まっていると言います。

世界レベルの技術力を誇る日本の鉄骨製作。その中でも国土交通大臣認定最高位「Sグレード」に認定された工場は、国内の鉄骨メーカー約2,200社中、わずか14社19工場のみ。藤木鉄工は県内初のSグレードを取得した今も、さらなる高みを目指しています。

2016年に県内初めて国土交通大臣認定最高位のSグレードを取得

コミュニケーション力が求められる仕事

鉄骨製作の流れを簡単に説明すると、まずは鉄鋼メーカーから鋼材を購入。切断、穴開け、溶接等の加工を行い、鉄骨製作を進めます。また、ビルなどの建物を造る場合は構造設計者や意匠設計者が手掛けた設計図に沿って、必要な鉄骨を作るための図面化を行います。

単に図面化といっても、使用する材料、接合方法、付属部品は一つひとつ異なります。正確な図面化のため、設計担当者は週に一度は建設現場へ。ゼネコン担当者や建物の構造設計者、意匠設計者と打ち合わせしながら鉄骨の図面化を進めます。図面化だけでも3〜4か月、長ければ1年ほどかかる案件もあるそうです。

ビルの場合はエスカレーターやエレベーターなどの設備も関わってきます。計算上は問題なくても設備と鉄骨が重なり合ってしまうケースもあり、業者との打ち合わせが欠かせません。図面作成だけにとどまらず、関係各所との調整も重要な業務。コミュニケーション力や折衝力が求められます。

  • 設計事務所などが作成した建物の設計図を元に、鉄骨を実製作するために必要な「工作図」と呼ばれる図面を作成します。

  • 建物は、壁、床、階段、配管など多くのものが鉄骨と取り合います。それぞれ干渉する箇所はないか検討し、図面のチェックを行います。

記憶に残る建物を、多くの技術者チームと造る

「この仕事の面白みは、多くの技術者に出会い、学べること」と小林常務。「建物の規模にもよりますが、20人ほどの担当者が様々な企業から集まり『1つの建物を完成させる』という共通のミッションのもとに知恵を出し合います。地方にいながら日本の最先端技術を持つ方々と仕事ができるのは、やはり刺激があって面白いものです」

巨大な建物になると、1つの鉄骨で長さ10m、重さ10tに及ぶことも。もし数ミリでも図面が間違っていたら、現場で鉄骨が組み上げられない事態になりかねません。大きな建物になるほど、鉄骨がきちんと組み上がるとホッとする。そんなやりがいもあるそうです。

藤木鉄工の実績は実に多彩。新潟では朱鷺メッセや新潟日報メディアシップ、新潟競馬場など。首都圏では横浜ランドマークタワー、東京ソラマチ、東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となった新国立競技場にも同社の鉄骨が使用されています。誰もが知る、そして多くの人の記憶に残る建造物に携われるチャンスがあるのです。

  • 新国立競技場

  • 北陸自動車道 くろさき茶豆大橋

OJTで着実な成長を目指す

入社後の流れについてもお聞きしました。「まず1〜2週間ほど新社会人としての心構えや当社の規則などについて新人教育を行います。その後は各部署の年間教育計画に基づいて仕事を覚えてもらいます」。1つの案件に対して2人1組で動くのが同社の基本スタイル。新人のうちは先輩社員と一緒に仕事を進め、OJTで技術を学んでいきます。

主な仕事内容は、図面描き、製作指示書の作成、社内打ち合わせなど。ひと通り覚えるのに2〜3年、自立できるようになるまで5年ほど。その後、主任、係長、課長代理、課長、次長、部長代理、部長とキャリアを積んでいきます。

「当社に合っていると思うのは、コミュニケーション力のある方。あとは長期案件でもプレッシャーに負けない精神力と、自分をしっかり持っている方です」。特に図面作成を担当する鉄構技術部は、藤木鉄工の中でも要(かなめ)といえる部署。スケールの大きな仕事で、ものづくりの醍醐味を味わえそうです。

  • 先輩社員が実務を通じて業務を教えてくれるので、1年目から安心して取り組めます!

  • 大規模案件は、チームで任されることも!各部署の専門家が社内にいるので心強いです。

ここには書き切れないほど、県内外に多くの実績を持つ藤木鉄工。直近では新潟駅前流作場のアパホテル&リゾート、大阪あべのハルカスを超える超高層325mのビルが建つ虎ノ門麻布台プロジェクトにも参加中とのことです。新潟にいながら県外の一流技術者と仕事ができるのも、大きな魅力。そして技術者でありながら、人とのコミュニケーションが重要なウエイトを占める点も印象的でした。チームワークを生かしたものづくりに興味がある人、社会人になっても成長を続けたい人には、間違いなくチャレンジしがいがありそう。ぜひ挑戦してみてください。

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