にいがた就職応援団ナビ2022 -新潟県で2020年に開催されるインターンシップ情報サイト-社会福祉法人ロングラン

にいがた就職応援団ナビ2022

IPPO君がゆく!応援団ルポ
地域社会で障がいのある方のライフステージに合わせた福祉サービスに取り組む。

住み慣れた地域で、誰もが幸せを感じる社会を目指して。

利用者さんも職員も笑顔!若い世代が活躍するロングランをルポ!

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障がい児の親たちを母体にしたボランティア団体「トライネット」の活動からスタートし、生きにくさを抱える人たちが地域社会で一生涯、幸せを感じる暮らし」を実現するため、2011年に設立された社会福祉法人ロングラン。利用者さんの障がいはさまざまで、幼児期の「児童発達支援」、学齢期の「放課後等デイサービス」、成年期の「就労継続支援B型」「生活介護」と幅広いサービスを提供する7カ所の拠点を柏崎市内に構えています。

従来の「障がい福祉施設」のイメージとは違い、利用者さんも職員も笑顔いっぱいの明るい雰囲気の中、若い世代も生き生きと働いています。そのお仕事内容や仕事への思いをうかがいました。

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障がいがあっても「当たり前」ができるようサポートしたい

まずお話を聞いたのは、入職3年目の笠原さんと横山さんです。同期の2人ですが、仕事内容はそれぞれ異なります。

笠原さんは、利用者さんの自宅に出向いて食事や入浴の介助をしたり、病院に付き添ったりする「訪問系」と呼ばれる仕事をしています。

そんな笠原さんが心がけているのは、利用者さんの行動上の問題に対応する際、広い視野を持つことです。利用者さんの行動は氷山の一角。周囲の環境や人間関係にも目を向けることで、問題解決の糸口が見えてくることがあると言います。

これまでの仕事で印象的だったのは、30代の利用者さんの祖父の葬儀にヘルパーとして同行したこと。無事に葬儀が終わると、ご家族から「ロングランさんの支援がなかったら参加できなかった。ありがとう」との言葉をいただいたそう。

「障がいがあっても当たり前のことを当たり前に経験できるようにする理念を『ノーマライゼーション』といいます。ささやかですが、それ実現できた経験として印象に残っています」(笠原さん)

横山さんは、デイサービスに来た利用者さんの介助や活動のサポートをする「日中系」を担当。その活動の一つに「スイッチ」を使ったものがあります。これは、例えばあるスイッチを押すと電源が入っておもちゃの犬が動く仕掛けを作り、利用者さんに楽しんでもらうものです。

「ボタンを押すことで、普段は意思表示が見られない利用者さんが笑顔を見せてくれることもあります」と横山さん。そして、「利用者さんには少しでも自己主張ができるようになってほしい」と話します。「ロングランの利用者さんは、これまで『自分で選ぶ』という環境になく、選択の概念がない人も少なくありません。それを少しでも変えて、あれが欲しい、これはしたくないというような利用者さんの意思を尊重できるような環境を作っていきたいです」(横山さん)

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いい意味で福祉のイメージを覆す法人

入職4年目の桑野さんにも話をうかがいました。「今まで主に大人の利用者さんをサポートしてきましたが、今年から小学生以上のお子さんを担当するようになりました」

最初は子どもとどう接していいか分からず、戸惑うこともあったそう。
「例えばその子の行動を注意したいときに『だめだよ』と言葉で言いたくなってしまうのですが、言葉によるコミュニケーションが苦手な子も多いので…。先輩たちを見ると、場所を変えたりして子どもの気分を落ち着かせていました。そうした先輩の仕事を参考にすることで、悩みは少しずつ減っていきましたね」と桑野さん。今は、関わるごと子どもの口数が増えたり、成長が垣間見えたりするのが仕事のやりがいになっているそうです。

最近は現場での業務に加え、会社見学に来た学生をガイドする仕事も担当しているといいます。
「社会福祉法人はたくさんありますが、ロングランのようにお子さんから大人まで幅広い年齢の利用者さんを支援している法人は多くありません。しかもロングランは、いい意味で福祉のイメージを覆してくれる。そのことを学生にしっかりと伝えたいですね」と意欲を燃やします。

桑野さん自身が新人時代に驚いたのは、職員が私服で働いていたこと。福祉=ジャージのイメージがあったそうですが、私服で働くことで職員・利用者の垣根が取り払われ、よりアットホームな雰囲気に。利用者さんと服の話になることもあるといいます。

また、「入社前は上下関係が強いのかなと思っていましたが、ロングランは理事長をはじめ、部長など上の方々が気さくに声をかけてくれます」とも。役職に関係なく職員同士の距離が近く、互いに一人の「ひと」として、真剣に誠実に向き合っていることがよく分かります。

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「アール・ブリュット」を知っていますか?

続いてお話を聞いたのは、石塚紀子さんです。名刺に「アートマネージャー」とありますが…?
「私は、利用者さんが描いた絵画などの作品の管理、企業やお店に絵を飾ってもらえるようレンタルの営業活動をしています。いま新潟では『アール・ブリュット』がとても盛んなんですよ」

アール・ブリュットとは、障がいのある人など、既存の芸術家などとは異なる流れから生まれる芸術のこと。企業などが作品をレンタルすると本人の収入になることもあり、単なるアートではなく、障がいのある人が世の中とつながる重要なツールでもあります。

作品の制作過程も、普通とは少し異なります。作者が黙々と描くだけではなく、石塚さんが「この絵、好きだな」とか「ここにも描いてみたら?」など率直に思ったことを伝え、共に作品を作り上げるのだそうです。そうした身近なコミュニケーションも含めて「アール・ブリュット」であると石塚さんは考えています。

企業などに作品のレンタルを営業する際は、石塚さんはその絵がどうやって生まれたのか、どんな人が書いたのかを魅力的に伝える「ストーリーテラー」の役割を務めます。

「私たちができるのは、作品のいいところ探し。ですから新しい視点で作品の良さを見つけてくれる若い力が必要です。福祉に興味はなくても、アートに興味がある人には面白い仕事だと思いますよ」とメッセージをくれました。

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障がいや福祉について知らなくても大丈夫。

実はロングランで働く若手職員は、学生時代に障がいや福祉について全く学んだことがない人が多いのも特徴です。皆さん「障がい・福祉=暗い、重い」と思っていたそうですが、職場見学でイメージが一変。利用者さんも職員も表情が明るく、楽しそうな雰囲気に惹かれて入職を決める人も多いそうです。

入職後は、各拠点での実習や研修を通じてさまざまな仕事を経験するので、専門知識がなくても安心。施設に配属後も、先輩職員がきちんとサポートしてくれます。

また、ロングランは設立当初から「地域に開かれた福祉」を大切にしています。障がいがあるからといって中にこもるのではなく、どんどん外に出て、障害のある人もない人も暮らしやすい地域を目指しています。

その考えを象徴するイベントが「TRY-tryふぉーらむ」です。毎年テーマに沿ったトークセッションや映画上映が行われ、近隣の方も足を運ぶ柏崎でおなじみのイベントとなっています。

今年も11月に柏崎市市民プラザにて開催予定で、テーマはずばり「アート」。作品の展示はもちろん、絶対音感を持つ利用者さんが実演でキーボードを披露したりと盛りだくさんの内容です。
ロングランの雰囲気や考えを肌身で感じられるイベントに、ぜひ足を運んでみては?

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IPPO君の独り言

ロングランは、利用者さん一人一人、そして職員一人一人の「個」を大切にする場だと感じました。「一人一人を大切にしてリスペクトを忘れない」という基本的な考えで経験を積むことは、仕事面はもちろん、人間としても成長し、深みを増すことにもなるでしょう。
 アール・ブリュットやイベント通じて、利用者さんと社会のつながりを深めていこうとする職員たちの熱意にも感動! ワクワクするような新しい福祉のカタチを垣間見たように思いました。

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