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株式会社飯塚鉄工所

高い技術で金属加工の可能性を拓く
BtoC展開による新たな価値の創造も


代表取締役/飯塚 肇

飯塚鉄工所の歴史は、石油精製に使われるポンプやバルブの修理工場からスタートしました。時は高度経済成長期。それは石油精製基地として栄える柏崎に必要とされた事業だったのです。その後、製造業へとシフトし、一度の加工で複数の加工を実現する多軸機械など、まだ世に出回っていない設備をいち早く導入することで発展。今はエネルギーや医療、半導体といった多様なフィールドで活躍しています。常に鉄工所の可能性を追求してきた同社について、代表取締役の飯塚氏にうかがいました。

基本データ

  • 設立/1953年(昭和28年)11月
  • 資本金/2500万円
  • 本社所在地/新潟県柏崎市半田3-15-16
  • 連絡先/0257-23-5611
  • 社員数/103名(2019年11月現在)
  • 売上高/18億円(2019年4月期実績)
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飯塚鉄工所の事業について教えてください。

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主に流体機器のパーツを製造しています。それらは医療、半導体、エネルギー、化学プラントなど多様な分野に生かされており、当社の事業は日本の産業の根幹を支えていると言っても良いでしょう。

例えば医療では、人工透析用ポンプや人工すい臓に使われる部品、インスリン自動注入器のパーツなどを製造。命に直結するセンシティブなモノづくりにより社会に貢献しています。半導体製造装置部品も当社を支える柱の一つ。携帯電話やパソコンといった各種電子機器に欠かせない高精密部品を担い、求められる厳しい基準をクリアして最先端技術に役立っています。また、エネルギー産業部品は最も古くから手がけている製品です。石油化学プラント向けのバルブやLNGポンプは国内外で活躍中。アメリカからも直接受注を受けて製造しています。有毒ガスなどの危険な流体物を扱う場合もあるため、安全性を確保する高品質が求められます。

さらなるレベルアップを目指して参入した航空機の分野では、航空機産業に必要な「JIS Q9100」の認証も取得。こちらの参入も着実に上昇線を描いています。

貴社の強みは何でしょう。

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一口に言うと生産技術力です。それを下支えするのは、プログラム・治具・生産管理・自動化まで、全て自社で行えること、そして、個々の人財力と先駆けて行う設備投資でしょう。1953年にポンプやバルブの修理工場として創業した当社は、その後、先代社長の「これからはつくる時代へ」との確信から製造業へとシフトしました。一度に複数の加工が可能となる多軸機械はすっかり普及しましたが、当社がそれを導入したのは25年ほど前。今は5軸から6軸へとさらに進化した機械を設置し、有効に使いこなすテクニックを常にブラッシュアップしています。この強みを、お客様のVA(価値分析)、VE(価値工学)につなげる提案型技術者集団であることも、当社の持ち味だと思います。

また鉄工所の枠を超え、研究開発型企業であることも特長でしょう。素材面からの提案、加工技術に加え、東北大学と共同開発した「スクリューローター加工方法」による真空ポンプは、加工方法の特許を取得したことが評価され、経済産業省が選定評価する「はばたく中小企業・小規模事業者300社 2017」や「新潟県経済振興賞(2019年)の受賞につながっていると思います。さらに新しい試みも始まっています。それは、女性社員が中心となって運営する板金工場から生み出される製品です。ここには国内4台目の導入となる先進的な曲げ機械とレーザ加工機を備え、多彩な板金加工に対応。美しい板金アートや日用品を自社ブランドアイテムとして生産しています。かねてからの夢だったBtoC事業の展開により、飯塚鉄工所の可能性はまた広がりました。

今後はどのような展開を考えていますか。

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2020年の4月に当社初の営業所を愛知県に設立します。愛知県といえば、トヨタをはじめとする様々な大手企業が本拠地を構える「モノづくりのマザー県」といった存在。これまで培ってきた技術と豊かな想像力をもってその地へと進出し、中枢から出てくる広い需要に応えます。合言葉は「世の中にないものをつくる」。技術力を強みに、意義ある提案を行っていきたいと考えています。

それに伴い、私たちも変化しなければなりません。これまでの製品はさらなる品質向上をはかり、多方面からの信頼をより強固なものに。一方で、新展開により生まれた受注にも速やかに対応できるよう技術の研鑽に努めます。そして確実なシナジーを生んでいくことこそ、最も大切だと考えています。

当社が目指すのは、流体部品メーカーとして飯塚ブランドを高め、「飯塚だからこそ」と言われる技術と品質を極めること。そして常にイノベーションに挑み、それを継続できる企業でありたいと思っています。

働く環境づくりにはどのように取り組んでいますか。

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今はオンとオフをきっちりと切り替える時代です。当社では順調な業績を受け、「プライベートな時間を増やす試み」として、年間休日を前年より5日増やし、残業の規制を決定。限られた時間内で有意義な仕事ができるよう、5Sも徹底しています。必要なものを探したり取りに行ったりする手間を省くだけで、作業効率は確実にアップしているようですね。

また社員が互いに分かり合うことを大切に考え、新入社員の歓迎会や忘年会ほか、レクリエーションなどで交流できる機会をつくろうと検討中です。隔年で社員旅行も実施し、これまでに北海道、大阪、九州、韓国の済州島などへ出かけています。

新聞にも取り上げられた面白い取り組みとしては、従業員なら誰でも1個100円でお惣菜を購入できるシステム「オフィスおかん」があります。食堂の冷蔵庫にそろった様々な惣菜のパックは、電子レンジで温めてその場で食べても、自宅に持ち帰ってもOK。一人暮らしの従業員をはじめ、幅広い層に重宝されているようです。そんな遊び心のある取り組みも、当社ならではだと思いますよ。

求める人物像を教えてください。

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ごくシンプルに、元気が良く、基本的なコミュニケーションがとれる人を求めます。「でも」「だけど」が先行するのではなく、他人の言葉を素直に受け入れられることも大切ですね。なぜならその方が着実に成長できるからです。

人材育成の一環として、当社ではお客様の製品を一つにまとめた「教育実習室」を設置。その装置をバラすことで、当社の製品の機能や使われ方を具体的に理解できるようにしています。これは図面では分からないことを知る学習の場であり、同時に、大きな産業をこんなふうに支えているんだという実感を得る機会にも。それらをモチベーションの向上につなげられたらと考えています。

入社から2カ月は、市の施設である「ものづくり活性化センター」で製造の基礎を学び、配属後はOJTをベースに仕事を覚える道すじを設けています。また外部スクールへの参加や、技能検定の取得も全面サポート。社員一人ひとりのキャリアアップを応援する体制を整えているので、知識の有無や文理にこだわらず、安心して門をたたいてください。

取材を終えて…

BtoC事業の展開や県外営業所の設立など、新たな試みに積極的なのは安定した業績があればこそ。「大切なのはイノベーションの継続」「SDGsの取り組み」「持続可能な経営」と、飯塚社長は熱く未来へのビジョンを語ります。

今後は教育制度の体系化や、働きやすい環境づくりにもより一層注力し、社員が存分に力を発揮できる企業運営を目指す同社。会議やミーティングでは若手社員も活発に意見交換できる風土があるため、参画意識も芽生えるでしょう。また新たに設立した板金工場をはじめ、女性が活躍できる場の創出に力を入れている点にも、ぜひ注目してください。

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