にいがた就職応援団ナビ2021 -新潟県の就活情報サイト-社会福祉法人ロングラン

にいがた就職応援団ナビ2021

IPPO君がゆく!応援団ルポ
地域社会で障がいのある方のライフステージに合わせた福祉サービスに取り組む。

住み慣れた地域で、誰もが幸せを感じる社会を目指して。

利用者さんも職員も笑顔!若い世代が活躍するロングランをルポ!

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障がい児の親たちを母体にしたボランティア団体「トライネット」の活動からスタートし、生きにくさを抱える人たちが地域社会で一生涯、幸せを感じる暮らし」を実現するため、2011年に設立された社会福祉法人ロングラン。利用者さんの障がいはさまざまで、幼児期の「児童発達支援」、学齢期の「放課後等デイサービス」、成年期の「就労継続支援B型」「生活介護」と幅広いサービスを提供する7カ所の拠点を柏崎市内に構えています。

従来の「障がい福祉施設」のイメージとは違い、利用者さんも職員も笑顔いっぱいの明るい雰囲気の中、若い世代も生き生きと働いています。そのお仕事内容や仕事への思いをうかがいました。

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みんなの笑顔で利用者さんを支える

最初にお話を聞いたのは、同じ大学で福祉を学んできたという入職3年目コンビ、小山美奈さんと酒井彩乃さん。幅広いサービスを提供するロングランの中で、サポートする役割はそれぞれ異なります。

酒井さんは、成人した4人の利用者さんが暮らす一軒家で、世話人としてみなさんの生活をサポートしているそうです。「皆さん昼間は仕事をしていますが、グループホームではそれぞれ食事や入浴の介助が必要な方々なので、少しでも居心地の良い環境を提供したいと思っています」。一方、小山さんは主に『児童発達』『放課後等デイサービス』という事業に携わっているのだとか。「未就学のお子さんを対象に基本的な生活動作の習得をサポートしたり、高校卒業までのお子さんを対象に集団生活に対応できるよう支援しています」。

2人とも最初は障害を持った方への支援方法が分からず、苦労したとか。「ロングランはさまざまな研修制度があるのですが、自閉症の研修に参加した際に障害を持った方との関わり方や何に困っているのかを理解することができ、そこから仕事が徐々におもしろくなってきました」と、小山さんが話してくれました。

実は2人とも会社説明会などに参加した際、ロングランの明るい雰囲気や、施設で過ごす利用者さんたちの笑顔に引かれ、入職を決めたそう。「ロングランは事務所の席が決まっていないんです。毎日、ノートパソコンを持って今日はどこに座ろうかな、と気分を変えて仕事に取り組めます。仕事ができる先輩の側になるとラッキーで、パソコンの操作から業務上の困りごとまで何でも相談にのってもらえます」(酒井さん)。「利用者さんは言葉に頼らない分、スタッフの気持ちを敏感に察します。利用者さんが笑顔になるには、スタッフがどんな時でも平常心でいることが大切。ロングランは職員同士とても仲が良く、事務所もとても明るいです!」(小山さん)。

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利用者さんを理解した対応で成果が

入職3年目の入沢洋平さんにも話を聞きました。
「私は、利用者さんと一緒にお出かけしたり、ご自宅に訪問して日常生活のお手伝いをしたりする『訪問系』とよばれる業務を担当しています。また、利用者さんが数人で生活する『グループホーム』の世話人として、食料品や日用品の管理もしています」

入職当初は、意思疎通が難しい利用者さんがどうして困っているのか分からず、戸惑う場面が多かったという入沢さん。しかし現場や研修で学ぶ内に、対処方法の引き出しが増え、「なぜ困っているのか?」と冷静に考えられるようになったといいます。

例えば、ある利用者のAさんは、1日の全体の予定が分からないと不安になり、落ち着きがなくなってしまいます。そこで入沢さんたちは、大きな紙に予定を書き出しましたが、Aさんはまだ落ち着かない様子。そこで思いついたのが「ビジュアルで見せる」というアイデアでした。予定を文字ではなく写真で表示したところ、Aさんは内容を理解し、状態も落ち着いたといいます。

「利用者さんの特徴を、他の職員からの情報も得ながら広く把握することが良い支援につながると思います。そういう意味ではロングランはどの施設もオープンな雰囲気で、先輩たちにも話しかけやすいのがいいですね。毎日の仕事に変化があり、スタッフも利用者さんも生き生きしているので、働いていて気持ちのいい職場です」と話してくれました。

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「アール・ブリュット」を知っていますか?

続いてお話を聞いたのは、石塚紀子さんです。名刺に「アートマネージャー」とありますが…?
「私は、利用者さんが描いた絵画などの作品の管理、企業やお店に絵を飾ってもらえるようレンタルの営業活動をしています。いま新潟では『アール・ブリュット』がとても盛んなんですよ」

アール・ブリュットとは、障がいのある人など、既存の芸術家などとは異なる流れから生まれる芸術のこと。企業などが作品をレンタルすると本人の収入になることもあり、単なるアートではなく、障がいのある人が世の中とつながる重要なツールでもあります。

作品の制作過程も、普通とは少し異なります。作者が黙々と描くだけではなく、石塚さんが「この絵、好きだな」とか「ここにも描いてみたら?」など率直に思ったことを伝え、共に作品を作り上げるのだそうです。そうした身近なコミュニケーションも含めて「アール・ブリュット」であると石塚さんは考えています。

企業などに作品のレンタルを営業する際は、石塚さんはその絵がどうやって生まれたのか、どんな人が書いたのかを魅力的に伝える「ストーリーテラー」の役割を務めます。

「私たちができるのは、作品のいいところ探し。ですから新しい視点で作品の良さを見つけてくれる若い力が必要です。福祉に興味はなくても、アートに興味がある人には面白い仕事だと思いますよ」とメッセージをくれました。

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障がいや福祉について知らなくても大丈夫。

実はロングランで働く若手職員は、学生時代に障がいや福祉について全く学んだことがない人が多いのも特徴です。皆さん「障がい・福祉=暗い、重い」と思っていたそうですが、職場見学でイメージが一変。利用者さんも職員も表情が明るく、楽しそうな雰囲気に惹かれて入職を決める人も多いそうです。

入職後は、各拠点での実習や研修を通じてさまざまな仕事を経験するので、専門知識がなくても安心。施設に配属後も、先輩職員がきちんとサポートしてくれます。

また、ロングランは設立当初から「地域に開かれた福祉」を大切にしています。障がいがあるからといって中にこもるのではなく、どんどん外に出て、障害のある人もない人も暮らしやすい地域を目指しています。

その考えを象徴するイベントが「TRY-tryふぉーらむ」です。毎年テーマに沿ったトークセッションや映画上映が行われ、近隣の方も足を運ぶ柏崎でおなじみのイベントとなっています。

今年も11月に柏崎市市民プラザにて開催予定で、テーマはずばり「アート」。作品の展示はもちろん、絶対音感を持つ利用者さんが実演でキーボードを披露したりと盛りだくさんの内容です。
ロングランの雰囲気や考えを肌身で感じられるイベントに、ぜひ足を運んでみては?

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IPPO君の独り言

ロングランは、利用者さん一人一人、そして職員一人一人の「個」を大切にする場だと感じました。「一人一人を大切にしてリスペクトを忘れない」という基本的な考えで経験を積むことは、仕事面はもちろん、人間としても成長し、深みを増すことにもなるでしょう。
 アール・ブリュットやイベント通じて、利用者さんと社会のつながりを深めていこうとする職員たちの熱意にも感動! ワクワクするような新しい福祉のカタチを垣間見たように思いました。

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