にいがた就職応援団ナビ2020

Interview with professional
ワークスタイル新潟

想像物を形にする面白みを実感
今後も新製品をつくり続けたい

ー 研究開発職 ー
メイン画像

ダイニチ工業株式会社
特殊機器開発部

小田川 健一〈2010年入社〉

□出身校/新潟大学 □出身地/栃木県真岡市
□趣味・特技/ドライブ、家電量販店巡り
□座右の銘・モットー/〜のために

メイン画像PC用

COMPANY PROFILE

ダイニチ工業株式会社

〒950-1237 新潟県新潟市南区北田中780-6
TEL.025(362)1101 FAX.025(362)6669

事業内容/石油暖房機器・家電製品・次世代環境機器等の開発・製造・販売

資本金/40億5881万円 従業員数/504名(2018年4月現在)
設立/1964年4月1日
URL.https://www5.dainichi-net.co.jp/jobs/

Work
開発の醍醐味に満ちたモノづくりを経験
work
イメージ

暖房・空調系家電製品の開発・製造・販売を手がけるダイニチ工業株式会社。全国シェアトップの家庭用石油ファンヒーターと、それに続くハイブリッド式加湿器、その二本柱にとどまらないモノづくりに取り組むのが、小田川の所属する特殊機器開発部だ。「開発職というと研究にどっぷり浸かるイメージですが、試作機の製作、部品メーカーの選定、生産フォローや事務作業など、様々な業務に携わります」。製品づくりの最初の工程である開発を担い、しかもその領域は幅広い。だからこそ、製品として完成したモノへの愛着もひと際強くなるのだろう。

開発者の小田川にとって、大きなターニングポイントとなった商品がある。カセットコンロ業界の最大手・岩谷産業株式会社からの依頼により製品化に取り組んだ「カセットガスファンヒーター」だ。これは、熱と冷気を同時に加えることで発電するモジュールを使った、電源を必要としないファンヒーター。「理屈では実現可能だろう、という想像物を形にする作業でした。発電モジュール仕様のキャンプ用品を入手して心臓部だけ取り出したり、プロジェクトのメンバーそれぞれが懇意のメーカーから部品を集めたり、試行錯誤しながらツギハギの試作機をつくりました」。短期間で、しかも実験的要素の強いモノづくり。それは小田川にとって、大変だが実に楽しい作業だったという。コードレスのため、災害時に活躍する商品になり得ることも大きなモチベーションとなり、想いを込めて意義あるモノづくりに取り組んだ。

イメージ
Style
他部署の知恵を借りて成長の足がかりに
work

第一関門は、モジュールをいかに温めるかだった。直接加熱したり、棒状の金属を取り付けてそれを炙ったり、様々なやり方を試してベストを見つけても、今度は一定の発熱を継続するためのチューニングが難関に。そんな時、頼りになったのが他部署の知識と技術だった。「電気とガスの違いはあれど、当社は燃焼のプロフェッショナル。部署を超えて豊富なノウハウを得ることで開発はぐっと前進しました。それは新たな知識となり、私自身を成長させてくれたように思います」。その後、手づくりの試作機を同社ならではのスピーディーな量産ラインに乗せるためのトライ&エラーを経て、ついに製品が完成。「次に気になるのはユーザーの意見です。まだ他にない商品なので、販売サイトの口コミには驚きの声や良好な反応が多く、安心しました」と、そこで拾った意見や提案をより良い製品づくりに活かしている。

イメージ

研究開発職にとって、報告書など様々な書類作成も必ずついて回る大切な業務の一つだ。そこにも、小田川ならではのこだわりがある。「会社での書類作成は、学生時代に経験した論文や学会資料とは全く別物。当時は同年代に向けて、ニュアンスで意図を伝えていたのだと実感しました。それに気づいてから、提出する相手によって、欲しているであろう情報や最良の表現法などに考えを巡らせ、ベストな仕上がりを意識するようになりました」。そんなちょっとした心がけが奏功し、「小田川の資料は的確で分かりやすい」と、周囲からも高評価を得ているようだ。

Niigata
生み出し続けること、それが目標
work
イメージ

生まれ育った栃木から、大学進学を機に新潟へ。「そこから大学院を修了するまでの間にお世話になった人がどんどん増え、なんだか戻るに戻れなくなっちゃって(笑)」と新潟での就職を決めた。子どもの頃から機械を分解するのが好きで、実は「新製品は必ずチェックする」というかなりの家電マニアでもある小田川。言うまでもなく、同社とのマッチングは絶好だった。

自然が豊かで食べ物がおいしい。新潟に来て感じた魅力は数あれど、ドライブ好きな小田川にとって、車通勤必須の環境は願ってもないものだった。「毎日の通勤がストレス解消の時間。それでも足りなければ、帰宅時に自宅を通り越して隣町まで行ってしまうこともあります。仕事がうまくいかない時には学生時代を過ごした街まで足を伸ばして気合いを入れ直すことも」。無心になり、心身共にリセットされる感覚が、日々の仕事への集中力を支えているのだろう。

今後の目標は「新しいモノを生み続けること」と小田川。新製品をつくり出す苦労も、それを続けていく大変さも知った上で、果敢にチャレンジしていくという決意表明だ。そして、開発者ならではの野望もチラリと覗かせる。「量産を得意とする当社ではなかなか難しいのですが、小ロットのオモシロ製品にもどんどん携わりたいですね。泥臭く仕事をする中で、新たな気づきに出会うことも学んだので」。その醍醐味とスピーディーな開発を共に実現させることこそ、小田川の目指す理想形なのかもしれない。

イメージ

◆|私|の|必|需|品|

スケジュール帳

手書きであること、縦の時間軸に沿って予定を書き込むバーチカルタイプであることがこだわり。「黒ペンで予定を書き、実際に行ったことを赤で書き込み、そのズレを検証して後のスケジューリングに活かしています」と、細かく時間を管理する。実はこれ、学生時代から続けていることの一つ。「楽しんでやっているので趣味みたいなものです(笑)」。

イメージ