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IPPO君がゆく!応援団ルポ
上下水道を熟知し、自治体に提案する建設コンサルタント

20年先の都市基盤の設計図を描くスペシャリスト

縁の下の力持ち、オリジナル設計の仕事をルポ!

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私たちの暮らしを支える各種公共事業。工事現場の様子はよく見かけますが、その設計やプランニングは誰がやっているのでしょう。もちろん舵をとるのは国や市町村ですが、実際に調査を行ったり設計図を描くのは、実は専門のコンサルタント会社なのです。「オリジナル設計」もそんな会社のひとつ。新しく下水道管施設を造ったり更新する際の計画や設計を担っています。日本全国に支店網を持ち、特に新潟事務所は上下水道に強みを持つと言います。私たちの見えないところで暮らしを支える「オリジナル設計」に潜入してみましょう。

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「こうしたらどうですか」を提案するのがコンサルの仕事

最初にお話をお聞きするのは、営業の川上さん。想像していたよりお若い印象。「新潟事務所はほかの事務所と比べると20代、30代の社員が多いんですよ」(川上)。見渡すと、女性社員も多く働き、「コンサルタント」という硬いイメージはあまり感じさせません。「私たち営業の仕事は、国や地方自治体の『こういうことがやりたい』という要望に対して、『では、こうしたらどうですか』という提案をする仕事です。下水道を例にすると、施設の配置や工事時期を決める「計画系」、設計や維持管理をプランニングする「設計系」、下水道という市町村の資産を有効に活用するための支援を行う「会計系」という3つの仕事が柱です」(川上)。

川上さんたち営業職は、案件に対する見積の作成、入札への参加を行います。「技術職の作業を手伝うこともあるので、自分では良い意味での雑用係だと思っています」(川上)。上司や技術職の方々と知恵を絞って決めた金額で落札できたときの達成感はひとしおだそう。「将来的にはお客様から『あの人に相談すれば大丈夫』と思ってもらえるような営業になりたいです。今はそのための知識を積み重ねています」(川上)。

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20年先の気候や人口動態を予測して

次に、オリジナル設計の中核を担う存在、技術部門の方にお話をお聞きします。応じてくれたのは入社7年目の樋口さんと入社2年目の森さん。「下水道施設の計画立案を行うのが私たちの仕事です。私はおおむね20年先の下水道施設の配置や規模を考えています。20年先に地域はどんな人口構成になっているか、降水量はどう変化しているか。そこを想定しないと答えは出ません。地域社会への貢献度が高い仕事なので、施設の完成後や業務完了時には達成感を味わえますね」(樋口)。「私は主に5〜7年間で実施する予定の施設の配置等を計画しています。実際に地域を歩いて、地域の特性も調べます。自分の仕事が数十年先まで引き継がれていくのを考えると、非常にやりがいのある仕事です」(森)。

入社2年目でそこまでできるとは逆に驚きなのですが。「指導は基本的にはOJTです。どんどん自分で考えるように指導しています」(樋口)。「入社時に基礎を2日間学びますが、基本、自分で勉強します。もちろん、困った時には先輩を頼れば力を貸して下さいますし、当社には県外にもエキスパートがいますので、とても頼りになります」(森)。

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社会基盤を構築する仕事に、大きなやりがいを感じて。

もう一人、入社1年目の若手社員である小島さんにお話をお聞きしましょう。入社の志望動機はとてもシンプル。「大学院で水処理の研究や土木の勉強をしてきたので、その知識を活かしたくて」(小島)。現在は「河川流域の計画立案」を行っているのだそう。具体的には「河川の汚濁の解析や、河川へ流入する排水量の計算等」。つまり、川の汚れを調べたり、流れ込む水の量を計算する仕事ですね。いかにも専門職的な言い回しがプロという感じ。

ところで、入社前と入社後で働き方のイメージに、ズレなどはなかったのですか?「入社前は現場へ行って測量し、図面を作成する仕事を予想していました。けれど今の仕事は計画立案です。計画立案の仕事は入社して初めて知ったので、当初は理解を深めることに時間が掛かりましたが、今では興味を持って仕事をすることができています」(小島)。

社会基盤をつくるという仕事の重要性を常に感じて、社会に深くコミットする仕事にやりがいを感じる小島さん。地道な仕事ですが、小島さんたちのお陰で快適な暮らしが実現するのです。

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自由で開けた環境が、良いアイディアを生み出します。

冒頭にも触れましたが、硬いイメージの仕事ながら社内の雰囲気がアットホームなのもこの会社の特徴。社内はいわゆる「フリーアドレス」。決まった席を持たず、気分に応じて、業務効率が上がるよう、自由な場所でPCを広げます。「部署の垣根を超えたコミュニケーションをとることができるので、思いがけないアイディアが生まれたりするんですよ」と教えてくれたのは、アルバイトから正社員へ登用されて5年目の小宮さん。「ノートパソコンやスマホも導入されて、社員同士のやりとりもとてもスムーズになりました。外出先や移動中でもメールチェックができるので効率的に仕事が進められます」(小宮)。

また、オリジナル設計は社長との距離が近いのが特徴です。「年に一度、『意見交換会』が全事務所で行われるんです。社長自らが各事務所を訪問し、従業員一人ひとりと顔を合わせます。私たちの生の声を吸い上げてくれるとても良い機会です」(小宮)。さらに、「ウーマンスタッフカンファレンス」など、女性従業員だけの研修会や若手・中堅社員対象の研修を開催し、自分磨きやスキルアップができます。良い仕事は快適な社内環境から。そんなことを実感できる会社でした。

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IPPO君の独り言

自治体対象のコンサルタント業務を行う会社と聞いて、硬い印象かと思いきや、訪ねてみるとそんなことはありません。社長との意見交換会など、開けた社風づくりが進んでいます。時差出勤や在宅勤務など、新潟の事務所ではまだこれからと言いますが、働きやすい環境づくりに余念がありません。八ヶ岳や越後湯沢などには保養所もあり、福利厚生も充実しているそう。個人的には、「水」をモチーフにした社内写真コンテストに驚きました。水を扱う仕事だけになるほど!です。優秀作品は自社の広告に採用されるそうです。

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