にいがた就職応援団ナビ2020

仕事・社風に注目! 匠の技で航空機産業を支える
事業内容に注目! 阿賀野市から、世界へ羽ばたくモノづくり

阿賀野市から、世界へ羽ばたくモノづくり

直動システム部品から航空機内装備部品まで多角的な事業展開で、幅広い技術と安定基盤を築く。 代表取締役 佐藤 十九一
地域にこだわり、ともに発展してきた歴史

 かつて、この地の主流だった瓦産業や砂利採取業などに就いていた人たちは、冬になると出稼ぎに出ていました。ここ阿賀野市には地域を潤す絶対的な産業がなかったため、東京などで学んだ若者たちが帰ってくるには心もとない環境だったのです。なんとかふるさとを発展させる強い地盤をつくりたい。その思いを胸に、当社は1973年に創業。大手家具装備品メーカーの新潟工場設立に寄与し、同社製品の加工を手がけるなどして、地域に多くの雇用を生むことに貢献しました。
 1990年には、高度メカトロニクスに必要不可欠な直動システムの部品加工に取り組み、着実に業績を上げて今や当社の主力事業に。また1996年から、航空機内装備部品の加工・組立を新たに担うようになりました。それらは当社を支える大きな柱として、確かな実績を重ねています。

培った技術をもとに多分野で活躍

 「直動システム部品」と「航空機内装備部品」の製造が、当社の主たる事業です。
 大手機械要素部品メーカー、THK株式会社様の協力工場として製造しているのが、直動システム部品群。スマートフォンやクルマの自動運転など、様々な先進メカトロニクス機器を支えるモノづくりです。
 また、空の旅を楽しむお客様にご満足いただける快適な空間づくりをサポートする航空機内装備部品の製造においても、安定した技術とスピーディーな対応で信頼を得ています。
 新しいトピックとしては、ガラス繊維を立体的に織り込むことで、絶縁体やスペーサーとして機能する新商品「ガラス繊維立体シート」の開発に成功し、大手電気機器メーカーへ納入を開始しました。
 また最近では、材料開発分野にも進出し、耐熱性合成樹脂において大手繊維メーカーとの取り引きがスタート。これは国や県などからも期待が寄せられる事業として、今後ますます拡大させていきます。ほかにも、地中に細長い穴を掘るのに用いるボーリング装置に欠かすことのできないドリルやパイプなど、様々な業界の製品を手がけています。

世界のモノづくりに貢献できる醍醐味

 世界に通用するナンバーワンの仕事を。それが当社の信念です。地元・阿賀野市にこだわって3つの工場を展開していますが、そこで製造しているものは、世界各国にエンドユーザーがいる製品です。
 当社のメイン顧客であるTHK(株)様は欧米にも拠点を構えるグローバル企業。当社の製品は、工作機械や産業用ロボット、半導体製造装置などのバックボーンに大きく関わり、世界で活躍しています。また、航空機のギャレー(厨房設備)やラバトリー(化粧室)は、米ボーイングの工場で組み上がり、全世界の航空会社へ。ここ阿賀野市に居ながらにして世界のモノづくりに貢献できるダイナミズムは、何よりの醍醐味ではないでしょうか。
 多角的な事業展開の理由は、需要変動などによる業績の浮き沈みを緩和し、安定した経営を実現するためです。実際、航空機部品はリーマンショックの影響はほとんど受けませんでしたが、世界の空が一斉に止まった湾岸戦争の際はやはり停滞しました。その時期を難なくクリアできたのも、多角的経営によるリスク分散が奏功したからです。

先見性と決断力で確かな未来を描く

 当社は以前、誰もが知るような精密機器メーカーや家電メーカーなど、名だたる大手企業に製品を納めてきました。そこから速やかに手を引いたのは今から約30年前。各企業がアジアに進出する兆候を見てとり、そこで生まれる圧倒的な労働力には到底太刀打ちできないと判断したのがその理由です。結果、好景気のうちに次なる事業に挑戦できたので、足踏みせず、順調に業績を伸ばしていくことができました。
 私たちには、企業として地域に貢献する使命と、社員とその家族を守る義務があります。そのためには、先見と決断の力が欠かせません。今後も時流を読み、感謝の心を抱いて、常に新たなチャレンジを繰り返しながら、社員とともに成長していきたいと考えています。

仕事・社風に注目! 匠の技で航空機産業を支える
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