新潟県で 看護職を 目指そう。

 

看護職の仕事とは

「看護職」について

「看護職」とは 保健師助産師看護師・准看護師 の4職種を指します。
保健・医療・福祉の幅広い分野で人々に寄り添い、健康を守っています。
保健師

保健師の仕事は、人々が健康な生活を送れるように保健活動を行うことです。
地域の健康データを分析した上で、地域住民を対象に、子どもから高齢者まで健康に暮らせる地域づくりを行います。具体的には、健康・育児相談、各種検診、生活習慣病予防対策等を実施します。他にも、健康課題の解決支援のために家庭訪問を行うなど、地域を活躍の場としています。企業に勤務する保健師は、働く人たちのメンタルヘルス対策や健康相談、健診結果に基づく保健指導・環境調整を行います。

  • 子どもの発達状況を確認しています。
    (上越保健所)

  • 病気を予防するための講話をしています。
    (魚沼保健所)

助産師

助産師は、出産の介助、出産にいたるまでの妊産婦への保健指導やアドバイス、産後の母子のケアを担っています。 また、育児指導や、不妊治療を行っている夫婦の相談、思春期・更年期の性や健康に関する相談など、女性の生涯を通じた健康問題に関わります。 病院・診療所に勤務する以外に、自分で助産院を開業することも可能です。

  • 赤ちゃんとお母さんの愛情の橋渡しをしています。
    (県立中央病院)

  • 小さく産まれた赤ちゃんのお世話をします。
    (新潟大学医歯学総合病院)

看護師・准看護師

看護師の仕事は大きく分けると、次の2点です。

① 療養上の世話
② 診療の補助

①は、患者さんの身の回りの世話を手伝い、また患者さんの声を聞き、病状が快方に向かうために寄り添うことなどがあげられます。
②は医師が素早く・確実に診断ができるように、患者さんの体温・脈拍・血圧などの測定や、医師の指示のもと注射・点滴・採血などを実施します。

准看護師は、①及び②の仕事を、医師や看護師の指示により行います。

看護師は、"人を看る"という看護師独自の視点で観察や判断をし、患者さんの生命と生活を支えています。
病院や診療所の他にも、訪問看護や福祉関連施設など、活躍の場は広がっています。

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看護職の魅力について

“人を看る”奥の深い仕事

看護は、その人がその人らしく生きることを
医療と生活の両面から支える奥の深い仕事です。

例えば、病院看護師は、医療職のなかでも最も近いところから患者さんとその家族に関わっています。そのため、患者さんが抱える問題や思いをよく理解し、適切な治療が受けられるように、患者さんと医療チームを繋ぐ役割を担っています。退院後の生活や継続した治療に関して、患者さんとその家族へのケアや支援を行うことも重要な仕事です。病気だけでなく、その患者さん全体を看る(“人を看る”)という奥深い仕事であるがゆえに資格が必要で、一生をかけて取り組むことができる仕事なのです。

感謝の言葉や笑顔がやりがい

「看護」という仕事を通じて、直接人に接して役に立つことができます。

病気や怪我を抱える人やその家族との関わりが多くあるため、
直接「ありがとう」「元気が出た」「あなたに会えてよかった」等の
感謝の言葉や笑顔をいただくことができ、働くことのやりがいや励みになっています。

知識・技術と人間性を高められます

看護職は資格取得後も知識・技術を高めていく必要があるため、
自分自身の成長も実感しながら働くことができます。

保健・医療・福祉に関する知識・技術はもちろんのこと、人の生命そのものについて考えさせられる機会も多く、仕事から得る学びが自分自身の人間性を高め、人生を豊かなものにします。日々様々な人生の節目に立ち会う看護職は、「『毎日を大切に、一生懸命生きていこう』という前向きな気持ちになれる」と語る方が多いのも特徴です。また、現場では看護職間の協力が必要不可欠で、互いに苦労を分かち合い、助け合う体制が整っています。病気や怪我の人たちを相手にするので、看護職自身も温かく、愛情深い人が多いことも魅力のひとつです。

看護職のキャリアアップについて

看護職員

看護職員

看護師・保健師・助産師は国家資格で、国家試験に合格する必要があります。また、准看護師は都道府県免許で、都道府県が実施する准看護師試験に合格する必要があります。

看護師免許取得後も、専門性を高めるキャリアアップの選択肢の一つとして、「専門看護師」や「認定看護師」の資格取得を目指す看護師が増えています。

また、看護師の経験を積んだ後に、後進を育てるため看護学校の教職員の道を選択するというキャリアもあります。

働く場所もさまざま、働き方もさまざま

看護職は、病院や医院の他にも、介護保険施設や市町村、学校などさまざまな場所で必要とされています。急性期病床や手術室など、常に最先端の知識と技術を要求される現場もあれば、デイサービスなど、患者さんやその家族との対話が重要視される現場もあり、自身の目標や適性と照らし合わせながら活躍の場を探すことが可能な職業と言えます。

また、働く場所にともなって、働き方(勤務時間や雇用形態など)も多岐に渡り、結婚・出産・転居・子育てなどライフイベントやライフスタイルに合わせ、働くフィールドやスタイルを柔軟に変えていく方も多いようです。

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