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藤木鉄工株式会社

誰もが知っている建造物・橋梁の鉄骨製造メーカー。
全国のランドマークを設計から製作まで担う技術者集団!

日本でも有数の建造物・橋梁の鉄骨製造メーカーとして、新潟県内を始め首都圏でも多くの実績を誇る藤木鉄工(株)。2016年に県内初めて国土交通大臣認定最高位のSグレードを取得。超高層ビルから国際スポーツ大会に対応できる競技施設までのあらゆる鉄骨を製作できる能力を備えた工場として認められた。

世界レベルといわれる日本の鉄骨業界の中でもトップクラスの同社、製造部門統括の小林輝昭取締役に、藤木鉄工が誇る技術面での強み、仕事内容ややりがい、入社後の教育について伺いました。

基本データ

  • 設立/1956年
  • 資本金/9800万円(2018年1月現在)
  • 本社所在地/新潟県新潟市中央区東大通1-2-23 北陸ビル5F
  • 工場所在地/新潟県北蒲原郡聖籠町東港3丁目2265番地6
  • 連絡先/025-256-2111
  • 社員数/211名(2018年1月現在)
  • 売上高/120億8875万円(2017年12月現在)
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大型鋼構造物の製作施行を通じ、都市基盤づくりと社会資本の整備に貢献する技術。

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当社には鉄構部門と橋梁部門があり、鉄構部門では高層ビルや工場、学校、病院などの骨組みとなる鉄骨の設計・製作・施工を、橋梁部門では高速道路や幹線の道路橋、鉄道橋、吊橋、水路・ガス管橋、ゲート、スノーシェッドなどの設計・製作・架設を担っています。社会インフラに携わっているという意識と同時に、阪神淡路大震災の頃から耐震性が重要視され、また東日本大震災での経験を踏まえ、人命に関わる重要なものを造っているという意識をより一層強く持っています。

日本の鉄骨技術は、世界レベルと言われており、高い技術力と歴史があります。鉄骨メーカーは国内で、約2,200社ほどありますが、その鉄骨製作工場のうち、Sグレード認定工場は14社20工場。国土交通大臣認定最高位を取得した今も、さらなる高みを目指し挑戦し続けます。

当社では、鉄鋼メーカーから鋼材を購入し、切断や穴開け、溶接等の加工を行って、鉄骨を製作しています。建物を造る場合はまず構造設計者や意匠設計者が設計を行いますが、当社はその設計に沿って必要な鉄骨を造っていくための図面化を行っていきます。その際、工場がより正確に、かつ効率的に造れるように図面を製作しなければなりません。この図面化が鉄骨製作の要になるので、とても重要な作業になります。

ただ図面を描けば良いわけではありません。使用する材料、接合方法、付属部品などが一つ一つの鉄骨で異なるため、1週間に一度は建設現場に足を運び、ゼネコン担当者や構造設計者、意匠設計者と打ち合わせながら設計作業を進めることになります。図面化の作業だけで3〜4ヶ月、長い案件になると1年くらいかかるものもあります。昔は図面を描くのは全て手描きで、多くの人を動員して半年ほどかかっていましたが、現在はCAD化が進んでこれでもスピードは格段に速くなりました。

また、超高層ビルとなると、階段やエレベーター、エスカレーターなどが設置されるため、計算上は取り付くようになっていても、そうした設備が鉄骨と重なったりする場合があります。そうなるとやはり他の業者との打ち合わせが必要です。このように設計は、関係各所との打ち合わせや調整を行った上で図面を作成しなければいけませんので、対人コミュニケーション力や折衝力も必要になってきます。

一つの案件ごとに多くの人に出会い、自分の成長が感じられる喜び。

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巨大な建造物になると、1つの長さが10m、重さが10tもあるような鉄骨を造るような場合もあるわけですが、万が一図面がミリ単位でも間違っていたとしたら、いざ現場で組み上げることができない、ということにもなり得ます。大きな建物になるほど、鉄骨がきちんと組み上がるとホッとしますね。

設計のおもしろみは、一つのプロジェクトが終わるまでに、いろいろな人に出会えることだと思います。建物の規模にもよりますが、様々な企業から20人ほどの担当者が集まり、「建物を完成させる」という共通の目標のもとに知恵を出しあっていきます。その課程では他の人の知識も吸収できますし、一つの案件を担当するごとに自分の成長が感じられますので、それがやりがいにもつながっています。地方にいながら日本の最先端の技術を持つ方とともに仕事ができるというのは、やはり刺激があって面白いものです。

当社のこれまでの実績を振り返ると、新潟では朱鷺メッセや県立野球場、市民病院、新潟競馬場など、首都圏では日本テレビ本社ビル、丸の内ビル、横浜ランドマークタワーなど、誰もが知っている建造物を手がけてきました。東京の新たな観光名所の東京スカイツリーの周辺施設である東京ソラマチも、当社の鉄骨が使用されています。また、萬代橋のたもとに2013年春完成した新潟日報メディアシップには、全量私どもの鉄骨が使われています。更に立体化となる新潟駅駅舎にも今後取り組みます。このようにスケールが大きく、多くの人々の記憶に残る建造物に携われるということは、若い社員にとって夢があることだと思います。

初めは先輩社員と共にステップを踏みながら キャリアを積み上げてもらいたい。

イメージ ▲製造部門統括取締役 小林 輝昭氏
イメージ ▲製造部門統括取締役 小林 輝昭氏

学生の皆さんには、建設業界と思われがちですが、仕事の内容は製造業そのもの。当社では設計から製造まで一貫体制で、ものづくりを行っています。

製造業の仕事に興味があれば、専門的な知識がなくてもチャレンジしてもらいたいですね。工学系の方であれば、特に専攻は不問とし、幅広い分野の学生さんとお会いしたいと思っています。

入社後はまず、1〜2週間にわたって新社会人としての心構えや当社の規則など、全社的な新人教育を行います。その後は、各部署の年間教育計画に基づいた教育となり、鉄構技術部では1ヶ月に1回ほど個人的に勉強会を開いて、技術的な知識を学んでいきます。その後は、先輩社員についてのOJTが中心となります。一つの案件に対して、2人1組で動くので、新人の内は先輩社員といっしょに仕事を進めて技術を教わっていく形になります。最初は図面描き、製作指示書の作成、社内での打ち合わせなどが中心になります。

仕事を一通り覚えるのに大体2、3年、打ち合わせができるようになって自立できるのは5年ほどでしょうか。その後、主任、係長、課長代理、課長、次長、部長代理、部長とキャリアをステップさせていきます。

当社が求める人材像ですが、先ほども申し上げた通り技術職とはいえ外部の方との打ち合わせも必要となりますので、コミュケーション力のある方がいいですね。あとはいろいろなプレッシャーに負けない精神力と、自分をしっかりと持っているということでしょうか。鉄構技術部は当社にとっても「要」と言える部署だと思います。それだけやりがいも多い仕事だと思いますので、ぜひ多くの方にチャレンジしていただきたいですね。

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