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光陽産業株式会社

国内トップシェアのガス栓メーカー。
多分野へのチャレンジと、それを支える企業風土。

代表取締役社長/大山 健二郎

ガス栓のリーディングメーカーとして、堂々国内トップシェアを誇る光陽産業株式会社。信頼の源は、高い技術力と開発力。ガス栓で培ってきた技術とノウハウを駆使し、水道の部材や新幹線の車輛用バルブを手がけるなど、多様な分野にも進出して着実に存在感を示しています。また、航空機や医療関連といった新分野にも果敢にチャレンジ。新たなトピックスには事欠きません。

今回は新事業の展開を中心に、それを可能にする企業風土や強み、そして多くの分野へと挑戦する同社が欲する人材について、大山社長に伺いました。

基本データ

  • 創立/1926年6月15日
  • 資本金/3億円(2018年3月現在)
  • 本社所在地/東京都品川区豊町4-20-14
  • 連絡先/03-3787-3411
  • 上越工場/新潟県上越市北本町3-1-8
  • 連絡先/025-523-2181

  • 社員数/337名(男性199名/女性138名)
  • 売上高/66億円(2017年6月)
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光陽産業の事業と強みについて教えてください。

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当社は家庭で使う都市ガスやプロパンガスなどの「ガス栓」を製造・販売しています。都市ガス用のガス栓においては国内トップシェアの40%、後発だったプロパンガス用でも30%のシェアを獲得し、名実ともにガス栓のトップメーカーとなりました。

当社は今年で創業92年を迎えます。当時から蓄積されてきたバルブの技術こそ、何にも代え難い大きな強みです。ガス栓には、金属と金属を接触させてガスをシールする「メタルタッチ」を採用し、そこにミクロン単位の超精密加工を施して優れた耐火性を実現するなど、高度な技術力を安全向上に活かしています。さらに、日本ガス協会が発表した「2020年までにガス事故による死亡者ゼロを目指そう」とする長期方針に基づき、保安向上に向けた製品づくりにも注力。ホースをつなぐと自動的にガスが流れ、外すと遮断される「ガスコンセント」をベースに、施工性や操作性を改善した様々な新製品を投入し、経年劣化したガス栓をそれに置き換えていくことにも積極的に取り組んでいます。

他分野への事業展開、新規製品の開発とはどのようなものでしょう。

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水道関係のバルブや継手などはすっかり定着しました。水まわり機器メーカーと共同開発に取り組み、OEMとして生産を行って積極的にシェアを拡大しています。また、エアコンにフロンガスの代替となる流体を供給するための配管部材も、設備機器メーカーと共同開発しています。

それだけではありません。東海道山陽新幹線N700系、北陸新幹線E7系・W7系、さらに中国や台湾の新幹線車輌にも、当社のバルブが使用されています。多くの国がモーダルシフトにより電車を新たに導入し始めているため、車輌用バルブの生産も右肩上がり。新製品の開発もあり、明るい展望が開けています。最近では、航空機の部品製造にも進出。キャビンで使われる熱湯の蛇口がそれで、特殊な仕様に当社の技術が活かされ、ボーイング787では標準採用されています。

そのほか医療関係では、県からの要請により、点滴の管の取り付け部分に当たる部材も開発中です。点滴の管が継ぎ目から外れてしまうと事故につながるため、医療関係者はつい強く締めてしまいがちなのですが、それによる破損が逆に事故を生んでしまう可能性も。そこで「誰が取り付けても安全な状態になるように」との要望を受け、試作品を製作している段階です。

これら多岐にわたる分野への進出は、ガス栓のバルブにおける技術を転用し、広げていった結果です。バルブのプロ集団として、自分たちの持てる技術やノウハウをどのような業界に活かしていけるだろうか。常にそれを考えながら新しい展開を模索しています。

職場の雰囲気、人材育成についての取り組みなどについて教えてください。

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社員300名規模の会社ということもあり、職場は家庭的な雰囲気です。フレンドリーな人が多く、全てにおいて風通しの良いところが特長だと言えるでしょう。偶然にも学生時代に野球をやっていた社員が多く、部活動でも野球が盛ん。どちらかと言うと体育会系の気質なのかもしれません。

また、働きやすい環境づくりにも配慮しています。東京本社の場合は社宅や寮を完備して社員の生活環境をサポートしているほか、「仕事は仕事、休むときはしっかり休もう」とオンとオフの切り替えを重視し、年間休日127日を確保。斑尾や軽井沢を含む、国内数カ所に保養所を構えるなどして、福利厚生面の充実をはかっています。

当社の企業理念は「モノづくり、ヒトづくり、コミュニティづくり」です。その中のコミュニティづくりの一環として、地域とのつながりも大切にしています。上越工場では長年にわたり少年野球への協賛を行っているほか、東京本社では定期的に防災フェアを開催。行政や消防署と連携し、当社の製品である消火訓練装置の体験や消火器の使用法のレクチャーといったプログラムを用意し、私たちらしいやり方で地域貢献に努めています。

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求めているのはどのような人材でしょう。

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当社はメーカーなので、大前提としてモノづくりが好きであることは言うまでもないでしょう。最も大切なのは「ガッツ」だと思います。そして、やろうと決めたことを貫く根気と粘り強さ。どんな仕事に対しても、すぐに諦めたり心が折れてしまうようでは本人にとっても会社にとっても良くありません。技術やスキルは入社後にいくらでも身につけることができますが、その成長を可能にするのは強い精神力や意欲的な姿勢です。例えば、学生時代に運動部に在籍して頑張った、一つのことに没頭してこれだけの成果を出した、など自分が一所懸命取り組んだことをどんどんアピールしてください。そういう体験のある人は、入社してもガッツをもって仕事に取り組めるのではないかと思います。

また営業職はもちろんですが、開発職でもお客様と接する機会は少なからずあります。社員同士でタッグを組んで仕事を進める場合も多いので、ある程度のコミュニケーション能力も必要でしょう。

どのくらいの専門知識が必要なんだろう、と不安に思う学生さんもいるかもしれませんが、仕事に欠かせないスキルを身につけるのは入社後でも十分間に合います。当社では、新入社員研修をはじめ、プログラムに応じた社内外での各種研修、通信教育など自己啓発のためのサポートを実施しているほか、2年目以上の社員には本社と上越工場をテレビ中継で結んでの研究発表会を行うなど、若手社員のスキル向上を促す取り組みにも積極的です。

仕事とは、知識と経験を積み重ね、理解すればするほど面白くなっていくもの。当社には、皆さんの成長をサポートする学びの機会がたくさんあるので、存分に活用して成長する喜びを味わってください。

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取材を終えて…

同社は、本業であるガス関連の製品を担当する部門のほか、その技術を応用した新規製品を手がける「機器事業部」を設け、多様な分野への進出を遂げています。「バルブ」は私たちにとってなかなか分かりづらいものですが、新幹線や航空機、医療の現場など意外と身近な場所で活躍しています。その大いなる可能性や、世の中になくてはならないものをつくっているという誇りは、日々の大きなやりがいにつながるのではないでしょうか。

また、働きやすい環境づくりへの取り組みが充実しているのも同社の特長。「やるときはやる」のポリシーで年間127日の休日が確保されているため、ワークライフバランスを重視する人にとっては願ってもない環境だと思いますよ。

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