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恒成株式会社

「創意工夫」と「提案」が当社のDNA。
金属をもっと知り、付加価値を見出したい。

1934年、非鉄金属スクラップの集荷業として創業した「恒成」。非鉄金属の中でもステンレスに着目したり、スクラップだけでなく材料販売もスタートさせるなど、常に時代を先読みしながら事業を発展させてきた、金属加工のメッカである新潟県燕市でも独自の存在感を放つメーカーです。

創業から80年が過ぎた現在でも「創意工夫」と「提案」をモットーに、前進を続ける同社の事業内容や強み、今後の展望などを伺いました。

基本データ

  • 設立/1969年3月
  • 資本金/1500万円
  • 本社所在地/新潟県燕市小池4929番地 小池第2工業団地
  • 連絡先/0256-63-5105
  • 社員数/62名(2018年1月現在)
  • 売上高/54億円(2017年9月期)
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金属の一生の最初と最後、「鋼材」と「スクラップ」。

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私たちの身のまわりに無数に存在している金属。その中でもステンレスは「さびにくい」という特徴を持ち、食器や調理器具、換気口のフード、ユニットバスの壁面など、水を使う様々な場所で使用されています。チタンはステンレスほど一般的ではありませんが、さらに「硬くて軽い」という特徴もあり、ゴルフクラブやアウトドア用品などで使われています。

恒成は、ステンレスやチタンといった金属に関わる二つの事業を展開しています。そのひとつが「鋼材」という事業。「ステンレスやチタンは、コイルという金属の巻物の状態で素材メーカーから納入されます。これをお客様の指定寸法に合わせて切断加工するのが鋼材事業部です」。スリッターやレベラーといった設備によって、多品種・小ロットなどに柔軟に対応しています。そしてもうひとつの事業が「リサイクル」です。「もう使われなくなったステンレス製品などをメーカーから集荷。品質をチェックしてステンレスメーカーへ販売します」。

いわば、ステンレスやチタンといった金属の一生における最初と最後を担うのが、恒成の事業。そして、スクラップとして集められた金属は再利用されることで、また次の人生がスタートします。

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「日の当たるところを歩め」という教え。

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「当初は非鉄金属のスクラップを扱っていましたが、需要が伸びてきたためにステンレスに注力。高度経済成長期に入り、ステンレス材料へのニーズが高まってきたタイミングで鋼材事業をスタートさせました。先代社長の教えが『日の当たるところを歩め』というもの。時代を読み、常に伸びそうな分野を探し、注力する。当社はそうやって事業を発展させてきました」。

材料とスクラップをどちらも扱っている企業は数が少なく、そのことが県外での取引にも繋がり、情報収集の面でも有利に働くとのこと。もうひとつ、恒成の強みとなっているのが「創意工夫」と「提案」に積極的な社風だそうです。

「スクラップを山口県に送るのに、かつては電車やトラックといった陸路を使っていました。そこで当社は、早く大量に送る方法として海上輸送を提案しました。また専用設備を導入し、スクラップをサイコロ状にプレス加工することで、輸送効率を上昇させコストカットを成功させました。改善方法を常に考え、提案していく。これが当社のDNAだと思います」。

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素材を知り、付加価値を見出す、おもしろさ。

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変化をいち早く察知し、挑戦し続けることで80年の歴史を築いてきた恒成。今後はどんな展望を描いているのでしょうか。「重要なのは、付加価値を生むこと。鋼材事業に関しては、製造的サービスを向上させ、よりレベルの高い加工を手がけていきたいと考えています。リサイクル事業では、スクラップの性質を見極めて、いかに価値を見出すかがポイントですね。安全性を高めたり、自動化を進めることも当然やっていきます。決して今の事業に固執するつもりはありません。必ず今後伸びていくポイントはある。そこを見極めて付加価値を高めていきたいですね」。

最後に求める人物像について伺いました。「真面目で素直なこと。そういう人物は間違いなく伸びます。私の役目は、若い社員たちに経験や勉強をする機会を設けることだと思っています。地味で大変な部分も少なくない仕事ですが、商品の価値を見出せた時はやりがいがあります。素材を知り、いかに工夫をして付加価値を高めるか。その醍醐味を味わってもらいたいですね」。

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取材を終えて…

金属加工の街として知られる燕市で80年以上の歴史を持つ同社。普段の生活の中で接点を持つことはない会社ですが、一つひとつのエピソードを聞く中で、その80年は創意工夫と挑戦の積み重ねだったのだと学びました。金属は奥の深い世界です。きっとまだ多くの可能性が眠っているはず。知識を積み、その価値を発掘していく仕事は、きっとその醍醐味も奥深いのだろうなと感じました。

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