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Jマテ.グループ

高シェアの銅合金鋳造メーカーを有し、
持続可能社会に貢献する企業グループ

1950年、スクラップのリサイクル事業からスタート。上越エリアでは「Jマテ(ジョーマテ)」と言えば、今も資源や廃棄物回収車のイメージがしっかりと浸透しています。でも実は、そこから派生した金属加工のメーカーを持つのが、グループの最たる特徴だと言えるでしょう。そこでは銅合金を使った上水道配管パーツや産業機械部品などを製造し、一部の製品では全国トップシェアを獲得しています。このように、加工まで手がけるメーカー機能を持ち、全国的にも珍しいグループ内循環型事業を築く「Jマテ.グループ」。その強みや今後の展望、働く先輩社員が感じる仕事のやりがいなどを聞きました。

基本データ(Jマテ.ホールディングス株式会社)

  • 創業/1950年
  • 資本金/2億円
  • 本社所在地/新潟県上越市下名柄1618番地1
  • 連絡先/025-539-1102
  • 社員数/531名(2017年12月現在)※グループ合計
  • 売上高/222億円(2017年度12月期)※連結
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Jマテ.グループについて教えてください。

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始まりは、1950年にスタートした資源回収業です。当時は、鉄スクラップを集めて電炉メーカーに納めるなどしていました。金属スクラップ回収の一環で大手化学メーカーの設備更新に際した解体を請け負うようになり、事業を拡大。さらに廃棄物処理も手がけ、当グループの根幹となる「上越マテリアル」の各部門が確立されました。

最も特徴的なのは、銅合金鋳造を行う製造メーカー「Jマテ.カッパープロダクツ」を有することでしょう。これは、相場変動の激しい銅回収におけるリスクを抑制するために、集めた銅で製品をつくり始めたのがきっかけでした。銅スクラップの回収から、鋳造、加工まで一貫して担う業態は全国的にも珍しく、さらに製品の中には全国トップシェアを誇るものもあります。また「Jマテ.エンジニアリング」では、主に産業機械の設計・製作・販売・メンテナンスを行い、世の中のモノづくりを支えています。

静脈産業と言われるリサイクル事業を起点に、メーカー機能を築き、それらが共存しているのは当グループならでは。ほかにも、バイオマス資源燃料化事業、宅地開発・土地区画整理事業など、上越エリアに根ざした様々な事業を広く展開しています。

グループ展開の強みはどこでしょう。

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例えば、リサイクル事業で集めた銅スクラップをメーカーに納めて製品にしたり、土地区画整理事業から解体工事部門に現場の業務を依頼したりと、事業を超えて案件を共有し、それぞれのアプローチでお客様に貢献できること。それがグループ内でうまく循環しているのが最大の強みでしょう。

また、福利厚生や教育制度などはグループ共通です。年間休日は114日。初年度から有給休暇が20日確保されているほか、育児や介護による休業・短時間勤務なども法令通りに定めています。年に一度、家族も参加できるスポーツイベントを開催するなど、交流の機会を積極的に設けています。

社員のスキルアップを目的とした研修も充実。年間30講座以上の社内研修を開催しているほか、ビジネススキルや現場スキルを高める通信教育講座の受講を促し、優秀修了者については費用も全額サポートしています。もちろん、必要な資格に関しても学びの場と時間を提供し、受験にまつわる費用も全額負担するなど、社員のチャレンジを後押しする環境づくりにもグループをあげて取り組んでいます。

グループの製造メーカー「Jマテ.カッパープロダクツ」について教えてください。

イメージ ▲上水道関連部品
イメージ ▲上水道関連部品

スローガンは「リサイクルで価値あるもの創り、Bronz1」。銅合金のプロフェッショナルとして、素材開発から溶解、鋳造、加工、さらにリサイクルまでの一貫体制を築いています。主に生産しているのは、錆びにくいという銅の特性が生かされる水道管の継手。住宅において水道管は目に見えませんが、皆さんの暮らしに欠かせない大事な部品の一つです。それを国内大手給水機器メーカーや機械メーカーなどに納入し、連続鋳造品の上水道関連部品において全国トップシェアを獲得しています。

また産業用ロボット部品についても、その品質が業界大手メーカーから評価され、着実に業績を伸ばしています。少子高齢化による人手不足や人件費抑制、品質安定化へのニーズに伴い、大いに需要が拡大される分野として今後さらに注力します。

同社の強みは、スクラップ回収から始まったグループの実績とノウハウを生かし、自ら目利きして銅スクラップを集め、鋳造、加工に至る広い領域を手がけていること。それによってお客様への最適な提案とスムーズな対応が可能となり、多くの信頼につながっています。また、数年前からトヨタ生産方式(TPS)を取り入れるなど、常に生産システムとサービスの向上に取り組んでいるのも特徴。グループ全体の売上の6~7割を占める中心事業だけに、今後も効率的でタイムリーな業務を心がけ、銅合金が必要とされる他ジャンルにも積極的に進出したいと考えています。

では「Jマテ.エンジニアリング」の事業やその強みは。

イメージ ▲研磨スラリー用砥流供給システム
イメージ ▲研磨スラリー用砥流供給システム

同社は産業機械の設計・製作、立ち上げ、メンテナンスまでトータルして手がけています。生産性を高め、より良い品質を実現するための提案を行い、お客様それぞれのニーズに応じた機械をオーダーメイドで提供。具体的には「研磨スラリー用砥流供給システム」をはじめ、スマートフォンや自動車などに使われる製品をつくるための機械を多く制作し、まさに世界最先端のモノづくりの一端を担っています。また「Jマテ.カッパープロダクツ」やバイオマス事業など、グループ企業にも各種装置を提供しています。

現在、力を入れているのは開発力の強化です。自社製品の第一号として、研磨の際に出る削り粉を高圧水で洗浄する「ラップ定盤自動溝掃除機」を完成させました。お客様の生産現場に出向き、そこにある要望や困りごとを拾い上げて製品開発につなげることこそ、これまで地道に信頼関係を築いてきた同社だからできること。今後はコンサルタントを入れて開発・設計体制を整え、また教育機関とも連携をはかって特許申請にも積極的に取り組む考えです。

先輩社員にうかがいます。この仕事の魅力とは。

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(Jマテ.カッパープロダクツ Y.Mさん/2014年入社)

素材・水部品課に所属し、大手水栓メーカーや配管メーカーといった既存のお客様へのルート営業を基本に、新規顧客や商材の獲得にも取り組んでいます。

やりがいを感じるのは、お客様の要望にきっちり応えて喜んでいただけたとき。お客様のイメージをもとに設計にも深く関わり、最良の形で加工品を納入できた案件は特に印象に残っています。その際は、素材から一貫して手がける当社の利点と、入社後の数カ月間、生産の現場研修で鋳造や加工を経験したことが大いに役立ちました。

取り扱うのはJIS規格の製品なのでオリジナリティーを出しづらい分、どこで信頼を得るかと言えば「サービス」です。納期が早い、細やかに対応できるといったメリットを発信しながら、セールスエンジニアとして活躍できる知識と経験を身につけるのが今後の目標です。

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(Jマテ.エンジニアリング D.Yさん/2015年入社)

産業用機器の電気設計担当として、設計から製作、保守まで一貫して行います。目には見えない電気が自分の設計した回路を流れ、装置の動作として現れるのが楽しみの一つ。自分の想定通りに動いてくれたときは、この仕事の面白みを感じます。また製品のユーザーと対面する機会も多いので、そのダイレクトな反応を確認できる職種でもあります。やはりお客様に喜んでもらえると、とてもうれしくなりますね。

この仕事に予期せぬトラブルはつきもの。でも装置の立ち上げが遅れたら、お客様の工場の稼働にも影響します。緊張感の漂う場面もありますが、失敗を失敗と受け止めて速やかに対応することが求められます。そのため、打たれ強く、また必要な知識を得るための調べ物や問い合わせが苦にならないタイプの人は適しているかもしれません。

今後は、始動したばかりの開発部で新たな経験を積むことになりました。ここで考案したものが商品化されるまでの長い道のりにも、前向きに取り組みたいと思います。

取材を終えて…

リサイクル事業の担い手として上越エリアで高い認知度を誇る同グループ。そこで集めたスクラップを生かして製造メーカーを展開するのは、全国的にも珍しく、多くの注目を集めています。その「Jマテ.カッパープロダクツ」ではトヨタ生産方式を取り入れ、効率的な業務と、顧客へのタイムリーな対応を実現。常により良い生産活動を追求していることがよく分かります。また今後、ますます需要が増すであろう産業用ロボット部品を手がけているのも、将来性への期待を高める重要なポイントでしょう。開発の専門部署を新設して自社製品づくりに臨む「Jマテ.エンジニアリング」とともに、世界の先端技術を支えるモノづくりの醍醐味が味わえるのは大きな魅力です。

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