にいがた就職応援団ナビ2019

Interview with professional
ワークスタイル新潟
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プレス加工から金型設計まで
幅広い仕事に挑む

ー 技術職 ー
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株式会社 日功
金型グループリーダー

阿部 修〈2012年入社〉

□出身校/新潟工科大学
□出身地/新潟県新潟市秋葉区
□趣味/映画鑑賞・ラーメン店巡り
□座右の銘・モットー/一致団結

COMPANY PROFILE

株式会社 日功

〒950-1471 新潟県新潟市南区和泉635-8
TEL.025(373)3645 FAX.025(373)3653

事業内容/石油燃焼機器・家庭電化製品・自動車部品・農業機械・通信機器等の金属プレス加工、組立加工、スポット溶接、脱脂洗浄、及びプレス金型設計・製作

資本金/4710万円 従業員数/23名
設立/1979年
URL.http://www.kk-nikko.co.jp/

Work
大量生産の「元」を担う、金型作りという仕事。
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新潟市南区・旧白根エリアにある「株式会社 日功」は、この地域で盛んな石油燃焼機器(ファンヒーターなど)を始め、様々な製品の金属プレス加工や組立加工、プレス金型設計などを行う企業だ。そのなかで阿部は入社以来プレス加工の分野に携わる。

「プレス加工とは簡単に言えば機械に金型を取り付けて、鉄などの材料を置きプレスすることで、安く早く大量に同一な品物を作る作業です。当社はファンヒーターなどのパーツを作っていますので、もしこの技術がなかったら日本中の人が寒くて仕方ない(笑)。そんな仕事です」。

高校時代から機械科一筋で学んできた阿部。高校時代は自動車の整備士に憧れていたという。しかし大学に進み金属加工にふれるうち、その楽しさに魅力を感じ、同じような仕事ができる「日功」を選んだ。そして6年目を迎えた2017年、阿部は金型グループのグループリーダーを任せられるまでに成長した。

「これまでは鉄の塊に穴を開けたり削ったりして、プレス機に取り付ける金型を作るのが仕事でした。今後はその金型の設計も任せてもらえるよう勉強中です。ベテランの職人さんがやっていた仕事を、引き継ぐ形です」。

発注元の仕様書に沿い、そのパーツを効率よくプレスできるようにする金型の設計は、実は容易ではない。鉄板にたくさんの穴を開けるだけの一見単純な作業でも、1回のプレスで穴を開けてしまえば穴同士の間がちぎれてしまうこともある。「穴を開ける」だけでも、何回かに分けた金型が必要になるのだ。

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Style
現場のレベルは想像以上。先輩に学び先へ進む。
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「高校時代からずっと機械を学んできたので、入社前は『よし、これまでの知識が活かせる。僕はゼロからのスタートではない』と思っていたのですが、実際に現場に立ったら全く何もできなくて…」。

そこにある機械はわかる。どんな用途に使うのかも学校で学んだ。しかしメーカーが違うと、電源の位置すらわからなかった。金型作りに使う図面も、学んだものとはまるでレベルが違っていた。見てもさっぱり理解できない。学校で学んだことは基礎の基礎。「ゼロからのスタート」では決してないが、そんなに単純なものでもなかった。

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「機械の操作自体はすぐにできるようになりました。けれどマシニングセンタに打ち込む数値の設定などは、まだ自分の知識が不足していると思います。トライアンドエラーで経験を積んでいくしかない。先輩達も『自分も何度も失敗してきた』と言ってくださいますし。図面に関してもそう。過去の製品の仕様書と実物を見比べて、頭のなかで図面を考えられるようにトレーニングしています」。

いつもやりとりしている企業の図面は読めるようになったという。けれど、慣れない企業からの図面には未だに戸惑う。先輩社員から教えてもらいながら、読み取る努力を欠かさない。

「この仕事は同じものをいくつも作る単純作業ではありません。苦労はしますが、その分、型ができた時の達成感はひとしおです。」この仕事でしか味わえない楽しみを、阿部は実感している。

※マシニングセンタ…コンピュータ数値制御によって自動的に金属部品の加工を行う機械。

Niigata
少しでも早く職人の技を吸収し、未来に伝えて行きたい。
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9月から阿部は金型グループのグループリーダーになった。といっても、グループのメンバーは先輩社員2名と阿部のみ。阿部は定年退職した職人に教えてもらいながら、これから本格的に金型設計を学ぶ立場だ。職人の技と知識を吸収して、真の意味でのグループリーダーを目指す。

「やることが増えて、責任感も今まで以上に持てるようになりました。今は大先輩の職人さんから金型設計のノウハウを吸収して、少しでも早く仕事を引き継ぎたいです」。

そしてゆくゆくは、年下の後輩達にも教わったものをしっかりと伝えて行きたいという夢もある。

「今の自分は人に聞いてばかりなので、まずはそこから脱却したい。そして次の世代に技術を伝承して、金型プレスの『日功』の名を引き継いで行きたい」。

阿部はもともと新潟市秋葉区の出身。生粋の新潟県民である。そして新潟県民が自慢するのは、昔から米、酒、魚と決まっていた。ところが昨今、そこにラーメンが加わった。新潟には大まかに4つのご当地ラーメンがあり、それぞれまるで違った背景を持つ。阿部の休日の過ごし方は、ラーメン店巡りだ。

「新潟には是非食べてもらいたいラーメン店がたくさんあります。自分がオススメしたいのは燕三条系背脂ラーメン。最近見つけた加茂市の店がお気に入りです」。

多種多様な製造業と、多彩な食文化を持つ新潟は、阿部にとってまさに愛すべき郷土だ。

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◆|私|の|必|需|品|

関数電卓

マシニング加工時、ドリルの回転数を計算するのに必要なのがこの関数電卓。「入社後に購入した人生2台目のものですが、5年間の使用で「+」、「−」、「0」、「小数点」のキーがすり減って判別不能になってしまいました。もちろん、自分ではどのキーが何かは把握していますよ。関数電卓は公式を丸ごと入力できるので、マニシングなど計算式で機械に打ち込む数値を導くような現場では、欠かすことのできない大切なアイテムです」。

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