にいがた就職応援団ナビ2019

Interview with professional
ワークスタイル新潟
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積算から施工管理まで
的確な技術支援を提供

ー 施工管理職 ー
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一般財団法人 新潟県建設技術センター
技術部

平澤 未来〈2015年入社〉

□出身校/信州大学
□出身地/新潟県長岡市
□資格/二級建築士
□趣味・特技/温泉、自然散策、小旅行
□座右の銘・モットー/常に自分の意見を持つよう努力する

COMPANY PROFILE

一般財団法人 新潟県建設技術センター

〒950-1101 新潟市西区山田2522-18
TEL.025(267)4804 FAX.025(267)4854

事業内容/建設工事の設計・積算及び施工管理、建設材料の各種試験、各種調査・企画・研修等

従業員数/108名 設立/1985年4月1日
URL.http://www.niigata-ctc.or.jp/

Work
第三者的な立場で公共工事を再確認
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橋や道路など公共の土木構造物の品質保持と、建設技術者の資質向上のための業務を幅広くサポートしている一般財団法人 新潟県建設技術センター。公共工事発注者支援、研修、各種調査及び研究助成、建設材料試験の各事業を行っており、平澤は公共工事発注者支援を担当する。

「公共工事がどのくらいの金額でできるのか、予定価格を算出する積算業務は、その工事の条件や設計コンサルタントから提出された図面などを基に計算します。1円でも間違ったら入札が止まってしまったり、関係各所に迷惑をかけてしまうので、ミスがないよう心掛けています。また、建設会社が行っている工事が図面等の設計書通りに行われているか、決められた基準を満たしているかを確認する施工管理は、ヘルメットを装着して実際に現場に赴き、測量機器で測ったりもします」。

各建設会社も自主管理をしているが、その結果が正しいか、もう一度、第三者的な視点でチェックするのが平澤の仕事だ。

「入社したばかりの頃は、施工管理の現場で先輩職員が図面と照らし合わせ、間違いに気付く姿を見ると、自分も同じようにできるだろうかと不安になりました。メインで現場を担当するようになってからは、事前の下調べや施工方法などをしっかりと確認して現場に臨んでいます。工事現場で働く女性は珍しいため、覚えてもらいやすいですね」。

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Style
先輩の指導で気付いた「自分の意見を持つ」ことの大切さ
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大学時代に建築を学んだ平澤は、卒業後、建築系の事務所勤務を経て、2015年に新潟県建設技術センターに入った。「土木関係の知識は全くありませんでしたが、新人職員一人に指導職員一人がマンツーマンで付いてくれて、すごく基礎的なことから教えてもらえるので安心しました。入る前はここまで手厚い指導体制があるとは思っていなかったので驚きました」。

就職して約2年がたった今の思いを、平澤はこう語る。「業務の流れは把握できましたが、技術的な部分ではまだまだ未熟です。経験の少ないうちは毎回初めての工種を担当することも多く、苦労もありますが、社内には知識の豊富な人がたくさんいるし、質問しやすい雰囲気で助かっています。多くの工種を経験できることは、自分の知識を増やすチャンスにつながっていると思います」。

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積算業務では、当初から指導職員に「平澤さんはどう思うの?」と意見を求められることが多かった。「現場写真や図面を見て現場条件をくみ取ったり、根拠となる資料を探して自分の意見を持つよう努力しています。今では一つひとつの事柄をじっくり考える面白さや、仕事のためという明確な目的を持って新しいことを学ぶ楽しさを感じるようになりました」。

施工管理業務は、初めての連続で緊張感があるが、工事の始まりから完成するまで立ち会うと、「道路や橋はこうやって造られていくんだ」と感動を覚える。「地域の皆さんの生活の一部である土木構造物の構築に携われる喜びはとても大きく、やりがいを感じています」。

Niigata
仕事と家庭を両立させながら、より高いレベルの技術者を目指して
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2004年の中越地震当日、高校生だった平澤は所属するサッカー部の遠征で福井にいた。帰宅すると長岡市内の自宅は一部損壊。2週間、自衛隊のテント暮らしを経験する。「小さい頃から街づくりに興味を持っていましたが、災害復旧にも携わりたいと思ったのはこの頃からです。インフラは普段の生活ではあまり意識しませんが、災害などで失われるとその大切さに気付きますよね。中越地震の後、電車がまだ使えず高速バスで高校へ向かう時、道路を復旧していた方々に感謝の気持ちを覚えたのは今でも忘れません」。

新潟で働いていると、春は桜、夏は海、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の風景が楽しめ、自然の美しさに癒やされる。しかしいざ災害となれば、その自然が牙をむくこともある。その時、自分には何ができるか――。「ふるさと新潟に災害が発生した時、少しでも復興に尽力できたら本望です。積算から施工管理まで一人で任せてもらうことを目標に掲げ、地域を守れる技術者を目指します」。

平澤は3歳の息子の母でもある。ここに就職した理由の一つが、育児支援制度が充実しており、仕事と家庭が両立できることだった。「女性が働きやすく、育児中も仕事を続けられる職場だと思います。また資格取得のための費用や、手当の出る資格もあるので、自分を成長させる上で励みになりますね」。

今年は一級建築士の資格取得にもチャレンジした。働く母の姿を見ている息子に「ママは道路を造っているんだよね」と言われたとほほ笑む。仕事にも、家庭にも真摯に向き合いながら、技術者としてレベルアップし、人々の生活を支えるインフラ整備工事を支援するために、これからも平澤の努力は続く。

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◆|私|の|必|需|品|

5mm方眼のノート

「設計書や積算の結果を見て先輩から言われたこと、指導されたことなど、業務に関するいろいろなことを書き留めています。エスキス(製図)練習にも便利で、一級建築士試験の前にも使っていました」。

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