にいがた就職応援団ナビ2019

Interview with professional
ワークスタイル新潟
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製作の重要部「歯切り」を担い
歯車の奥深さを追求する日々

ー 技術職 ー
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株式会社 長岡歯車製作所
工具部

佐藤 達也〈2014年入社〉

□出身校/新潟工科大学
□出身地/新潟県長岡市
□趣味・特技/クルマいじり
□座右の銘・モットー/挑戦なくして前進なし

COMPANY PROFILE

株式会社 長岡歯車製作所

〒940-1146 新潟県長岡市下条町777
TEL.0258(23)3333

事業内容/各種歯車の設計・製作、歯車かみあい試験・形状測定等

資本金/4500万円 従業員数/43名
設立/1946年
URL.http://nagaha.co.jp/

Work
2種の機械を操って「歯切り」の工程を担当
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対となる歯と歯を噛み合わせながら回転することで動力を伝える「歯車」は、あらゆる機械に欠かせない要素の一つである。それをほぼオーダーメイドで製造するのが長岡歯車製作所。県内でも数少ない歯車の専門メーカーとして、様々な業界に製品を提供している。

同社の製造1係に所属する佐藤が担当しているのは、歯車製造の「歯切り」という工程だ。これは簡単に言うと、歯車の歯の部分を削り出す作業である。「ホブという歯車加工専用の特殊な工具を回転させながら歯を切っていきます。歯車の命である歯をつくり出す、最も重要な工程なんですよ」。

歯車と一口に言っても形状は様々。それによって加工の機械も技術も大きく異なる。「非円形や内側に歯のある製品の場合、ホブのように回しながら切るのではなく、ピニオンカッターという工具を上下に動かし歯を削り出していく工法をとります。そのとき使用するのがフェロースという歯切り盤。今年からその機械も扱うようになり、先輩のアドバイスを聞きながら技術を高めているところです」。多品種少量生産を基本とする同社において、同じ機械は2つとないといっても過言ではない。このように新たな機械を任されるのは成長の証。佐藤も「少しは認めてもらえたのかな、とモチベーションが上がりました」と語る。「入社後3カ月の研修では、実践と座学で基礎を学び、OJTとして歳の近い先輩から丁寧な指導を受けました。そのときの学びは今に生きています。当社はサポート体制が整っているので、安心して成長できるのがいいですね」。

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Style
縁の下の力持ち、歯車づくりに携わる喜びと誇り
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歯車は「奥深いもの」だと佐藤は言う。まして同社は少量のオーダーメイド製作なので、つくる歯車は日々変わる。「入社から3年たっても、まだ出会っていない歯車がたくさんある。そう思うとワクワクします」と、職人としての醍醐味を実感する毎日だ。

「中には歯車と聞いて、古くさい、アナログといったイメージを抱く人もいると思います。目に見えないところで使われているため、身近に感じることも少ないでしょう。でもクルマや家電など、あらゆる機械の中で様々な色と形をした歯車が活躍しています。その一つが欠けるだけで、それらは機能すらしません。社会全体を支えているとも言える歯車の製作に携わるのは、何よりの面白みであり、また誇りでもあるんです」。縁の下の力持ち。それが歯車の真髄であり、佐藤を魅了する理由なのだろう。

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座右の銘は「挑戦なくして前進なし」。常に現状に満足せず、より良い仕事ができるよう佐藤は努力と工夫を重ねる。「いかに速く加工するかというのも大事な課題。そのためにも小さな改善点を見逃さず、一つひとつの作業に反映させることが必要です。私が担当しているのは大きな製品が多く、ものによっては加工に半日かかることもあるため、少しスピードアップすることで20~30分の時間短縮も可能です。生産スピードが上がればほかの仕事にも手が回り、自分の可能性を広げることもできますもんね」と佐藤。ベテラン技術員から教えられた、現状の一歩先を考える姿勢は、佐藤の中にしっかりと根づいている。

Niigata
「長岡と言えば花火と歯車」となる未来を目指して
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幼いころからモノづくりや機械いじりが大好きだった佐藤にとって、同社の仕事は実に魅力的だった。「ここで働きたい」と強く思い、何度となく説明会や会社見学に足を運んだという。大学時代には機械制御システムを専攻していたが、歯車のイロハは入社してからじっくり学んだ。自らが後輩に教える立場となった今、やはり基礎からちゃんと教えることに注意を払っている。「教えることは自分の確認作業にもつながるので、改めて学びを得ています。また、まずは自分がちゃんとできていなくてはという責任も感じます」。

今後の目標は、現在担当している機械以外の知識を蓄え、誰かが休んでも生産を止めずに済むような体制づくりに貢献することだ。さらに最終的な目標を問えば「社長になること」とキッパリ。「どうせやるならトップを目指したい。目標は大きいほうがいいと思うので、私は入社面接のときからそう発言していたんですよ」というから頼もしい。

旧小国町で生まれ、ずっと県内で暮らしてきた佐藤。「新潟と言えば、おいしい食べ物やお酒。それしかないじゃんと言われても、それがあるってスゴイ!と私は思います。新潟は大好きなところですね」。特に、生まれ育った長岡に対する思い入れは強い。同社を志したのも、ふるさとに恩返ししたいという気持ちからだった。「当社は小さな企業ですが技術力は高いので、それを世界に発信したいんです。『長岡と言えば花火と歯車』とすぐに連想してもらえるような、地元を象徴する存在になれたらいいなと思っています」。

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◆|私|の|必|需|品|

ポケットコンピュータ

「NC機のプログラム入力や治具選びなど、何かと計算する機会が多いので手離せません」と佐藤。関数電卓を使う社員も多いが、ポケコンはプログラムを作成できるのが利点だ。高校時代に使っていたものを今も愛用し、移動するときはポケットに入れるなどして常に持ち歩いている。

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