にいがた就職応援団ナビ2019

Interview with professional
ワークスタイル新潟
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生産効率アップ・コスト削減に挑戦!
2つの工場を支える電気技術のスペシャリスト

ー 電気系技術職 ー
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北越メタル株式会社
製造所 技術部

渡部 勝也〈2006年入社〉

□出身校/長岡技術科学大学
□出身地/福島県南会津郡下郷町
□趣味・特技/家族サービス
□座右の銘・モットー/現場・現物・現象

COMPANY PROFILE

北越メタル株式会社

〒940-0028 新潟県長岡市蔵王3-3-1
TEL.0258(24)5111 FAX.0258(21)2000

事業内容/電気炉による製鋼・圧延業

資本金/19億6926万円 従業員数/226名
設立/1942年6月
URL.http://www.hokume.co.jp/

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電気設備の保守保全と、更新計画をプランニング
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北越メタルは、鉄スクラップ(不要となった鉄製品や、鉄製品の製造工程で生じた廃棄物などの鉄くず)を主な原料に、電気炉で棒鋼や形鋼を製造し、販売する鉄鋼メーカー。同社には、鉄スクラップを電気の力によって溶解して鋼塊を製造する製鋼工場と、その鋼塊を再加熱して延ばし、製品にしていく圧延工場がある。渡部は主に、その両工場における電気設備の保守保全と、設備更新計画の立案・実行を担当。必要に応じて他部署への技術支援も行っている。

以前は保守保全が業務の大半を占めていたが、数年前から設備更新のプランニングをするウエイトが高くなってきた。「工場の合理化は生産性の向上・コスト削減に大きく影響するので、設備の更新は欠かせません。多種多様な設備がある当社では、その頻度も高い方だと思います。もちろん、老朽化により新しい設備に入れ替えるケースもあります。変電設備や電気炉など大型の設備は、その分投資費用も大きくなります。大がかりな更新だと、完了までに3~4年か、それ以上かかるものもありますよ」。

設備に予期せぬトラブルが発生した際には、対処を求めて渡部のもとに工場から電話が入る。大量の電気を使用する同社の工場が円滑に操業し続けるには、渡部の存在が欠かせないのだ。「時には電気機器メーカー、機械メーカーなどからアドバイスをいただきます。こうしたメーカーのエンジニアと接触し、見識を広げる機会をもてることは、この仕事の魅力の1つですね」。

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Style
入社当初の苦労が、今では大きな財産に
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入社当初、渡部は圧延工場に配属され、すぐさま電気系技術員として設備投資の案件を担当。責任の重さに、大きなプレッシャーを感じていたという。自分で調べたり周囲に聞いたりして情報収集し、先輩には電気以外の観点も含めさまざまな角度からアドバイスを求め、なんとか案件を推し進めた。

「今となっては笑い話ですが、当時の上司からは『あの時は大変だっただろう』と言われます。それくらいの苦労がありました。ですが今は、早い段階で良い経験をさせてもらったと思っています」。

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新潟の冬はカミナリがよく鳴る。その影響で電気制御の設備が止まることもあるそうだ。対策を講じてはいるが、相手は自然。限界がある。仮に電気炉が長時間止まれば、溶かした鉄が冷えて固まり、復旧にはかなりの時間を要する。渡部はトラブルに対し、できる限り工場を止めることがないよう対処方法を探る。なんとしても窮地を脱しようと方法を求める粘り強さは、新入社員時代から変わっていない。うまい対処法を見つけて危機回避できた時には、言葉にならない達成感がある。

「当社の新入社員はまず工場に配属され、製造工程を経験しながら、自社について深く理解します。私はこの期間に「今日はここまでやろう」と毎日目標を設定し、達成に向けて有効な1日を過ごすようにしていました。設備投資を手がけるようになった現在も、折に触れて工場時代の記憶を呼び起こし、後輩や工場勤務者たちが仕事をしやすくするためにどうしたら良いかという観点から設備を検討するようにしています」。

Niigata
都市部よりも、自然豊かな地方で勤務を
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渡部が所属する技術部は、大半の社員が30代半ば以下。与えられた業務を1つひとつ確実に進めながら、自身の新人時代のように、後輩たちにも困難を乗り越える経験をしてもらいたいという。

国内に数十社ある電気炉メーカーの中で勝ち残るためにも、今後は一層強く独自性をアピールしていく必要がある。同社の特長の1つは、生産する品種構成が広いこと。「会社の強みを確立するために、技術部の立場から貢献できるところは複数あると感じています。そこが今後の課題であり、面白さでもありますね」。

渡部は福島県出身。気候条件は長岡と似たところがある。降雪量こそ多いものの、冬の気温は長岡の方が高い。高速道路を使えば1時間ちょっとの距離で、帰郷するにも不便はない。東京などの都市部よりも地方で仕事がしたいと考えていた渡部は、大学のある新潟で就職説明会に参加し、同社と出会った。

「人事担当者と話した際、電気系の知識をもつ人材を求めていると聞きました。『必要としてくれているのだったら』と入社を決めましたが、良い判断だったと思っています」。

休日はもっぱら家族サービス。動物が飼育されている公園や水族館などに出かけることが多いそう。「新潟は海も山も近く、雪も降るので、子どもをのびのびと育てるにはいい環境だと思いますね。自宅の基礎には当社で製造した鉄筋が使われていて、その上で暮らしているというのは、なんだか誇らしいです」そう語る渡部の表情は自信にあふれ、2つの大きな工場を支えることで築いてきた実績の高さを物語っていた。

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◆|私|の|必|需|品|

図面

工場内の設備は多岐に渡るため、その保守はもちろん、設備更新の検討時など、何をするにも図面を確認する。書庫用、工場の事務所用、工場で普段使う用と、同じ図面を3つのファイルに保管し、活用しているそう。

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