にいがた就職応援団ナビ2019

IPPO君がゆく!応援団ルポ
快適で心豊かな生活を届けるスーパーマーケットチェーン

身近なスーパーの奥深い仕事現場へGO

ウオロクのワクワクする売場づくりをルポ!

メイン画像PC用

日々の食生活を送る上でなくてはならない存在、スーパーマーケット。学生の皆さんも普段からよく利用しているのではないでしょうか?

今回は数ある新潟県内のスーパーの中でも、高い品質と品揃えのよさで人気のウオロクに潜入。新発田市にある東新町店でウオロクの店舗と仕事の舞台裏を取材しました!

イメージ
結果が数字で「即」見える。だからおもしろい。

新発田市にある住宅街に隣接し、2012年にオープンしたウオロク東新町店。600坪の面積は同社の中でも規模が大きく、従業員数はパートやアルバイトも含めると約140名にのぼります。

店内に一歩入れば、色鮮やかなフルーツや新鮮な地場野菜の数々。ちょうどハロウィンのシーズンで、にぎやかな飾り付けも目を楽しませてくれます。

「ウオロクでは、青果(野菜・果物)、精肉、鮮魚、惣菜など各部門に分かれて商品発注や売場づくりをしています」。そう教えてくれたのは、店長の五十嵐直哉さんです。

五十嵐店長にスーパーの仕事の魅力を聞いてみると、ずばり「結果がすぐに分かること」。自分で商品を発注し、売場をつくり、目の前でお客様に買っていただき、結果が数字ですぐに分かる。単純なことのようですが、日々の生活に密着した仕事ならではの楽しさかもしれませんね。また、「売れれば当然楽しいですが、思うように商品が動かない時もあります。そんな時は原因を推測して改善し、それによって売上が伸びた時の喜びも大きいですよ」とのこと。なるほど、「こうしたら買ってもらえるかな」「ここを変えたらどうだろう」というような「駆け引き」の楽しさもあるのかもしれませんね。

ちなみに、どの商品が何時までに何個売れたかというデータもリアルタイムでチェックできるとか。そうしたデータも参考にしながら売場をつくっていくのだそうです。

イメージ
客層をイメージし、時代の流れに敏感になる。

では、店の限られたスペースに置く商品はどうやって決めるのでしょう。大切なのは「お客様像をイメージすること」だといいます。この店は住宅街に近く、客層は30〜40代の共働き世帯が多いそうです。こうした忙しい世代に買ってもらえるよう、「簡便(簡単・便利)」「即食(すぐ食べられる)」という2つのキーワードに基づき品揃えをしています。例えば魚の切り身。子どもが食べやすく、お弁当にも使いやすいよう従来よりも小さくカットしたり、下味を付けて焼くだけの状態にしたり。「子どもに魚を食べさせたいけど調理が面倒」というお客様の声に応えた商品は、評判も上々だと言います。

「簡便」「即食」の工夫は鮮魚部門以外にも見られます。焼くだけで食べられる味付け肉、お店で手づくりした惣菜、冷凍食品などを豊富に品揃えしています。新しいものに敏感な世代でもあるため、お菓子や飲料の新商品も多く入荷・陳列しているそうです。

「お客様のライフスタイルやトレンドに敏感になり、常に売場を変化・強化し続けることが大事」と五十嵐店長は話してくれました。

イメージ
売れても売れなくても、新人時代は「過程」が大事。

ウオロクでは、入社1〜3年目の新人・若手社員の教育に力を入れています。例えば入社1年目の新入社員には、一つの商品をテーマに、売上改善・拡大につながるアイディアを考えてもらいます。アイディアに基づき実際に売場をつくり、売れ行きも検証します。

昨年の課題の一つは『秋鮭』でした。新入社員は、五十嵐店長や鮮魚部門の主任にも相談しながら売り方を検討。そして若い客層に合わせ、フライパンで簡単につくれる鮭のちゃんちゃん焼きのタレを、鮭の切り身と一緒にディスプレイしたそうです。気になる結果は…?

「鮭もよく売れましたが、それ以上にタレの方が爆発的に売れましたね(笑)」。ここで大事なのは、結果だけではなく、売場の考案から結果の検証までを、一連の流れとして経験できること。その経験を一つ一つ積み重ねることでお客様のニーズが見えてきて、お客様が思わず欲しくなるような商品を「提案」できるようになるのですね。

イメージ
従業員が自発的に動ける環境づくりが仕事。

店長の仕事についても聞いてみました。
「主な業務は、店舗全体の管理や従業員教育です。従業員とは普段からよく話すようにしています。一方的に指示を出すのではなく、いかに納得してもらい、自発的に動いてもらうか。それが店長の腕の見せどころだと思います。『店長に言われたことだけやっていればいいや』と思って欲しくありませんからね」。

例えば1人1時間当たりの生産性を示す「人時(にんじ)生産性」。数字が高いほど効率が良くなりますが、単純に数字だけを見て「あの部門は人が過剰だから少ない部門に回そう」などと決めてもうまくいきません。最も現場を知る主任と相談し、時には部門を超えた対策を講じて店全体の効率アップを図ります。

また、店長にはお客様、従業員、本社…とあちこちから要望や指示などの「声」が入ってきます。それらを自分の中で一度かみくだき、分かりやすい形で現場に示すことが重要。「そうしないと一貫性のある店づくりはできませんからね」と五十嵐店長は言います。

“地域の人に信頼され、楽しい買い物ができる店”を目標に掲げるウオロク東新町店の店づくりは、これからも続いていきます。

イメージ

IPPO君の独り言

平日の午後早めの時間にも関わらず、多くのお客様でにぎわっていたウオロク東新町店。売場には、食材に関する豆知識やレシピなどの手書きPOPがそこかしこにあり、スタッフの皆さんの「お客様愛」「店舗愛」をひしひしと感じました。五十嵐店長は「ちょっとPOPが多すぎるかな」と笑いつつも、従業員に厚い信頼を置いている様子。お店をつくる人も、買い物する人も楽しめるお店の魅力がそこにありました。

イメージ