にいがた就職応援団ナビ2019

IPPO君がゆく!応援団ルポ
美味しい一杯を届ける、目利きが揃う卸商社

新潟の酒蔵と販売店をつなぐ、お酒のプロ集団

日本酒の達人やソムリエも! 新潟酒販をルポ!

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昭和24年に創業され、お酒などの卸商社を営む新潟酒販。新潟は言わずと知れた酒どころ。90以上の酒蔵があり、全国のお酒ファンにはたまらない銘柄もたくさん抱えます。新潟酒販はそんな酒蔵と販売店の間を取り持つ、いわば縁の下の力持ち的存在。販売店の先にいる消費者のニーズを汲み取り、あるいは創出し、美味しいお酒を届けます。日本酒、ビール、ワイン、焼酎などのあらゆるアルコール類に限らず、ノンアルコール飲料、清涼飲料なども扱い、県外への出荷にも力を入れているといいます。そんな新潟酒販に潜入してきました!

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多彩な商品に、アイディアを加えて販路拡張!

新潟市西区の流通センターにある新潟酒販の敷地の多くを占めるのは、巨大な倉庫です。トラックが並び、ビールケース、酒のケースなどがフォークリフトに積まれ次々と運ばれていきます。執行役員・営業本部長の村井滋人さんにお聞きしました。

「商品構成は約90%が酒類。そのほかの5%はノンアルコールや珍味など。食料品も取り扱っています」。

なるほど。かさばるものばかり。これでは倉庫面積も膨大になるはず。この多種多様な商品が、全国の酒販店に届けられるのですね。

「ただオーダーされたお酒を届けるだけではありません。新潟のお酒をユーザーの皆様により楽しんで頂けるよう、酒販店様に頒布会など商品提案も行なっています。特に人気なのが『新潟清酒産地呼称協会加盟蔵』の頒布会限定酒コース。新潟のお米と水、風土で醸され、かつ同協会の味の評価に合格したもののみをお届けするもので、ご利用頂いた方々からは高い評価を得ています」。

見れば確かにあまり見かけないラベルばかり。こうした企画を実現させる新潟酒販の新潟のお酒業界での存在感の高さを感じさせる企画です。

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お酒を売るにはまず知ること。自社でソムリエ育成!

では次に、実働部隊である営業推進部の猪俣佑允さんにお話を聞いてみましょう。実は猪俣さん、北海道から沖縄まで、全国の販売店を回って新潟のお酒の魅力を伝える、いわば新潟清酒の伝道師。新潟のお酒を県外の人に知ってもらうためには、知識も大切と「新潟清酒達人検定 金の達人」(同検定の最高峰)と日本ソムリエ協会認定ソムリエの資格を取得しています。

「当社にワインソムリエは13名いますから、決して私が特別というわけではありません。先輩社員が講師になって、ワインのことを教えてくれる機会もあります。私は筆記試験で5回も落ちてしまいましたが、テイスティングとサービスは一発で合格できました。新潟には地ワインもたくさんあります。ソムリエとしてワインを語ると、やはり販売店様に対する説得力が違うみたいです。お歳暮やお中元のカタログ作りなどで商品の魅力をわかりやすく伝える時にも資格が役立っています」。

酒販店向けの地酒のセットにも趣向を凝らして、新潟酒販でしか入手できないような特別な地酒も用意します。蔵元さんに日頃から消費者の声を届けて、信頼関係を構築できていることが、きっとそれを叶えてくれるのでしょう。

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新潟は子育てにも抜群の環境。自分に家族にベスト!

長岡支店に勤める朝妻大周さん。大阪市立大学理学部というお酒の販売とは縁のなさそうなジャンルから、Uターンで新潟に戻ってきました。

「生活の身近にある商品に携わりたいと思い、新潟酒販を選びました。単純に、お酒が好きだったというのもありますが(笑)」。志望動機はいささか「軽め」。けれどやっている仕事は気合が入っています。商品の提案や見積もりは当たり前。商品手配、配送や集金まですることも。

車社会の新潟では車は不可欠。「配送で小型トラックを運転することもありますが、慣れれば普通に運転できます」。イベント時には応援部隊として販売店や酒蔵のお手伝い。日本酒ファンと直接触れ合い、さりげなくニーズを探ります。「アルコールの消費量は年々減っています。新しい提案をしないと売り上げは伸びません。これからの営業はアイディアや提案力が大切になると思います」と強調します。

朝妻さんの休日の楽しみは、愛するお子様と遊ぶこと。「親に子どもの面倒を見てもらえますし、通勤と子育てに関しては新潟は東京より遥かに恵まれています。僕のモットーは『一刻千金』。常に全力を尽くすことで、仕事、家族、友達、すべてに後悔のない日々を過ごしたい。そのためにも今の環境はベストです」。

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「国分」の力を得て、新潟のお酒を広く全国へ!

朝妻さんもおっしゃっていましたが、国内のアルコール消費量は年々減少しています。今後の会社の方針について、再び村井さんにお聞きします。

「当社は今年の春、『国分』という2兆円規模の売り上げを誇る全国的な卸商社と業務・資本提携をしました。これはまさに人口減と市場縮小に対応した戦略的な考えによるものです。これからは全国のマーケットを意識しなければなりません。国分グループと協力することで、良い商品を持っていても営業力が足りなかったり、資金がなくて情報を発信できなかった蔵元さんの商品を、私どもの手で全国へ発信できるようになります」。なんだかすごいお話ですね。

提携による効果はどうなのでしょうか。「すでに県外のスーパーや飲食店様に、当社のお奨めする新潟清酒をお取り扱い頂くことになりました。新潟の人気ブランド酒は昔から高値で取り引きされていますが、当社のお奨めする新潟清酒の本格的な市場開拓はまさにこれから。こうした規模の拡大は、今後を担う若い社員たちの希望にもつながることだと思います」と、村井さんが力説してくれました。

新潟のお酒は普通酒であっても使うお米の質が高く、仕込水ももちろん新潟の水。90以上ある酒蔵の力はどれも本物です。全国に打って出るだけの力は間違いなくありそうです。武器と環境は揃いました。あとは前へ進むだけですね!

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IPPO君の独り言

新潟はもとより、県外のスーパーにもお酒を届ける新潟酒販。天井の高い広大な倉庫には出荷を待つお酒がズラリ。「お酒は人と人とのコミュニケーションを構築する良いツール。料理とお酒のマリアージュで食事を美味しく楽しくすることができます。お酒の良い文化を伝えていきたいですね」という、“お酒のプロ”としての村井さんの想いが印象的でした。お酒好きはもちろん、そうでない人も注目しておきたい企業です。

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