にいがた就職応援団ナビ2019

IPPO君がゆく!応援団ルポ
技術と発想で高速道路を守る

新潟県内430kmの高速道路を維持管理する

ネクスコ・エンジニアリング新潟のお仕事をルポ!

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車社会と言われる新潟県において、高速道路は生活や物流を支える重要なインフラ。県内にある高速道路をすべてつなげると、その全長は約430kmになるそうです。これは全国トップクラスの規模。東京-大阪間の直線距離が約400kmなので、比較するとその長さがイメージできるのではないでしょうか。

この高速道路の安全を守るために、日々活躍しているのがネクスコ・エンジニアリング新潟です。普段の生活の中ではあまり目に触れることのないその仕事内容について、取材してきました。

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調査・点検・研究。高速道路の現状をとことん知る。

まずは高速道路の維持管理とネクスコ・エンジニアリング新潟の役割について、具体的に教えてください。

「道路や橋、トンネルなどの設備は、年数の経過とともに次第に老朽化していきます。私たちの仕事はその老朽化の原因を調べ、どう直せばいいかを検討・提案すること。そのために継続的に高速道路を調査・点検・研究を実施し、データを集めて分析した結果をもとに、より効率的な維持管理へつなげることが求められています」。

道路やトンネルの老朽化が全国的に問題になっていますが、そんな中でネクスコ・エンジニアリング新潟の役割も変化しているのでしょうか?

「私たちが担う仕事の“幅”は変わりませんが、“深さ”はより深くなっているように感じます。特に近年は高速道路に求められる安全のレベルがより高くなったことは間違いありません。そんな中で、私たちの役割も点検だけに留まらず、その背景にある原因や課題を突き止め、どう対策を打つかを積極的に考えていくべきと捉えています」。

私たちが安心して高速道路を利用できるのも、こうした日々の調査や分析に基づいた維持管理が、しっかりとされているからなんですね!

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作業をスムーズにするオリジナル製品も開発。

高速道路の維持管理作業には、作業車両だけではなく様々な専門の道具が必要です。ネクスコ・エンジニアリング新潟では、その道具をオリジナル製品として開発することも多々あるのだとか。

例えば「集中操作器」。雪国の人にはおなじみの除雪機能付きの融雪剤散布車には、①除雪する(プラウという除雪板の操作)、②融雪剤を散布する、③車体背面に「追越禁止」などの標識を出す、という主に3つの装置が備わっています。ところが従来は3つの操作機器がそれぞれ別にあり、車内でのオペレーションがとても複雑になっていました。機器のメーカーによって操作方法が異なる場合もあり、ただでさえ集中力を要する冬の雪道で作業員の大きな負担になっていたそうです。

この3つの操作を一元化したのが「集中操作器」。あらかじめ必要なプログラムを登録しておくと、GPSで車両位置を把握し、その位置に近づくと作業内容をモニターに表示。簡単に作業を開始できるのだそうです。

今後は完全なオートメーション化を目指していくとのこと。高速道路の安全と快適は、こうした製品によっても支えられているのですね。

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この国の重要なインフラを支えている、という使命感。

社員の方にも話を聞いてみましょう。1人目は、土木技術部の五十嵐貴亮さんです。五十嵐さんの主な仕事は「塩害調査」。新潟県の高速道路は、融雪剤の塩や海風の影響を受けてコンクリートが劣化する「塩害」が起こりやすいのだそうです。「橋梁やトンネルなどのコンクリートから試料を採取し、採取した試料の塩分量を分析することで補修方法や補修範囲を決定します。橋やトンネルを補修する上で基礎となる重要な仕事です」。

7月に今の部署に配属された五十嵐さん。今年の夏は、サンプル採取で現場に出ることが多かったそうです。「真夏の暑い日、本線の上で作業をしていて汗がどんどん吹き出てきました。しかし作業終了後は『やりきった!』という達成感が大きかったです」。

先輩や上司に質問しやすい職場の雰囲気は「新入社員にはありがたいです」と笑う。現場に出ない時は社内で集中して仕事ができ、自主的に調べて知識を身につけたり、先輩に聞いたりしながら一歩ずつステップアップを目指します。

自然災害の多い日本では、しばしば重要な避難経路・輸送経路となる高速道路。そのような国内の重要なインフラの維持管理に携わり、生まれ育った新潟で働けることに大きなやりがいを感じるそうです。

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高速道路の裏側を知るほど、仕事が好きになります!

続いては、湯沢道路事務所・保全課の冨樫幸恵さんにインタビュー。高速道路に設置されている、道路照明や情報板といった電気設備の点検を担当しているそうです。これまでの仕事で感じたやりがいは何でしょうか?

「設備を点検するためには、その仕組みを理解しなくてはなりません。多種多様な設備について勉強するため大変ではありますが、理解するほどおもしろくなっていきます。入社のきっかけも、高速道路の裏側という普通では見られないものに強い好奇心を抱いたことでしたので、とてもやりがいを感じています」。

今まで知らなかった仕事にも積極的に取り組んでいく冨樫さん。「上司や先輩は教えるのが上手な方が多いので、わからないことがあれば何でも聞きに行くようにしています」。多様な知識と経験を積極的に得ることが自身の成長にもつながっていくのでしょうね。

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IPPO君の独り言

高速道路の維持管理という仕事。取材前は具体的なイメージが湧きづらかったのですが、実際にお話を伺ってみると「こんなにおもしろくて奥の深い仕事なのか!」と驚きの連続でした。新潟の高速道路は、大規模な更新工事が始まっているとのこと。今後およそ10年間にわたって、他では見られないような技術に携われる案件が増えてくるそうです。ますます仕事がおもしろくなりそうな予感にあふれている会社でした。

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