にいがた就職応援団ナビ2019

IPPO君がゆく!応援団ルポ
「人材」イコール「人財」。人を育てる総合商社

“人間力”を生かした経営に注力

「企業は人なり」を貫く、丸新グループをルポ!

メイン画像PC用

越後国より天智天皇に「燃ゆる水」が献上された(「日本書紀」)というエピソードがあるように、新潟の石油生産は古来より全国的に有名です。明治時代には有数の産油県となり、新潟市秋葉区(旧新津市)には日本一の産油量を誇った油田もありました。

丸新グループも、始まりは石油の販売と配送でした。県内にいくつも展開するガソリンスタンド(丸新エネルギー、新津石油)は、今でも最も身近な「丸新」。しかしグループはそれだけにとどまりません。運輸、建築設備、LPガス、自動車販売など多彩なジャンルに進出し、丸新グループは地域に根ざした総合商社に成長しました。今回はそんな丸新グループ各社で働いている先輩社員にお話をお聞きしながら、魅力を探っていきます!

イメージ
人を大切にする、地元・新潟の総合商社

最初にお話をお聞きするのは、丸新グループのひとつ、「東西運輸」で常務取締役を務める南雲貴広さん。なんとまだ42歳の若さです。

「丸新グループ創業者の新津義雄は、早くから車社会の到来を予見して、1949年に石油流通をベースにした小さな会社を起こしました。以来、『お客様第一主義』の信念を貫き、お客様の満足向上と豊かな社会の実現のため、事業に邁進。時流に合わせながらグループを拡大してきました」。

丸新グループは現在9社。エネルギー事業を中心に、流通やサービスなど、様々なジャンルを網羅します。

「しかし弊社グループで取り扱う商品やサービスには、そのものだけでは他社と差別化できないものが多いんです」と南雲常務。それゆえ「人材」を「人財」と捉え、社員教育に注力して人間力を生かした経営をしてきた歴史があります。

「どんなに社会や技術の進歩があっても、そこに魂を込め、お客様の満足を追求する社員がいなければ、事業成功は成し得ませんから」。

同社の経営理念の1行目を飾る言葉も、顧客や社会に向けてではありません。

「従業員の幸福なくして社業の発展なし」。

社員を大切にし、育てる姿勢は、創業70年近く経っても変わることはありません。

イメージ
ラーメン王国・新潟を支えるLPガスの販売!

では次に、ライフラインの一翼を担う、ライフエネルギー事業部の廣瀬隆也さんにお話をうかがってみましょう。

「私は主にLPガスの販売を行っています。お客様に安定的にLPガスを供給するほか、営業として新規案件の獲得はもちろん、ガス設備の点検・管理・修理など保安業務も行っています。さらにコンロ、給湯器などのガス機器、システムバス、キッチンといった生活を豊かにする住宅設備の提案も行っていますから、仕事の幅は想像以上に広いんですよ(笑)。提案できる幅が広い分、営業としてお客様のニーズをしっかりと捉えるように意識しています」。

新潟と言えば美味しいラーメン。そのラーメンに欠かせないのがLPガス。廣瀬さんも多くの店にガスを届けているそうです。ラーメン王国を影で支えているのが、実は廣瀬さんたちなんです。

ところで廣瀬さん、かなり引き締まった風貌をしていますね。

「実は元野球部です。高校時代はピッチャーでキャプテン。県大会ベスト8まで行きました。その頃に本当にたくさんの方々に支えられたので、神奈川県の大学を出た後は迷わず地元にUターンです。仲間もたくさんいますしね」。

早朝やナイターの友人との草野球は廣瀬さんの大きな楽しみ。ワークライフバランスもバッチリですね。

イメージ
物流の現場も人間的魅力で勝負!

さて、次は物流を担う「東西運輸」の流通センター営業所副所長、寺社正也さんのお話をお聞きします。

「弊社は県内・近県において、エネルギー関連・建材・リネン・食品・精密機械・車輛部品などを配送しています。私は副所長として、お客様対応や配達管理の職務はもちろん、現場作業や倉庫管理も積極的にサポートします。安全・確実な仕事をすることで、新潟の企業活動や皆様の快適な生活を支えていきたいと思っています」(寺社さん)。

近年の物流量の増大はニュースにまでなるほど。現場はさぞ大変なのでは?

「それでも安全運転・安全作業です。副所長として嬉しいこともありますし。例えば、荷主様(=お客様)から運転手さんへ、お褒めの言葉を頂く時です。『彼は会話がすごく丁寧で電話の応対も非常に気持ちがいい』とか、『あの運転手さんいつも一生懸命で熱心だよね。専属でこっちの運転手にしてよ』とか。もちろん運転手にはこのことをキチンと伝えて、彼は本当に専属の運転手になりました(笑)。見てくれている人は、きちんと見ているんですね。弊社の運転手全員がこのような言葉をもらっているわけではありませんが、チームのコミュニケーションをしっかり取って、いつか全員がそうなれればと思っています」。

イメージ
「丸新学校」の人材育成力の秘密とは?

素敵な先輩社員たちが、伸び伸び仕事を楽しんでいる印象の丸新グループ。冒頭に南雲常務からお聞きした「人財」の豊富さがうかがえます。ここで丸新グループのひとつ「ときわ設備」の総務経理部部長・小飯塚治さんに、総務としての心構えをお聞きしました。同社は建築設備の設計・施工などを手がけており、自分の携わった仕事が形に残ることが大きな魅力です。

「私たちの仕事は『社員の皆さんの働きやすい職場づくり』です。縁の下の力持ちとして、職場環境の整備はもちろん、部門間、部下と上司、経営陣と従業員、相互の意見を把握して、会社がより良い方向を目指すための架け橋となります」(小飯塚さん)。

総務部が丹念に整えた環境のもと、さらに丸新グループ伝統の育成システムが機能します。

丸新グループには「同期会」と「世話役」という制度があります。「同期会」はグループ各社の壁を超えた同期新入社員の集まり。そして「世話役」は同期会に付く若手先輩社員チームです。世話役は同期会にアドバイスやフォローを行い、時には上司に働きかけてより良好な職場環境や人間関係の構築に努めるのです。この制度は1973年(昭和48年)から45年以上続き、かつては「丸新学校」とまで言われていました。

家でたとえれば総務部がお母さん。そのもとで「弟」の面倒を先輩兄貴がしっかり見る。たぶんこんな構図。丸新の人材育成、並大抵ではないですね。

イメージ

IPPO君の独り言

丸新エネルギーでガソリンを給油したことはありますが、グループの方にお話をお聞きしたのは今回が初めて。お会いする方がそれぞれキャラクターを持った素敵な方だったのが印象的です。社内では「さん付け」で呼び合い、みんな仲が良いんだな、というのが外から見ても感じられました。離職率の低さも、この社内のムードのためかもしれません。今後はさらにエネルギーの分野に力を注いでいくという丸新グループ。創業100年へ向けて、要注目です!

イメージ