にいがた就職応援団ナビ2019

IPPO君がゆく!応援団ルポ
創業59年 “愛され力”の高いスーパーマーケット

ただ売るだけではない、楽しさや喜びを届ける企画に定評

キューピットファンの心をつかむユニーク企画をルポ!

メイン画像PC用

新潟市内に12店舗、五泉市内に2店舗を展開するスーパーマーケット「キューピット」。1958年に1号店「総合食品 かまぼこの堀川」を新潟市本町通にオープンして以来、着々と店舗を増やしてきました。その一方で、「どこよりもお客さまに身近なスーパーでありたい」という姿勢は、創業時から変わりません。あえて広範囲には出店せず、地域密着型スーパーであることに徹しているのも、キューピットの大きな特徴です。

今年、創業59年。キューピットが地域で長年愛され続ける秘密とは? また、それを支える社員の皆さんの仕事内容とは? さっそく探ってみましょう。

イメージ
キューピットオリジナルのお総菜が全国No.1に!

まずお話をうかがったのは、総菜部門のバイヤー、石井敦さんです。普段はどんなお仕事をしているのですか?

「バイヤーというと『外から商品を買い付けてくる』というイメージかもしれませんが、総菜部門では商品を一から開発します。どの食材を使って何を作るか。また、値段、包装、売場レイアウトや売上計画を考えるなど、開発から販売までに必要なあらゆることが仕事といえます」

最近では、地元産の野菜やお肉を使ったお総菜の開発に力を入れているという石井さん。中でも、新潟市西区黒埼地区産の黒埼茶豆の老舗ブランド「くろとり茶豆」を使った「ずんだおはぎ」は、全国のスーパーやコンビニから商品が集まる「デリカテッセン・トレードショー お弁当・お惣菜大賞2016」のスイーツ部門で、みごと最優秀賞を受賞! 商品を開発してお客さまに喜んでいただくことはもちろん、こうした全国的なコンテストにも挑戦できるのは、とてもやりがいがありますね。

昨今は原材料費の高騰などで開発に苦労することもあるそうですが、お客さまを飽きさせず、喜んでもらえるお総菜をこれからも作っていきたいと石井さんは話してくれました。

イメージ
見つける楽しさ、育てる喜びがある。

続いては、飲料、調味料、加工食品などを担当する食品部門のバイヤー、田邊洋二さんに話を聞いてみましょう。

「キューピットの店頭には、私が担当する食品部門だけで約10,000アイテムの商品が陳列されています。国内外のメーカーとの商談や、全国各地で開催される展示会などで商品を探すんですよ」。他のスーパーに行ってリサーチもするそうで、特に県外のお店では、まだ新潟では見たことのない珍しい商品に出会えることも多いといいます。

世の中に無数にある商品から、キューピットのバイヤーとして商品を選ぶ基準をたずねると、「感動できるほどおいしい」「製法にこだわりがある」「独自性がある」などのポイントを教えてくれました。実際、お客さまからは「キューピットの品揃えは独特で面白い!」という声をよくいただくそうです。

まるで宝探しのようで楽しそうですが、「バイヤーの仕事は、商品を見つけて、買い付けて終わりではないんですよ」と田邊さん。大切なのは、バイヤーが選んだ商品を、お客さまにも選んでいただくこと。そのために、おすすめコメントを書いたPOPを付けたり、チラシに掲載したりして「商品を育てていく」ことが重要なのだそうです。

イメージ
お客さまの心をつかみ、ファンを増やす企画とは?

キューピットといえば、会員限定のキャンペーンやさまざまなフェアも人気です。

お買い物でポイントがたまる会員制の「は〜とふるカード」は、ポイントの特典として、ホテルやレストランで会員限定メニューを食べられる「ランチ・スイーツ企画」を実施。「たまにはプチ贅沢なランチを楽しみたい!」という主婦層のハートをがっちりつかみ、すでに12年ほど続くキューピットの名物キャンペーンに成長しました。

「こうした企画で競合他社との差別化を図るとともに、ストアコンセプトである『おいしい・たのしい・やさしい』の『たのしい』をお客さまにご提供しています」と、営業企画室室長の長井利曉(としあき)さん。

また、人気スーパーの商品をキューピットで限定販売する「成城石井フェア」や「コストコフェア」なども手がけている。でも考えてみれば、同業他社の商品を自社で扱うという、かなり型破りな企画でもありますよね。

「そうですね。でも、こうした新しいことへの挑戦こそがこの仕事のやりがいであり、醍醐味です」と長井さん。営業企画室の役目は、キューピットというお店のファンを増やすこと。日頃からアンテナを張り、お客さまが喜ぶ「コト」や「モノ」を考える。前例がなくてもやってみる。それが人気企画を生み出すカギなのかもしれませんね。

イメージ
POPは、お客さまのハートに届けるラブレター!

「スーパーで働くなら、バイヤーや企画担当をしてみたい」と思う人も多いかもしれません。でもまずは、実際の店舗で経験を積むことが第一歩!そこで2014年に入社し、野菜や果物を扱う青果担当として南紫竹店で働く、大山さんにお話をうかがいました。

店舗での業務は、売場管理、発注、接客、POP作成など。中でも大山さんは「コトPOP」という、商品がお客さまに与えるメリット=「コト」を伝えるPOP作りに力を入れているそうです。

「『コトPOP』は、お客さまへのラブレターのようなもの。商品に興味を持っていただき、購入する一つのきっかけになったら嬉しいですね。お客さまからいただく『おいしかったよ』の言葉が、何よりの励みになります」

お客さまの買い物が楽しくなる売場作りを心がけ、さまざまな工夫をしているという大山さん。今後の目標については「接客のスキルや商品知識をさらに身につけ、サブチーフを目指したいです」と語ってくれました。

イメージ

IPPO君の独り言

本部では週に1回、社長とバイヤーがミーティングを行い、店舗では、社員とパートの垣根を越えたコミュニケーションが確立している同社。今回取材して、キューピットはお客さまとの距離が近いことはもちろん、役員や従業員同士の距離もとても近い会社であることが分かりました。
 単に「スーパーに行く」のではなく、「キューピットに行く」と思っていただける接客をモットーに掲げる同社。その目標に向かって従業員が密に連携し、明るく仕事に取り組む姿が印象的でした。

イメージ