にいがた就職応援団ナビ2019

IPPO君がゆく!応援団ルポ
暮らしに欠かすことのできない、安全性と利便性を提供

道路や橋など、暮らしに欠かせない構造物を設計

建設コンサルタントの未来を考える「クリエイトセンター」をルポ!

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福田組のグループ企業として、1975年に創業したクリエイトセンター。道路や橋、トンネルなど、暮らしに欠かせない構造物を設計する建設コンサルタントです。創業40年という節目の年を過ぎ、同社が今もっとも力を入れているのが、人材育成。社会インフラの付加価値を高めていく上で、技術者のスキル向上が不可欠となっているそうです。「会社をよくするのは、社員自身」という考えのもと、社員が主体性を持って仕事ができる風土づくりにも力を入れています。活躍している社員たちは、どんな方々なのでしょうか。さっそく直撃!また、社員全員で会社の未来を考えた「未来検討アクションプラン」についてもお話を伺ってきました。

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建設コンサルタントってどんな仕事?

暮らしに欠かすことのできない、安全性と利便性を提供するのが、建設コンサルタントの仕事。私たちが社会生活を営む上で、道路や橋、トンネルなどの構造物は欠かすことのできない存在です。また、砂防堰堤などは地震や水害といった災害時に生命や財産を守る役割を果たします。自分が試行錯誤し、生み出したアイデアが、地域の人々の暮らしを便利にしたり、安心を生み出したりする。それこそが、建設コンサルタントの日々のやりがいであり、使命です。それでは、建設コンサルタントの具体的な仕事を簡単に紹介しましょう。

◯道路設計
新しい道路の設計はもちろん、狭い道路の幅を広げる、カーブを緩やかにするといった、より便利にするための改良の設計にも多く携わっています。

◯橋梁設計
橋梁だけでなく、擁壁やボックスカルバートといった、道路に関連する構造物すべての設計を手がけます。近年では補修や補強の設計も増えてきました。

◯河川設計
爆弾低気圧やゲリラ豪雨など、大雨による水害が増えています。こうした事態に備えて、堤防などの構造物を設計。また、魚の通り道(魚道)の設計もやっています。

◯砂防設計
土砂災害防止のために川につくられる設備が砂防堰堤です。いざという時に暮らしを守り、被害を最小限にできるよう、設計にも力が入ります。

◯点検・維持補修設計
全国的に問題となっている構造物の老朽化。5年に1度の点検が義務化されています。あらゆる角度から構造物を点検し、健全度を評価して報告書にまとめます。

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橋やトンネルの健康診断をしています。(設計部・北川 道則)

私が主に担当しているのは「点検」です。橋梁やトンネルといった構造物に異常がないか、安心して利用できるかをチェックする仕事。いわば、健康診断ですね。上からだけではなく、下からも、横からも、至るところから肉眼でチェックをするため、点検車を使って点検箇所に近づいたり、時にはロープを使ってクライミングのように降りていくこともあります。自分の安全を守れなければ、他人の安全を守ることはできません。現場で身を守るために、安全靴や安全帯の取り扱いには特に注意を払っています。

点検をした結果、問題箇所を発見した場合は、補修のための設計をして、構造物がより長く使えるようにメンテナンスをします。まだ点検の技術者が少ないのが現状。一方で注目度は高まり、仕事は増えています。縁の下の力持ちですが、人々の安全・安心を守る、やりがいのある仕事です。

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未来を築くための取り組みにも力を入れています。

2015年に創立40周年を迎えたクリエイトセンター。節目の年をきっかけに始動したプロジェクトが「未来検討アクションプラン」です。未来へ向けて歩んでいくために核となる4つのプランを立案。その中身は「継続的な発展のための“売上げUP”」「人材を育成し高い技術力養う“会社力UP”」「社員構成の適正化をはかる“若返り”」「働きがいのある職場をつくる“ワークライフバランス”」。全社員を4つのグループに分けて、担当するプランの具体的な内容について意見を出し合ってまとめていきました。1年以上の時間をかけて、2016年11月に完成。未来検討アクションプランは策定して終わりではなく、当社の進むべき道を確認するための羅針盤として活用していくものです。実際に運用をしながら毎年振り返りをしていきます。このプランには、当社の未来への願いが込められています。5年、10年とさらに会社が歩みを進めていく中で、中心となって活躍するのは社員たちです。だからこそ社員全員の力で経営方針を作り上げて、活用していってほしい。社員が自らの手でつくる会社をめざす当社らしいやり方だと思います。

また、技術面でも新時代へ向けた取り組みに力を注いでいます。一例として、国土交通省が建設現場の生産性向上を目的として推進しているICT技術を当社でも活用しています。具体的には、パソコン上で図面(2次元)として描いていた設計図を立体的(3次元)に作成できる「CIM(シム)」の導入です。直感的に設計ができるだけでなく、設計の知識を持たない地域住民のみなさんにも分かりやすく説明することが可能となります。2017年の業務では、CIMを活用した立体的(3次元)な図面を用いて、設計内容を地元住民のみなさんへ説明することで、施設完成後のイメージを持ってもらうことができました。スタンダートになる時代は、すぐそこです。今後も、CIMへの取り組みを進めていきます。

人々の生活がある限り、土木構造物を設計する建設コンサルタントの仕事がなくなることはないでしょう。次の時代へ向けた準備を進めておくことも、地域に貢献していくために欠かせない重要な使命なのです。

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IPPO君の独り言

社員の資格取得サポートも手厚いクリエイトセンター。受験や講習会の費用、交通費を会社が負担し、合格すると褒賞金も支給されています。会社が指定する資格の中には、技術士やコンクリート診断士などの技術系だけでなく、事務系の資格も含まれていて、すべての社員のスキルアップを図りたいという同社の姿勢を知ることができます。「社員が自らの手でつくる会社」という言葉には、社員の未来と成長に対する大きな期待が込められていることを実感する取材でした。

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