にいがた就職応援団ナビ2019

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"ガス栓"国内トップシェアの礎は
精密を極めた高技術と抜群の対応力

ガス栓の国内リーディングメーカーとして確かな実績を持つ光陽産業株式会社。都市ガス用に続いてプロパンガス用でもシェアトップを築くなど、業績は好調に推移している。その安定感を信頼につなげ、ガス栓にとどまらず水道の部材や新幹線の車輌用バルブの分野にも進出し、ここでも着実に存在感を示している。それらを支えるのは、超精密にこだわった高い加工技術と、クライアントのニーズを的確にとらえる対応力。大いなる強みを武器に、海外への展開も具体化している。

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ガス栓・バルブ製造販売

COMPANY PROFILE

光陽産業株式会社

本社/〒142-0042東京都品川区豊町4-20-14
上越工場/〒943-0828新潟県上越市北本町3-1-8
TEL/025-523-2181URL/http://www.koyosangyo.co.jp/

事業内容/都市ガス・プロパンガス用ガス栓・バルブ、その他関連部材の製造販売

創立/1926年資本金/3億円社員数/339名

ガス栓トップメーカーとして海外にも進出
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光陽産業が製造・販売しているのは、家庭で使う都市ガスやプロパンガスなどのガス栓。都市ガス用ガス栓は実に40%のシェアを築き、国内トップシェアを誇っている。また後発だったプロパンガス用も、供給機器メーカーと協力することで目標のシェア30%を達成した。その分野でも堂々1位となり「正真正銘、ガス栓のトップメーカーになったと実感しています」と社長の大山は語る。

「東日本大震災後の電力需要の問題や電気料金の値上げに伴い、全国的にガスシフトが進んでいます。ガスで節電をはかる流れもあってガス機器の販売が好調なので、当社の製品もそれに引っ張られて上昇線を描いています」。加えて、コストダウンや環境配慮を理由に大手企業が重油から天然ガスに燃料を切り替える動きや、寒冷地で暖房に利用していた灯油をガスに移行するケースにも後押しされ、さらなる成長が期待されている。

これから注力していくのは海外に向けての展開だ。「中国に立ち上げた子会社が本格的に稼働し、中国の大手ガス会社に正式採用される製品も出ています。特に中国東北三省を中心に活動し、北京にも営業範囲を広げています。また、中国向けの鉄道車輌用バルブの現地生産も始まりました。まだ拠点は設けていないものの台湾への輸出も徐々に拡大しています。今後はこのような動きをさらに活発化させていきたいですね」。その順調な成長を支えるのは、他の何でもない、卓越した技術力なのである。

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ミクロン単位の超精密仕上加工技術こそ最大の強み
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同社が主に生産を手がける都市ガス用のガス栓は、火災時にガスが漏れないような高い耐火性を実現している。ガスの開閉機構にゴムやパッキンを用いる一般的なバルブとは異なり、金属と金属を接触させてシールする「メタルタッチ」を採用していることが大きな特徴。接触する互いの部品に高度な加工がされていないとガス漏れが生じてしまうため、ミクロン(1/1000mm)単位での超精密仕上加工を施している。その高度な技術力こそ、同社が誇る最大の強みなのだ。

「一口にガスと言っても多種多様です。異なる仕様に対して、オーダーメイドでお客様に対応するのは大変ですが、一方でやりがいにもつながっています」と大山。ガス会社から各家庭へと供給するパイプの元と先では圧力も流量も大幅に違い、条件もさまざまに変化する。国内は比較的統一されているが、同社が進出している中国では仕様もバラバラ。そこにきめ細やかに対応できる生産体制も、同社が厚い信頼を受ける理由だろう。

また、日本ガス協会が発表した「2020年までにガス事故による死亡者ゼロを目指そう」とする長期方針に基づき、保安向上を実現する製品開発にも注力している。「ホースをつなぐと自動的にガスが流れ、外すと遮断される『ガスコンセント』という既存の製品はガス事故防止に有効。施工性・操作性を改善した新製品を投入し、さらなる普及促進に努めています」。

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誇るべき技術を他分野でも発揮
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最近では、ガス栓で培ってきた高い技術を他分野でも発揮し、積極的にシェアを拡大している。そのひとつが、水道関係のバルブや継手。同社の開発部門や水まわり機器メーカーと共同開発に取り組み、OEMとして生産を行い業績も好調だ。

それだけではない。東海道山陽新幹線N700系、2015年に開業した北陸新幹線E7系・W7系、さらに中国や台湾の新幹線の車輌には、同社のバルブが使用されている。また中国では今、地下鉄や高速鉄道が多く敷設されているほか、アメリカをはじめとする様々な国ではモーダルシフトによって電車を新たに導入し始めている。「新車輌を立ち上げる際は一挙に何百輌と製造します。その後は年間4~5編成ずつ製造していき、定期的に古い車輌と入れ替えるというのが通常の流れ。そして全てが入れ替わったころには、また新しい型が立ち上がっている。つまり定期的な需要が発生するため、車輌用バルブの生産量は右肩上がりなんです」と大山。そのような明るい展望にも、同社の確かな技術力と対応力、そして柔軟性が表れている。

企業理念は「モノづくり、ヒトづくり、コミュニティづくり」。ヒトづくりの強化として実技に主眼を置いたスキル研修を制度化するなど、あくまで製造の現場をベースにした教育訓練にも力を入れている。ここ新潟から世界へ羽ばたく高技術は、磨き上げられたヒトの力に支えられているのだ。

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