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岩村養鶏株式会社

日本の「食」と「健康」を守る
国内シェアNo.1の岩村養鶏、その実力


常務取締役/岩村 忠輔

「新潟を代表する生産物は?」と聞かれたら、お米やお酒、金物と答える人が多いのではないでしょうか。あまり知られていないですが、実は「ヒヨコ」も新潟の代表的なもののひとつなのです。「え、ヒヨコ?」と侮るなかれ。毎日の食卓に欠かせない「卵」、そして私たちの健康を守ってくれる「インフルエンザワクチン」、このふたつを安定的に生産するために欠かせないのがヒヨコという存在なのです。

岩村養鶏は、ヒヨコの生産羽数において全国No.1のシェア(2017年現在)を持つ企業。その実力について詳しく知るために、お話をうかがってきました。

基本データ

  • 設立/1961年11月
  • 資本金/2400万円
  • 本社所在地/新潟県新発田市住吉町2丁目6番23号
  • 連絡先/0254-22-2269
  • 社員数/80名(2017年3月現在)
  • 売上高/81億円(2016年12月実績)
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岩村養鶏の事業内容について教えてください。

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大正10年に農場から始まった岩村養鶏は、2020年で創業100周年を迎えます。当社の事業は、簡単にいうと、卵からヒヨコをかえし、採卵養鶏場に出荷すること。取引先の採卵養鶏場でヒヨコは成鳥となり、そのニワトリたちが産んだ卵が私たちの食卓に届くわけです。九州を除く全国に取引先があり、日本国内の生産羽数の20%強を当社が占めています。スーパーで売っている10個入りパックの卵。そのうちの2個は私たちが関わっている計算になりますね。

もうひとつ、当社にとって重要な事業が「ワクチン卵」です。毎年冬になると、インフルエンザの予防接種をする方も多いと思いますが、そのワクチンは「有精卵」を使って培養されます。当社はワクチンメーカーに有精卵を提供。年々ニーズが高まり、こちらでも高いシェアを獲得しています。元気なヒヨコとワクチン卵を安定的に供給することで、日本の「食」と「健康」を支えるのが岩村養鶏の事業なのです。

岩村養鶏の強みは何でしょうか。

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私たちが扱っているのは農産物でも工業製品でもなく、「生きもの」です。そのため一番の大敵となるのが病気。私たちは何十年にもわたって、衛生環境の徹底に注力してきました。洗浄や消毒作業に時間をかけ、ヒヨコたちの健康を守っています。昨年、新潟でも鳥インフルエンザが発生しましたが、当社では感染した鳥は出ていませんし、発生しないように日々努力しています。

現在私たちは2社のワクチンメーカーと取引がありますが、この衛生レベルの高さが評価されているからこそ、医薬品業界からも信頼をいただけているのだと思います。

また、卵は「物価の優等生」と言われているのをご存知でしょうか。何十年にもわたって変わらない金額で販売される背景には、生産者のたゆまぬ努力があります。そのひとつが、コスト抑制のための「大型化」。昔の鶏舎は1〜2万羽が入るサイズでしたが、最近では10数万羽レベルのものも増えてくるなど、採卵養鶏場の施設そのものが大きくなっています。そうなれば、一度に求められるヒヨコの数も桁違いに増えます。当社は1日で最大約17万羽のヒヨコを出荷することが可能。これは日本最大級です。養鶏産業の大型化という時代の要請に合わせた、力強い供給力。これも当社の強みと言えます。

貴社の仕事のやりがいは、どんなところにありますか?

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生産管理や品質管理、企画営業、販売管理と、当社にはさまざまな職種があり、施設も県内外にあります。社員一人ひとりが自分の個性に適した環境で力を発揮することで、やりがいを感じて働くことができるのではないでしょうか。また、当社は世代交代の真っ最中です。40歳の私をはじめ、経営陣も若返りを図っています。若手社員には、将来的に会社の中核を担う人材として活躍するチャンスがあります。

扱うものが「生きもの」という点も特徴的なところかもしれません。成長していく過程に関わることは、仕事に対して格別の思いをくれることもあります。もちろん、私たちのヒヨコが全国に旅立ち、日本中の人々の暮らしに関わっているダイナミックさも当社で働く魅力といえるでしょう。

今後の事業展望について教えてください。

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まずはさらなる生産力の向上。ヒヨコの市場全体の3割までシェアを高めることを目指しています。当社の施設は常に建設や改修をしていて、まさに進化の途中。まるでサグラダ・ファミリアです(笑)。さらに生産効率を高めていきたいと考えています。

また、少しずつですが農産物の生産も始めています。各施設から出てくる「鶏ふん」。これを肥料として有効活用しながら、色々な野菜を作り、販売していけたらと思っています。

世界を見渡しても、生卵を食べるのは日本だけです。卵の品質で言えば、日本は世界一と言ってもいいと思います。卵かけご飯やすき焼き、おいしいですよね。現在鶏卵業界で考えているのは「2020年、世界に向けて生卵をアピールすること」。寿司も最初は受け入れられませんでしたが、今では生魚を食べる習慣のなかった国々でも愛される日本食になりました。生卵もきっと世界に広まるはず。その時には、当然ヒヨコも必要になってきます。2020年が今から楽しみです。

求める人材、期待する活躍について教えてください。

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当社は歴史がある分、年配の社員も増えてきました。そのため世代交代を進めているのですが、まだまだ新しい発想が必要です。品質管理の効率を上げるためにも、AIに代表されるような新技術を積極的に取り入れていきたい。新しい方には、当社を進化させるための新発想に期待します。

養鶏に関する知識は、入社前は全くなくても構いません。その代わりに必要なのが、チャレンジ精神。どんなことにも前向きに挑戦していける姿勢を持つ方と、岩村養鶏の次の100年を作っていきたいですね。

取材を終えて…

日本で生産されている卵の数を人口で割ると、国民全員がおよそ毎日1個ずつ食べている計算になるそうです。あまりに身近な存在なので、卵を産んでいるニワトリがどこから来るのか、今まで考えたことがありませんでした。今回の取材は、「ヒヨコってすごい」という驚きの連続でした。

「新潟がヒヨコの一大産地だということを、もっと知ってもらいたい」と語ってくださった岩村常務。まだ知られていないということは、これから知ってもらえるというチャンスでもあります。日本の食と健康に欠かすことのできない岩村養鶏の仕事。ここに光る価値を感じた方は、ぜひエントリーしてみてください!

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