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理系必見!技術で輝く企業

株式会社長岡歯車製作所

動力を伝える、回転を伝える、回転速度や回転方向を変える部品として、古くから使われている歯車。(株)長岡歯車製作所は創業以来60年の歴史を持つ、歯車を一貫生産する専業メーカーです。「質より量」「易より難」をモットーに、高精度の歯車、高機能の歯車の研究、開発、製作を行っています。また、培ってきた技術を活かし、特殊な形状の「クリエイティブな歯車」も開発。製品の特徴や強みなど、同社の詳細についてご紹介します。

基本データ

設立/1946年11月 資本金/4500万円
本社所在地/新潟県長岡市下条町777
連絡先/0258-23-3333 社員数/43名(2010年3月現在)
売上高/4億5000万円(2009年6月実績)

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多様な歯車をオーダーメイドで製作

歯車を見たことがないという人はいないのではないでしょうか。私たちの身のまわりで活躍している歯車の歴史は古く、紀元前にまでさかのぼります。時代とともに歯車は発明、工夫、改良が重ねられ、発展してきました。

昔の製作方法はもちろん手作りでしたが、1540年頃にヨーロッパで時計用歯車の歯切り機械が発明されて以来、歯車製作も工業化が進み、現在では精密機械によって非常に精度の高い歯車が作られるようになっています。日本においても戦後、工学系の大学で歯の形や精度、加工機械などが研究され、歯車の技術は飛躍的に進歩しました。材質も鋼や合金鋼、さらにプラスチックやセラミックなども使われるようになり、今では、強く、静かで、効率良く確実に力を伝える機械部品として、私たちの暮らしを支えています。普段は隠れていて目にすることは少ないですが、工作機械や印刷機械、時計、自動車など、あらゆる機械の内部で歯車は活躍しています。

「長岡歯車製作所はこの歯車の専業メーカーとして、多品種少量生産であらゆる歯車のニーズに応えています。同社の製作する歯車は、基本的にオーダーメイド。技術相談に乗りながら、「こういう歯車が欲しい」という注文に、一つ一つ応えています。柔軟な対応力と、それに応えられる高い技術力が同社の強みです。

歯車をつくる工程では、金属加工のさまざまな技術が結集されています。高精度に仕上げるためには、材質選びから旋盤加工、歯切り、熱処理、研削加工と、どの工程にも高度な技術が欠かせません。

古い文献をヒントに非円形歯車の製造ノウハウを確立

「農業機械用から始まった当社の歯車製作ですが、高精度な製造が実現できるにしたがって、工作機械、印刷機械、空気圧機関など、さまざまな用途の歯車を手がけるようになりました」と、山崎隆社長は同社の歴史を話します。

また同社では、「非円形歯車」という特殊な歯車の製造ノウハウを独自に確立した実績も持っています。文字通り円形ではないため、軸が等速で回転しても回される歯車は回転速度が変化するのが特徴の「非円形歯車」。この歯車の考え方自体は昔からあったのですが、想定通りの速度変化を得られる歯車を正しく作る研究は、あまり行われていませんでした。そこで同社では、古い文献を調べながら研究と試作を重ね、高い技術とノウハウを活かして国内でもほとんど例を見ない非円形歯車の生産を実現したのです。

「安定した品質で、納期に間に合わせるというのが、常に私どもが心がけていること。非円形歯車の場合は、こんな機構で、末端の動きをこうしたいというのが、言葉や絵でお客様から指示をもらいます。それに対して当社で案を出し、試作を重ねて、ようやく形が決まるということが多いですね。当社は歯車に関する知識は持っていますが、機構全体については打ち合わせの中でお客様から教えてもらうことも多いんです。ですから様々な知識を蓄積させていく面白さもありますね」。

「歯車」という奥の深い世界を極めていく面白さ

▲代表取締役社長 山崎 隆氏

卓越した歯車製造技術の他にも、風通しの良いフラットな社風や、団結力のある温かい雰囲気も長岡歯車製作所の魅力です。社員の皆さんが、仕事に面白さややりがいを感じながら働いているからこそ、にじみ出てくる雰囲気に違いありません。では、同社ではどのような人材像を求めているのでしょうか。

「『モノ作りが好き』という思いはベースとして持ちつつ、そこからさらに新しいことにも挑戦できる、そんな方に来ていただきたいですね。非円形歯車のように歯車にもまだまだ可能性があるかもしれません。そんな探究心から自分なりの夢を見つけていってもらいたいですね」と、山崎社長は求める人材について話します。

さらに、「歯車の製造工程は、あらゆる金属加工の技術が結集しています。つまり総合力が試されるということ。機械操作が好きな方、モノ作りが好きな方ほど面白い、そして奥の深い仕事だと思います。興味のある方には、ぜひ来ていただきたいですね」とも語ります。

歯車の持つ機能とは、「動力を伝える」というごく基本的なもの。しかし単純ゆえにその普遍性も高く、世の中に機械がある限り歯車がなくなることは決してないでしょう。奥の深い「歯車」という一つのことを極めていく面白さが、同社にはあると言えます。

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